コスパ抜群の96%レイアウトキーボード、現る。
2025年9月に開催された「TKX2025」にも出展していた「RK(ロイヤルクラッジ)」が日本市場に投入してきたのは96%レイアウトの日本語配列風キーボードです。
高品質ながらも驚異的なコスパを誇るキーボードとなっています。
英語配列の外郭をそのままに日本語配列風に変換している代償はあるものの、玄人でも打鍵感・打鍵音に満足できるキーボードと言えるでしょう。
本記事では、RK M100 日本語配列についてレビューしていきます。

- レトロなルックスがクール
- コスパ抜群で安い
- 打鍵感が素晴らしい
- キーマップ変更にも対応
- 完璧な日本語配列ではないため癖が強い
- 交換用キーキャップが現時点では存在しない
- キーマップ変更ソフトへの動線に課題
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価格・販売形態・入手性
- 入手性:★★★★★(非常に入手しやすい)
- 価格:15,000円程度
- 販売形態:通常販売
- 再販予定:常時ストック販売
- 入手先:Amazon(日本)/ 海外公式サイト
RK M100日本語配列のスペック概要
| 項目 | 内容 |
| 製品名 | RK ROYAL KLUDGE M75 |
|---|---|
| メーカー | RK ROYAL KLUDGE (Royal Kludge) |
| レイアウト / 配列 | 75%レイアウト / 81キー(英語配列/US ANSI) |
| キースイッチ | クリームスイッチ(45gfリニア) 軽音軸(37gfリニア) ※ホットスワップ対応(3ピン/5ピン) |
| キーキャップ | PBTキーキャップ おそらくはANSIベースの印字はダブルショット 側面印字と日本語のかな印字は昇華印刷 |
| マウント方式 | ガスケットマウント |
| 吸音フォーム | 4層吸音フォーム搭載 |
| 接続インターフェース | 3モード接続対応 ・有線(USB Type-C) ・2.4GHz無線(ドングル付属) ・Bluetooth 5.1(最大3台マルチペアリング) |
| バッテリー容量 | 3750mAh |
| バックライト | RGB(南向きLED / South-facing) |
| ポーリングレート | 1000Hz(有線・2.4GHz接続時) |
| 本体サイズ | 約 328 x 139 x 42 mm |
| 重量 | 約 660g – 760g(構成により変動) |
| 対応OS | Windows / macOS / Android / iOS |
| ソフトウェア | RK専用ソフトウェア対応 (キーマップ変更・マクロ・LCD設定等) https://drive.rkgaming.com/ |
| その他機能 | ・LCDスマートディスプレイ搭載(バッテリー、時刻、接続モード表示、GIFアニメ等) ・ロータリーノブ搭載(音量調整、モード切替) ・USBパススルーポート(Type-C) |
| 参考価格 | Amazon販売ページ参照(変動あり) |
レビュー環境
レビュー環境は下記の通りです。
- 接続環境:macOS
- 使用スイッチ:クリームスイッチ(軽音軸もあり)
- レイアウト:96%ANSI
- 主な用途:コンテンツ執筆(日本語のタイピング)
キースイッチスペックはこちら▷▷


打鍵感・打鍵音の評価
スイッチ:クリームスイッチ
- 打鍵音の大きさ:★★★★☆(ASMR的で気持ち良いが周囲は気になるレベル)
- 音の高さ:やや高い
- キーの重さ:普通(ショートストロークなので若干押下圧よりは軽く感じる)
- 底打ち感:くっきり
- キーのぐらつき:ふつう
RK M100 日本語配列風のメリット
RK M100 日本語配列風のメリット
- レトロなルックスがクール
- コスパ抜群で安い
- 打鍵感が素晴らしい
レトロなルックスがクール

RK M100のメリットは、「レトロ」さとポップさが同居しているルックスにあります。
一見すると「赤をベース」にしたカラーは日本のデスクシーンではあまり見かけませんが、実際においてみるとかなり「ハマり」ます。
アイボリーをベースとしたキーキャップの印字はアクセントカラーに合わせたエンジ色になっているのもポイントでしょう。

コスパ抜群で安い
RK M100は驚異的なコスパを誇ります。
わずか15,000円程度で96%サイズの日本語配列風キーボードが手に入るのは魅力的と言えるでしょう。

無線対応に加えてキーマップ変更可能、液晶付き、ホットスワップ対応でキースイッチ交換可能、ガスケットマウント+4層吸音材で打鍵感は抜群、印字が消えないPBTダブルショットキーキャップ、8000mAhバッテリー内蔵で充電知らずなどなど、良い意味で「価格に見合わない機能」が全部盛りとなっています。


打鍵感が素晴らしい
RK M100は素晴らしい打鍵感を誇ります。
その秘密は基板をケース内部で浮かすような仕組みの「ガスケットマウント構造」となっていることが最も大きな理由でしょう。

RK M100は、POM(弾力性があり柔らかい素材)スイッチプレートの表裏を挟み込むようにシリコン製のパーツが付いています。
そのシリコンをケースで挟み込むような構造となっているため、打鍵時の衝撃を抑えることができ、結果として「非常に柔らかな」打鍵感を実現しているのです。
さらには、複数層にわたる吸音材も搭載していることから、よりデッドで「コトコト」とした打鍵音を楽しむことができます。
キーマップ変更にも対応
RK M100は、オリジナルキーマップ変更WEBアプリ(https://drive.rkgaming.com/)を用いてキーマップ変更、マクロ設定、ライティング設定が可能です。

