JezailFunder Jiffy75(SP75)先行レビュー|スイッチングコストを抑えた使いやすい左右分割75%キーボード

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Cornixを見送った方、こちらが実は本命かもしれません。

JezailFunderが送り出す最新作「Jiffy75(SP75)」は、前作「Cornix」のフィードバックを反映し、最も使い勝手の良い「75%配列」を維持しながら左右を完全に切り離した、エルゴノミクス志向のメカニカルキーボードです。

エルゴノミクスといっても、中身は慣れ親しんだ横ずれ(ロウスタッガードレイアウト)となっており、左右分割ですが一体型としても利用できるのが魅力的。

英語配列キーボードではあるものの、Cornixのような特殊レイアウトではないため、スイッチングコストが低く使いやすいキーボードと言えるでしょう。

Cornix同様のアルミ筐体と独自の静音設計が融合した、新たな一台を詳しく解説します。

ここで紹介するキーボードは現在はクラウドファンディングのみでご購入いただけます。クラウドファンディング終了後の価格は現状を維持することが難しい可能性が高いため、よくご検討ください。

この記事でわかること

  • Jiffy 75の基本仕様と立ち位置
  • 分割75%という設計の意味
  • 木製アクセントやノブの実用性
  • Tri-Mode接続の扱いやすさ
  • 実際に使って感じたメリット・気になる点

デザインだけでなく、日常的に使える完成度なのかという視点で整理しています。

こんな人におすすめ

  • 分割キーボードに興味はあるが、スイッチングコストは最小にしたい(ロウスタッガード派)
  • 簡単にキーマップが変更できる完成品キーボードが欲しい
  • ファンクションキーはマストだけど縦に長いルックスは好きじゃない
  • 有線だけでなく、Bluetooth / 2.4Gを含む無線運用も視野に入れている

注意すべき情報

  • ANSIレイアウトのみ。日本語配列ユーザーにとってはある程度の慣れが必要
  • 分割キーボードはタッチタイピングができないと使いにくい可能性が高く学習コストがかかる
  • 75%キーボードではなく65%キーボードのため、ファンクション行は数字キーの上にはない
    • 代わりに左右に配置されているキーをファンクションキーとして利用可能(キーマップ設定による)
客観的総評

Jiffy 75は

  • 75%レイアウトの利便性
  • 分割構造による姿勢の自由度
  • 木製アクセントによるデザイン性
  • ノブ搭載による操作性

これらを融合させた意欲的なモデルです。

一方で、分割キーボード特有の慣れや、独自ソフトウェアへの依存は検討ポイントになります。

デザイン性とロウスタッガードレイアウト採用による機能性を両立させたいユーザーには、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

■ 本コンテンツの注意事項

本記事では、公式に公開されている仕様情報と、筆者が実機を触って感じた印象を分けて記載しています。

  • 仕様や機能に関する情報 → 公式公開情報ベース
  • 打鍵感や質感など → 筆者の主観的レビュー

レビューで使用しているものは製品版とは異なる可能性があります。発売前製品のため、最終仕様とは異なる場合がある点をご理解ください。

Jezail Funder SP75はプロモーション目的でJezail Funder Japan(合同会社陶熹)より貸与されました。
本記事のリンクより成約した場合は、Greenkeysを運営するGreenEchoes Studioが報酬を得る場合があります。

Jezail Funder Jiffy75 (SP75)
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総合評価
( 5 )
メリット
  • 実用的な左右分割型キーボードでスイッチングコストが低い
  • ビルドクオリティが非常に高く所有欲を満たす
  • 人工物×木材のバランスが素晴らしい
  • 打鍵感がよくオフィスでも気兼ねなく使える
  • キーマップ変更に対応し自分だけの一台を作り上げることが可能
  • 驚異のバッテリーライフで有線から解放
  • カラーバリエーションが豊富
  • 完全無線で分割キーボードが利用できる
デメリット
  • 日本語配列がないため一般ユーザーにはある程度の慣れが必要
  • タッチタイピングを習得しないと左右分割への対応が困難な可能性
  • キーボードとしては価格がやや高額
タップできる目次

価格・販売形態・入手性

  • 入手性:★★☆☆☆(クラウドファンディングのみの入手となるため希少)
  • 価格帯:$199 〜 $219(プレッジの種類による)
  • 販売形態:予約販売(キックスターター)
  • 販売期間: 2026年3月10日21時(日本時間) 〜 3月28日
  • 入手先:キックスターター
  • 配送予定:2026年4月中旬 〜 5月上旬(支援時期により異なる)

