天下一キーボードわいわい会Vol.10レポート|個人ブース編

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2026年2月8日、天下一キーボードわいわい会Vol.10(通称:天キー)が開催されました。

会場は東京ー六本木にある住友不動産六本木グランドタワー 24FのDMM.comグループ セミナールーム。

今回から「年間3回開催」へと変更となり、初の「冬季開催」となった本イベント。

東京にしては珍しく、雪の中での開催でした。

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本記事では、天キーVol.10の取材レポート(個人ブース)を紹介します。

個人ブースピックアップキーボード

今回もメイン会場を埋め尽くすほどのキーボード。

一体何台あったんだろう‥笑

独断と偏見で編集部が選んだキーボードをピックアップして紹介します。

この発想はなかった|Graviton

天キーのテンキー展ブースで一際異彩を放っていたのがこのGravitonです。

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フルサイズキーボードなのにアルファキーがなく、あるのはエスケープとテンキーのみ。

あとはすべてアルミニウムの塊です。

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製作者はALTAIRやBrutalなどの設計を手掛けるai03氏。

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現在、GeekhackでIC中です。

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このキーボードを見ている方からは「設計の神がお遊びになられている」という言葉が聞かれました。
それにしてもこの発想はなかった‥!

ライフタイムサポートのPuszle Keyboard

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榧(かや)という木を削り出して作られたハンドメイドキーボード「Puszle keyboard」を展示していたのはt-miyajima氏。

基板利用を最小限に抑え、配線はほぼハンドワイヤーで行うなど、徹底したこだわりが感じられるキーボードでした。

キーケットにて販売を予定しており、購入者には特典として「ライフタイムサポート」が付属するとのこと。

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木材を削り出して作られたボディは美しく、独自配列も相まって芸術品の域に達していました。

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独自配列。親指キーの下にあるロープロスイッチはショートカットキーとして設定することを想定しているとのこと。

キーケット出展情報:D-06手作りキーボード工房 叢華 -murahana-

レトロ感たっぷりのトラックボール付きキーボード

クラシカルなカスタマイズが光る「Keyball39」と「roBa」を展示していたのは@Naoto_Imai_1010氏。

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ケース、スイッチプレート、キーキャップ、トラックボールのカラーセンスが非常に素晴らしく、見惚れるルックスが印象的でした。

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このまま持って帰りたくなるくらい素敵でした。

色とりどりのキーキャップがおしゃれ|Kotori Keycaps

Jezail Funder Japanとのコラボレーションでも話題となっていたKotori Keycapsは、白だけでなく黒ベースの展示が印象的でした。

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beekeeb Toucanに装着したKotori.独自プロファイルのようでサムクラスタがすべてコンベックスとなっているのも良かったです
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キーキャップ全体を通して一枚の絵のような印象のFull Graphic Corne v4。これは欲しい‥!

キーケット出展情報:D-03小鳥屋

宝石の美しさをキーキャップに|Lotus Keys Studio

Lotus Keys Studioブースでは、宝石の美しさをキーキャップに閉じ込めたアルチザンキーキャップが展示してありました。

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主催の蓮乃紫氏はキーキャップマーケットの運営チームメンバーの一員であり、アルチザンキーキャップの魅力を常に発信しています。

また、チタンキーキャップを磨き上げて自分だけのキーキャップを作る「Metal Artisan Keycap Lab」というワークショップも不定期で開催しており、自身が作成するチタンキーキャップの展示も印象的でした。

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筆者撮影

板金折り曲げボディが魅力|Titan8000/Cassini3000

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板金折り曲げケースにハンドルがついたなんともアイコニックなルックスのキーボードを展示していたのは、Corneの設計者としても知られるfoostan氏。

新作「Cassini3000」「Titan8000」は、「沼人の会」の有志メンバーでの共同制作とのことです。

板金折り曲げボディは精密に織り込まれており、金属板特有の打鍵感が非常に印象的でした。

筐体上部のハンドルは脱着可能となったおり、30%キーボードケースのみストラップホールが取り付けてあるなど、遊び心満載です。

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30%レイアウトを採用したCassini3000。
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40%レイアウトにファンクションキー、アローキー、テンキーを組み合わせたようなTitan8000
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カラーバリエーションは、ブラックとイエローの2色展開。

キーケット2026で販売予定とのこと。

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これは欲しい‥!!!

