Gravity36について
Gravity36は、左右18キー合計36キーを持つ分割式ロウスタッガードレイアウトのメカニカルキーボードです。
配列に関してはGreenkeys運営の河村が考案し、takashicompanyによって設計されました。
もともとはtakashicompanyが企画した「#KLE配列選手権」をきっかけにプロジェクトが進み、Greenkeysの運営元であるGreenEchoes Studioが主体となって製品化した商品です。
コンセプトは「入門ハードルを下げたキーボードキット」です。
自作キーボードキットに興味はあるものの、ハンダ付けが必要であったり、特殊配列がゆえにキーキャップの入手性が悪い、各種パーツを自身で選定してそろえる必要があるなど、初心者にとっては非常に入門ハードルが高い「ガジェット」となっています。
その現状を踏まえて、「誰もが気軽に楽しめるキーボードキットを作ろう」という思いで、Gravity36を企画しました。
まず、ハンダ付けが不要となるように、基板の製造段階で必要なパーツはすべて工場で実装するように製造手配を行い、必要なアクリルプレートについても工場でカットしたものを同梱しています。
また、ハンダ付けが必要となる「マイコン」部分に関しては、ハンダ付けなしでも利用できるスプリングピンヘッダとProMicroの組み合わせを採用し、オプションとして「ハンダ付けサービス」を提供することで、「ドライバー一本で組み立てられる」キーボードキットに仕上げました。
さらに、Greenkeysの提携先である「Keyreative」に専用キーキャップを発注し、同梱しているため、キーキャップも用意する必要はありません。
必要なのはお好みのキースイッチのみです。
キースイッチはAmazonで簡単に入手することができます。
各種製造およびパーツ入手先一覧(明記できるもののみ掲載)
- 基板製造:Elecrow
- アクリルプレート製造:Elecrow
- コンスル―:MAC8
- キーキャップ:Keyreative
- スペーサー:ヒロスギネット
- ネジ:Wilco
- 写真掲載パームレスト:吉村特殊パーツ製作所
- 写真掲載TRRSケーブル:JizaiStyle
Special Thanks
個人的にお世話になった方々
- takashicompany|Graviry36の設計をしていただきありがとうございます。
- 吉村特殊パーツ製作所|コラボキャンペーンで商品をご提供いただきありがとうございます。
- JizaiStyle|商品提供並びに応援をいただきありがとうございます。
- dawne|Gravity36の半分はオリジナルキーボード「bksl36」からできています。素敵なキーボードをありがとうございます。
- モンスオブファンク|zincがなければGravity36は誕生していません。ありがとうございます。
- foostan|36keysデビューはCorne miniでした。素敵なキーボードを世に出していただきありがとうございます。
- m.ki|cool536はGravity36を考える上で非常に参考になりました。ありがとうございます。
- 1upkeyboards|zlantは1uロウスタッガードの基礎となりました。ありがとうございます。
(敬称略)