キックスタータースケジュール

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Screenshot

Jiffy75は現在、キックスターターでのクラウドファンディング形式で展開されています。早期支援者ほど有利な価格設定となっており、Day 1特典も用意されています。

【キャンペーンスケジュール】

  • キャンペーン期間: 2026年3月10日21時(日本時間) 〜 3月28日
  • 配送予定: 2026年4月中旬から順次発送開始(バッチにより5月上旬まで)

詳細スケジュール

  • 2026年3日3日〜3月28日:クラウドファンディング実施
  • 2026年3月中旬〜4月:初回ロット量産準備
  • 2026年4月中旬:Day 1/Super Early Bird:先行発送予定
  • 2026年4月下旬〜5月上旬:メインロット出荷
  • 2026年5月(条件付き):大規模生産(注文数が上限を超えた場合)

キックスターターでの価格

キックスターターでの価格は下記の通りです。

購入時期が早いほどお得に購入できる傾向にあります。

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欲しい人はキックスターター開始直後の「Day1 Special」での購入がおすすめ!

特典名価格 (USD)販売個数内容備考
Day 1 Special$199無制限(24h)Jiffy75×1/専用ポーチ×1限定キーキャップセット1つが付属(詳細確認)
Super Early Bird$199100個Jiffy75×1/専用ポーチ×1限定キーキャップセット1つが付属(詳細確認)
Early Bird$209200個Jiffy75×1/専用ポーチ×1
KS Special$219無制限Jiffy75×1/専用ポーチ×1
Jiffy75-Combo$398明記なしJiffy75×2/専用ポーチ×2限定キーキャップセット              2つが付属(詳細確認)

アクセサリーとオプション

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https://green-keys.info/tokyo-keyboard-expo-2025-vol2/#index_id8
  • 専用ウッドリストレスト:$99(ウォルナットまたはメープルから選択可能)
  • 追加キーキャップセット:$29(黒地-白印字/白地-黒印字/白地-グレー印字/オレンジ-白印字)
  • Kailhロープロファイルスイッチ:$39
  • 追加キャリングケース:$39(本体に1つ標準付属)

JezailFunder Jiffy75(SP75)のスペック概要

Jiffy75は、分離型でありながら、ハイエンド機に求められるCNCアルミ筐体と独自の静音スイッチを網羅したモデルです。

4色のカラーから選択できます」

選択できるカラー

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  • 名称:Orange|Orange x White Keycaps(オレンジ色の印字)
  • 名称:White|Silver x White Keycaps(グレーの印字)
  • 名称:Black|Walnut x Black Keycaps(墨色の印字)
  • 名称:Silver|Maple x White Keycaps(黒の印字)

パームレストはオプションとなっており、別途購入が必要です。

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■ 公式スペックまとめ

以下は公式ページ掲載情報をもとに整理しています。

  • レイアウト:75% スプリットレイアウト
  • 接続方式:Tri-Mode(USB Type-C / Bluetooth / 2.4GHz Wireless)
  • ホットスワップ対応
  • コントロールノブ搭載
  • 木製アクセントパーツ採用(Black/Silver)
  • 対応OS:Windows / macOS(※公式記載に準拠)
スペック詳細▷▷
項目内容
製品名Jiffy75(SP75)
販売・企画JezailFunder
設計JezailFunder
カテゴリ左右分割型キーボード(Split 75%)
配列QWERTY(ANSI 65%をベースにした変則配列)/英語配列モデル(日本語配列モデルなし)
キー数75キー
サイズ左:156.4 × 127.7 mm/右:176.1 × 127.7 mm
重量870 g
キースイッチCloudshell White(リニア)JZF Mist(サイレント)
ホットスワップ対応(Supported)
販売形式完成品(Kickstarterリワード)
PCB / MCU記載なし
ファームウェアJZF対応オリジナルファームウェア(表記)
キーマップ変更JZF Hub(フルキー・プログラマビリティ)
ソフトウェアJzf Hub(全キーのプログラム変更に対応)
接続方式トライモード対応:USB Type-C(有線)/Bluetooth/2.4GHz無線
左右間接続Wireless(左右も無線接続)
同時接続3台同時(3 simultaneously)
駆動方式内蔵バッテリー:2,800mAh × 左右それぞれ(計2ユニット)
バッテリー目安左:最大約1.5ヶ月/右:最大約2ヶ月
ポーリングレート有線:記載なし/無線:記載なし
キーピッチ間隔(基板上)19.05mm(標準ピッチ)
市販キーキャップ対応ノーマルピッチのロープロファイルキーキャップに対応(※ただしプレート干渉などの保証なし)
キーキャップ素材PBT
キーキャップの高さLAK(プロファイル)
ケース素材アルミ合金(Aluminum alloy)
ベゼル厚1.5mm
マウント方式未記載
追加要素プログラマブル・ロータリーエンコーダ(ノブ)
対応OSWindows / macOS / Linux / Android / iOS
価格$199(SuperEarlyBird)/$209(EarlyBird)など(リワード表示)
製品ページKickstarter