RK M100 日本語配列風のデメリット
RK M100 日本語配列風のデメリット
- 完璧な日本語配列ではないため癖が強い
- 交換用キーキャップが現時点では存在しない
- キーマップ変更ソフトへの動線に課題
完璧な日本語配列ではないため癖が強い
実はRK M100は「完璧な日本語配列」ではありません。
下記に競合機種であるKeychron K4(日本語配列)と比較してみましょう。
ご覧いただいてわかるように、M100は「_\(ろ)」キー(右シフトの左側)がありません。


Kawamuraこれは中国ブランドが「ANSI」を標準配列としている影響です。
ANSIの基板を最小加工で日本語配列へ変換するためには、「ろ」を搭載しないのが最も楽なのです。
この「ろ」を入れるだけで、基板を再設計する必要が出てきます。
(このレイアウトで変更するには、左シフトを短くして、Z行をすべて左にちょっとずつずらす必要があります)
「ろ」の入力は、Fnキーを押しながらと「?」を押すと入力できるようです。
(つまり「ろ」は裏レイヤーにあるということです)

「アンダーバー(_)」や「バックスラッシュ(\)」の入力頻度を考えるとそこまで気にしなくても良いようにも思いますが、気になる人は気になるでしょう。
交換用キーキャップが現時点では存在しない
RK M100日本語配列モデルには、交換用キーキャップが存在しません。
日本語配列の交換用キーキャップに関しては他社からわずかながらにリリースされているものの、スペースバーサイズが合わないのです。
本モデルのスペースバーは、3uという特殊規格となっています。
キーマップ変更ソフトへの動線に課題
RK M100はWEBアプリを使用したキーマップ変更に対応しています。

Amazonの販売ページには記載はありますが、テキストとしてのURLリンクが見当たらず、若干アクセスしにくい点はデメリットとなりえます。
【写真で見る】RK M100レビュー
それでは早速、実機の写真を見ていきましょう。
かなりしっかりした箱に入っています。

黒とオレンジのパッケージングはかなり目を惹きますが、本体がこれだけシックなルックスなので、もうちょっと大人しい外装のほうが好まれそうですね。

公式サイトはこちら(https://www.rkgaming.com/)となっていますが、公式オンラインサイトは別URLなので注意が必要です。

内容物を確認しましょう。
内容物は、キーボード本体、マニュアル(日本語対応)、キースイッチ/キーキャッププラー、USBケーブル(Tyep-A to C)、予備スイッチ、分解用のピックです。

マニュアルに関しては、日本語での違和感はほとんどありません。



外観を見ていきましょう。
提供品はANSIレイアウトとなっていますが、日本で購入できるのは日本語配列のみです。


全体のイメージカラーはワインレッドとなっており、アルファキーを中心にアイボリー寄りの白いキーキャップ、モディファイアキーがケースカラーと同色のワインレッドとなっています。

アクセントとして、Esc、エンター、アローキーのみ黒いキーキャップとなっていますね。
アルファキーの印字は黒ではなくワインレッドとなっている点はいいですね。
全体の統一感がぐっと上がります。

側面にも印字があるのは珍しいですね。

キーレイアウトは特殊キーを除いた96%キーレイアウトとなっており、テンキーが付いていながらも横幅が短いのが特徴です。

通常の96%キーボードであれば特殊キーなどが配置される4キー分のスペースには、接続先切り替えノブとロータリーエンコーダーが設置されています。

その左脇にはインフォメーションウィンドウがあります。


ここで大きく表示されるのは「充電残量%」となっており、そのほか接続モードやWindows/Macモードなどが表示されます。

側面を見ていきましょう。
手前右側にはブランドロゴがあります。

ケースは2トーンとなっており、背部のみ別パーツで構成されているようです。

背面にはUSBポートのみとなっており、それ以外のスイッチはありません。
Kawamuraケース設計上、側面にスイッチ類が無い方がやりやすい点は私も同意です。この辺りは最近のメーカーで多くなってきていますね。

裏面もツートン構成となっており、ティルトレッグは内蔵式で2段階の調整が可能、デフォルト状態と合わせると3つの角度を選択できます。




キーキャップについて見ていきましょう。
採用キーキャップはいわゆるCherryプロファイルライクなものとなっており、ステップスカルプチャードスタイル(行によって傾斜が異なる)、およびシリンドリカルデザインとなっています。

ホーミングキーはバータイプです。


キーキャップの素材はPBT、印字はダブルショットとなっていますが、サイドプリントはおそらくは昇華印刷です。



ステムの成型もかなり綺麗ですね。
この価格帯でこのクオリティのキーキャップというのは信じられません。

LEDは北向き配置、プレート素材はおそらくPC(ポリカーボネート)です。

あの柔らかい打鍵感はPC+ガスケット構造にあると思います。

キースイッチはクリームスイッチがインストールされていました。
こちらですが、クリームスイッチ(45gf)と軽音軸(37gf)という二種類のキースイッチが選べるのですが、どちらも通常のリニアスイッチとなっており、静音スイッチではない点は十分注意が必要です。

スイッチには「RK」の刻印があり、オリジナルスイッチのようです。

5ピン構成で、CherryMX互換キースイッチとなっています。




まとめ

以上、RK M100日本語配列モデルの特徴についてお伝えしてきました。
メカニカルキーボードシーンが盛り上がりを見せる中で、日本語配列キーボードの数はまだまだ少なく、96%レイアウトとなるとかなり数が絞られます。
本機は「ろ」がない「なんちゃって日本語配列」とはなっているものの、価格や打鍵感、キーマップ変更機能を備えている点を踏まえると、非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢の一つだと言えるでしょう。
- 初版執筆日:2026年1月16日
- 最終更新日:2026年1月16日
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