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合わせて展示してあったCornelius。Acid Caps LowProfileがバッチリハマっていました。リバースDyeSubでの仕上がりも抜群です。

キーケット出展情報:E-09沼人の会

木製ボディにトラックボールがついてアップデート|Mokulate

Greenkeysでもレビューしましたが、Mokulateが「トラックボール付き」にアップデートされていました。

設計者のNobuki Inoue氏曰く、「トラックボールユニットはどこにでも配置できるようにしたい」と意気込んでおり、親指操作だけでなく人差し指操作にも対応できるようなレイアウトも実現可能な様子でした。

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Keyballレイアウトを踏襲した親指操作スタイル
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人差し指操作スタイル。
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トラックボールユニットの底面は2uサイズになっており、スイッチプレートの穴にすっぽり入るサイズ。
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様々な素材の木製ケースが並ぶ。一番人気はウォールナットだった様子。
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キーケット出展情報:G-09全日本小型キーボード連盟

ちっちゃくて可愛い|cool642tb-mini

m.ki氏設計のcool642tbを17mmピッチにカスタマイズした「cool642tb-mini」を展示していたのは「なかの」氏。

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魅せ電池も含めて統一されたルックスがおしゃれ
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本家cool642tbも合わせて展示されていまいたが、二回りくらい小さいですね。
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m.kiさんとなかのさんはキーケット2026「B-01 nakano」ブースで共同出展されるようですので要チェック。

アルミ削り出しの重厚な分割キーボード|mimi40

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くりきささ氏がキーケットに向けて開発を進めている新作「mimi40」のプロトタイプが展示してありました。

アルミニウム筐体を採用した左右分割カラムスタッガードレイアウトの40%キーボードとなっており、左右間接続はUSB Type-Cで行うようになっています。

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技術的に非常に難しいという左右間Type-C接続をやってのけるのは素晴らしい
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ケースはパームレスト一体型となっており、販売品ではウォールナット板を埋め込む予定とのこと。

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販売予定品では若干パームレストの幅を延長し、手のひらに金属部分があたらないように調整予定とのことです。

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これは販売開始が楽しみですね!

キーケット出展情報:C-09栗屋

育成ゲームとキーボードが合体?|キボっち(仮)

KMKベースで動くというオーソリニアキーボードの中央には可愛らしい猫のキャラクターがいます。

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なんとこのキャラクター、タイピングで「育つ」らしいのです。

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その発想はなかった‥!(本稿二回目)

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制作はPalmslaveやminiDivideなどの人気キーボードを設計するtakashicompany氏。

これは今後の展開が楽しみなプロダクトですね。

そのほかにも、日本地図を模ったキーボードや、ULPスイッチを使用したPalmslaveが展示されていました。

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レトロTightwriter。3DP製です。
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日本配列。何をどうしたらこんなアイディアが降ってくるのだろう笑
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ULPはハンダつけがかなり難しいとのこと。

キーケット出展情報:G-09全日本小型キーボード連盟

ロウスタテンティングで打ちやすく|FlipMX(仮名)

Dottie FlipFlowの折りたたみ機構を踏襲したというMogma氏の新作は、デスク据え置きのMXロウスタ版のDottie FlipFlowともいえる「FlopMX(仮名)」を展示していました。

アルミフレームに樹脂を組み合わせた筐体となっており、tadpoleを用いたガスケット構造となっています。

左右に約4.5度の傾斜がついており、折りたたむことも可能なようです。

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ロウスタッガードベースでテンティング仕様は自作キーボード界隈では珍しい印象です。

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非常にタイピングがしやすかったです。

キーケット出展情報:G-08GIMMICK KEEB Studio

ミニマム感がたまらない|Frost Ortho

会場内の展示キーボードのなかでも特にミニマルで洗練された印象を持ったのがこの「Frost Ortho」です。

設計者はmuino氏。

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QAZ30%ベースの左右分割オーソリニアレイアウトとなっており、完全無線対応。

キーピッチは17mm、ガスケットマウント構造となっており、打鍵感も申し分なし。

展示は樹脂筐体とアルミ筐体が展示してありました。

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中央寄りに配置されたPTFE製の19mmボールの操作性が想像以上により、親指を内側に動かさなくともボール操作ができる点が素晴らしかったです。

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キーケット出展情報:G-05muino

紹介しきれなかったキーボード

記事で紹介しきれませんが、気になったキーボードを写真だけ紹介します。

  • 初版執筆日:2026年2月11日
  • 最終更新日:2026年2月11日
  • 取材方法:会場取材
  • 参照・引用元:製作者様Booth販売ページなど
  • 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし
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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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