内容物

通常のJiffy75の内容物は下記の通りです。

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  • キーボード本体(左右一個ずつ)
  • キャリーケース
  • Type-Cケーブル
  • バックアップスイッチ(2個)
  • 2.4GHzドングル
  • キーキャップ/キースイッチぷラー
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$199.00(約30,000円)から

JezailFunder Jiffy75(SP75)ーレビュー環境

レビュー環境は下記の通りです。

  • 接続環境:macOS
  • 使用スイッチ:Kailh Deepsea Island MINI Pink(37gf) Linear
  • レイアウト:ANSI65%レイアウトベース(左右分割)
  • 主な用途:コンテンツ執筆(日本語のタイピング)
キースイッチスペックはこちら▷▷
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JZF Mist(Silent)

Cloudshell White(Linear) については未記載

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$199.00(約30,000円)から

JezailFunder Jiffy75(SP75)ー打鍵感・打鍵音の評価

  • 打鍵音の大きさ:★☆☆☆☆(ほとんど聞こえない)
  • 音の高さ:ー(聞こえるとするならば低音寄りのコトコト感)
  • キーの重さ:軽い
  • 底打ち感:ソフト(静音スイッチ由来)
  • キーのぐらつき:ふつう

以下からがレビューです。

JezailFunder Jiffy75(SP75)の魅力について

JezailFunder Jiffy75(SP75)の魅力について

  • 実用的な左右分割型キーボードでスイッチングコストが低い
  • ビルドクオリティが非常に高く所有欲を満たす
  • カラーバリエーションが豊富
  • 人工物×木材のバランスが素晴らしい
  • 打鍵感がよくオフィスでも気兼ねなく使える
  • キーマップ変更に対応し自分だけの一台を作り上げることが可能
  • 驚異のバッテリーライフで有線から解放

実用的な左右分割型キーボードでスイッチングコストが低い

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やはり今回のJezail Funderの作品は、マーケットニーズを満たすという点が大きなメリットだと感じています。

Cornixのメガヒットの背景にあったのは、やはり「スイッチングコストの大きさ」だと筆者は考えています。

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Cornixはキーボード枠で購入した、というよりも「ちょっと変わったおしゃれなガジェット」として購入した方が多い印象です。
仕事に効率を求める方にとっては習熟コストが高く、即戦力にはなりません。

そういった意味ではJiffy75の横ズレレイアウト×分割×ロープロは、現時点での最適解だと言えます。

ビルドクオリティが非常に高く所有欲を満たす

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Jiffy75は、非常にビルドクオリティが高いです。

木材加工も素晴らしい仕上がりですが、筆者が注目したのは「アルミ削り出しボディ」の仕上がりの良さです。

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このように、トップケースとスイッチプレートが一体成型されていてかつこれだけの精度で削り出しができるなんて信じられません。

塗装の仕上がりも素晴らしく、外装においては忖度なしに文句のつけようがありませんでした。

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カラーバリエーションが豊富

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Jiffy75は、カラーバリエーションが豊富です。

選択できるカラーリング

  • Orange x White Keycaps(オレンジ色の印字)
  • Silver x White Keycaps(グレーの印字)
  • Walnut x Black Keycaps(黒の印字)
  • Maple x White Keycaps(黒の印字)

渋さを出したい方や、専用リストレストが欲しい方は、ウォールナットアクセント/メイプルアクセントを使ったものが良いでしょう。

一方で、ちょっとポップにデスクを飾りたいのであれば、オレンジやシルバーも非常に良い選択肢の一つです。

これは複数買ってしまうのもアリかもしれませんね。

日替わりで使っても楽しいでしょう。

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まぁキーボードを打つ腕は神技のレヴォルテでもない限り2本しかないんですけどね。

人工物×木材のバランスが素晴らしい

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今回レビューしたものがウォールナットモデルだったというのもあってかなりバイアスがかかっていますが、人工物×木材は

「いいぞ…」

と感じました。

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墨色のキーキャップに黒の印字は視認性が非常に良くありませんが、このちらりと見える感じがかっこいいのです。
どちらかというとロマンですね。

打鍵感がよくオフィスでも気兼ねなく使える

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Jiffy75は、オフィスでの利用に配慮された設計となっています。

ガスケットマウント構造などは採用していませんが、彼らが新規に開発した超軽量の静音リニアスイッチ「MIST」は、オフィスで使用しても問題ないほどタイピング音が静かだと思われます。

37gfというかなり軽い押下圧となっていることもあり、女性の方でも軽いタッチでタイピングできるのが魅力と言えるでしょう。

レビューに使用したキースイッチに関しては、試作品ということもありスペックが近いものを使用しています。

キーマッピングソフト(JZF Hub)対応|キーマップ変更に対応し自分だけの一台を作り上げることが可能

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Jiffy75は、オリジナルソフトウェアを用いたキーマップ変更に対応しています。

詳細についてはまだ公表されていませんが、直感的な操作が行いやすそうなUI(ユーザーインターフェース)で期待できそうです。

Jiffy75はコントロールノブが搭載されおり、標準設定では音量調整などのメディアコントロールに割り当てられています。

これも含めてキーマップ変更できるか期待できますね。

現時点では提供版での確認となるため、最終リリース版ではUIや機能が変更される可能性があります。

独自ソフトウェアでの管理となる点は、購入前に確認しておきたいポイントです。

現時点ではオリジナルUIのソフトウェアに加えて、VIAでも変更可能となっているようです。(その際は.jsonファイルの読み込みが必要です)

驚異のバッテリーライフで有線から解放

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Jiffy75は脅威のバッテリーライフを誇ります。

左右に2800mAhのバッテリーを搭載しており、ラボテスト値では左手側最大約1.5ヶ月/右手側最大約2ヶ月のバッテリー駆動となっているのは驚きですね。

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Cornixのような筐体が小さいキーボードは物理的に搭載できるバッテリー容量が小さくなり、結果として長期間のバッテリーの持ちはそれほど期待できません。
一方で、Jiffy75のようにある程度大きい筐体であることのメリットを最大限に活かしていますね。

Tri-Mode Wireless(USB/Bluetooth/2.4G)対応|完全無線で分割キーボードが利用できる

Jiffy 75はTri-Mode接続に対応しています。

– USB Type-C 有線接続
– Bluetooth ワイヤレス接続
– 2.4GHzドングル接続

分割キーボードの場合、左右間通信の安定性も重要なポイントになります。

左右間接続も含め、完全無線接続に対応している点は素晴らしいですね。

有線接続は可能となっていますが、左右間接続は無線接続となる点は注意が必要です。

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$199.00(約30,000円)から

JezailFunder Jiffy75(SP75)を購入する前に確認したい注意点

JezailFunder Jiffy75(SP75)を購入する前に確認したい注意点

  • 日本語配列がないため一般ユーザーにはある程度の慣れが必要
  • タッチタイピングを習得しないと左右分割への対応が困難な可能性
  • キーボードとしては価格がやや高額

日本語配列がないため一般ユーザーにはある程度の慣れが必要

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Jiffy75はANSI(英語配列)のみのラインナップとなっており、日本語配列の用意はありません。

よって、普段日本語配列を利用している方が使うとなると、使いにくさを感じる可能性がある点については注意が必要です。

  • Windowsユーザーでは、半角・全角キーや変換・無変換キーがないため、自身でキーマップを設定する必要があります。
  • Macユーザーでは、英数・かなキーがないため、自身でキーマップを設定する必要があります。
  • 日本語設定をしているWindowsに接続すると、日本語配列として認識されることが多いため、実際のキー印字と入力される文字列が異なるという事象が発生することがあります。このような事態を回避するために、別途USkey2JPなどのソフトを利用する必要があります。
Windows 80TKL Japan Layout Sample
https://green-keys.info/japan-keyboard-layout-notice/
英語配列と日本語配列のキー入力の違い

英語配列と異なる主な記号例

  • @
  • :
  • ;
  • ^
  • _
  • ¥
  • 「」『』

日本語配列として認識された際のキーバインド

物理位置(数字列)日本語キー印字(未シフト / シフト)英語(US)キー印字(未シフト / シフト)
2 のキー2 / "2 / @
6 のキー6 / &6 / ^
7 のキー7 / '7 / &
8 のキー8 / (8 / *
9 のキー9 / )9 / (
0 のキー0 / (記号なし)0 / )
0 の右「-」キー- / =- / _
さらに右「^」キー^ / ~= / +
物理位置日本語キー印字(未シフト / シフト)英語(US)キー印字(未シフト / シフト)
P の右(1つ目)@ / `[ / {
その右(2つ目)[ / {] / }
L の右(1つ目); / +; / :
その右(2つ目): / *' / "

英語配列と異なるキーバインドの例

日本語配列英語配列キーバインド日本語配列
半角/全角`(バッククォート)IMEオンオフ
バックスラッシュ(なし)\
¥\¥

タッチタイピングを習得しないと左右分割への対応が困難な可能性

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Jiffy75は、見ての通り左右分割型のキーボードです。

左右の距離をある程度取ってタイピングをする際には、タッチタイピングが必要となるケースが多いというのが筆者の印象です。

特にネックとなるのが「中央部の入力」です。

BやN、TやY、GやHといった、いわゆる「タッチタイピングでは人差し指で押すべき箇所」が我流だと曖昧になっているケースが多く、「右手でBを押せない」などの問題が発生しやすい可能性があります。

加えて、英語配列となっているため記号の位置が異なり、慣れるまでにはある程度の期間が必要かもしれません。

キーボードとしては価格がやや高額

Jiffy75はキーボードとしては若干高額です。

$199.00から購入可能ですが、日本円に換算すると約3万円です。(1ドル=155円換算)

キーボードにハマっている人にとってみれば、このクオリティのキーボードをこの価格でリリースするのは「安い」と感じる方も多いように思います。

一方で、普通のガジェットファンにとっては「やや高額」という感覚になってしまうのは自然です。

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キックスターター価格だからここまで価格を下げて購入ができるように思います。これが国内販売となるとおそらくはもっと値段を上げないといけなくなるでしょう。
海外購入で不安も大きいと思いますが、これは安く買えるチャンスです。

【写真で見る】JezailFunder Jiffy75(SP75)レビュー

それでは、Jiffy75の実際の写真を見ていきましょう。

Cornixとは異なり、このような黒い化粧箱に入ってきます。

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もしかしたら、分割によってさらに多くのものが生まれるかもしれません。

という意味深な言葉が刻まれています。

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Maybe the split can create more maybe./もしかしたら、分割によってさらに多くのものが生まれるかもしれません。
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箱を開けると、専用の収納ポーチが入っています。

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オプションとして購入しなくとも、必ずポーチはセットで付いてきますので注意しましょう。

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作りもしっかりしていますね。

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中央のファスナーをぐるっと開けると、左右に分かれる構造となっています。

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この収納ファスナーを開けると、USBケーブル、ドングル、予備スイッチ、キーキャップ/キースイッチプラーが入っています。

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この蓋を開けるとキーボードが見えてきます。

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今回レビューしたのはウォールナット×ブラックモデルです。

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外観はこんな感じです。

左右上部端にアルミ製のロータリーエンコーダーが一基ずつ付いています。

ファンクションキー行がなくアローキーがある65%ANSIレイアウトをベースとしており、左右に一列5行のキースイッチが追加されている形です。

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また、特徴的なのは親指操作にあたるキーが独立して配置されていることでしょう。

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親指が一段下がっていることで、自然と腕の構えが「ハの字」になります。個人的な体感としては打ちやすく感じました。
この左右分割スペースバーの外側のキーを「変換」「無変換」に設定することで、日本語配列ユーザーでも使いやすいのではないでしょうか。

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左右に追加された一列に関しては、ファンクションキーとBT接続の印字が振ってある
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右側に追加された一列に関しては、ファンクションキーではなく、特殊キーとアローキーが追加されている。
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独立している親指操作キー部分。この二つ(左右合計四つ)に関しては通常のキーとは異なり中央部が盛り上がるコンベックスタイプのキーとなっている

アルミ製のロータリーエンコーダーノブの品質も高く、回転時のクリック感は適度で、操作時の剛性感も高い印象です。

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アルミ製のロータリーエンコーダーノブ
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ウォールナット部分。オイルフィニッシュのような外観でかなり渋い。木材はプリントではなく本物っぽい

また、基本的な印字はMacに準じています。

Windows用の交換用キーキャップは同梱していないため、必要であれば無刻印キーキャップなどをJezail Funder Japanのサイトから購入するのがおすすめ。

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側面を見ていきましょう。

側面に関しては、背面にのみスライドスイッチ・Type-Cポートが配置されており、それ以外にはありません。

この二つのUSBポートは「充電用」という印象で、基本的な接続(左右間の通信および接続したパソコン本体との通信)は無線接続で行われます。

スライドスイッチに関しては、左右ともに「同方向」にスライドする仕組みです。「中央に寄せる←→左右に離す」という操作と誤認しやすいため注意しましょう。

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スライドした側が物理的に赤いシールが表示される、みたいな仕様だと電源オンオフが視認しやすいですね。これは要望として出しておきます。

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裏面は至ってシンプル。

4隅にバータイプのゴム足が貼り付けらており、ティルトレッグはありません。

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貸与品につき分解はできませんでしたが、おそらくはキースッチプレートと一体成型されたトップケースにしたから蓋をするような構造になっているような印象です。

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このように、背面側が若干高くなっており、わずかに手前側に傾斜するようになっています。

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キーボードの高さはキートップまでで約23mmとなっており、パームレストなしでも問題なくタイピング可能です。

Kawamura top RKawamura

めちゃくちゃ低いですね‥ !

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キースイッチはKailh choc v2規格のものを採用しています。

(写真は試作品のため商品とは異なるスイッチが搭載されています)

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もちろんホットスワップに対応しています。

LEDライトは搭載されていません。

ご覧の通り、キースイッチプレートは本体と同じアルミニウム製です。

吸音材が搭載されているようで、静音スイッチの効果もあってか、打鍵感はそれほど硬さを感じさせません。

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スペースバー部分はスタビライザーが付いています。

このほかにも、左シフト、右シフト、エンター、バックスペース部分にスタビライザーが付いています。

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キーキャップについて見ていきましょう。

キーキャップは、Jezail FunderオリジナルのLAKプロファイルを採用しており、

キートップが弓形になっているのが特徴です。

キーキャップ形状はすべて同一で、行によって傾斜の差はありません。

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キーキャップはPBT製、印字は昇華印刷だと思われます。

ウォールナットモデルに関してはあえて「狙って」黒字に黒印字としているため、視認性は良くありません。

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上から証明を当てた状態で撮影すると見えにくくなる
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角度を変えると見えます
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LAKキーキャップの成型精度は非常に高く、十字ステム周りもしっかり成型されていますね。

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最後に全体像を見ましょう。

やはりウォールナットケースに黒いキーキャップのモデルは、黒のフェルトデスクマットが映えますね。

このように離してもつかうことが可能で、慣れるまでは一体型として使うのもアリです。

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一体型として使う。左右はぴったり。

完全無線接続を実現しているため、デスクに余計なケーブルが出ない点も非常に好印象でした。

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スペースバーだけでなく、その隣も形状が異なるキーが採用されている点も押しやすさに寄与しています。

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個人的には、横ずれ配列の分割キーボードは、この左右間の「峡谷」が好きです。

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まとめ

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以上、Jiffy75についてレビューしてきました。

Cornixとは異なり、通常レイアウトとなっているため、見た目も実用性も重視したい方に取ってはまさに「理想の左右分割型キーボード」といえるのではないでしょうか。

英語配列のみのラインナップという点では若干の心配はありますが、普段のタイピングにおいて記号を多用するようなプログラミング職でない限りはそれほど大きな抵抗なく利用できるキーボードかもしれません。

キックスターターで割引価格で買えるこの機会をお見逃しなく。

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$199.00(約30,000円)から

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」の編集長です。
メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・計測・執筆を一貫して担当しています。
これまで100製品以上のキーボードや入力デバイスをレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題に関する情報整理と市場解説を行っています。
また、日本語配列キーボードの互換性標準化を目的とした業界連携プロジェクト Japan Layout Alliance(JLA) を設立し、国内外メーカーと協力した活動を進めています。
Greenkeysでは、編集の独立性と透明性を重視しており、提供品・広告・アフィリエイトの有無について記事内で明示しています。
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