TOKYO KEYBOARD EXPO 2025(TKX2025)取材レポート-Vol.1

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2025年9月23日、「TOKYO KEYBOARD EXPO」が開催されました。

主催は自作キーボード専門店の遊舎工房と中国を代表するキーボードコミュニティであるzFrontier。

日本では初となる「国外のキーボードブランド」を招いてのキーボードの展示販売イベントということもあり、チケットは完売となる人気ぶりです。

本記事では、当日の様子を抜粋してレポートしていきます。

その様子を写真多めでレポートしていきます。

開場1時間前から列ができるという人気ぶりーTOKYO KEYBOARD EXPO

TOKYO KEYBOARD EXPOの開場となったのは、秋葉原UDX内2階にあるAKIBA SQUARE。

秋葉原電気街口を出てすぐのところにありました。

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会場には開演30分前の9時30分に到着したのですが、すでに待機列ができるほど。

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10時の開場前にはこの何倍もの人が並び、開場と共に会場の熱気は一気に加速しました。

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一際目立ったのが、左右分割トラックボール付きキーボードを購入すると思われる列です。

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100人くらいは並んでいたのではないでしょうか。
商品は瞬く間に完売したようです。

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会場に来ていたzFrontierの方とも日本の「分割キーボード人気」について話をしましたが、やはり「日本特有」とのことでした。
中国をはじめとした海外ではやはり一体型が根強い人気を誇っており、分割キーボードはそこまで人気ではないとのこと。
中国国内では40%サイズのスモールキーボードが徐々に流行ってきているとのことでした。

出典ブースの紹介

ここからは、当日出展していたブースの様子を写真多めでお伝えしていきます。

MWKEYS

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MWKEYSで一際目を引いていたのは、11月に発売予定の「MASS 80」というキーボードです。

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アルミニウム削り出しボティにトップフレームのカラーバリエーションが楽しめます。

特に裏面の造形がとんでもなく凝っており、メカメカしいルックスに惹かれて多くの方が手に取っていました。

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80%TKLサイズで、特殊キー部分は大型LCDディスプレーを搭載。

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リストレストも専用のものが用意されており統一感が素晴らしい

タッチパネル式でさまざまな情報を表示できる様子。

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PC内部の状況以外にもミュージックプレイヤーのジャケット写真/メディアコントロールなど、さまざまな機能を今後のアップデートで追加していくようです。

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これ以外にも、高品質なダブルショットキーキャップ、PBT製のDye-Subキーキャップも展示していました。

DARK FORCE

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Dark Forceブースで展示されていたのは、Fib(68)というキーボードです。

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シャンパンゴールド×ウッドアクセント
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マットシルバー×ストーンアクセント

キーボードとしてのデザインセンスが光る非常にクオリティの高いキーボードでした。

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これは日本でもヒットしそうですね!
こういうテイストのキーボードはもうインテリアとして置いておくだけで満足できそうです。

KBDCraft

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DIYキーボードという枠組みの中でも異質だったのがKBDCraftです。

なんと、レゴブロックのようなパーツを組み立ててケースにできるキーボードです。

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並べられたキーボードままるでおもちゃのようなポップなルックスです。

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特にこの「Lilin」に興味を持っている方が多くいました。

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monograph/Tobalog

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開場からずっと人垣が絶えず、人混みの中でこの一枚しか撮影できなかったのが悔やまれます。

人気YouTuberの堀口さんと、「トバログ」で有名な鳥羽さんのコンビということもあり、大人気となっているブースでした。

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知人のConductorを触らせてもらいましたが、あのサイズのトラックボールは素晴らしいですね。
手前のキーをタイピングする時にも邪魔になりません。

Akko/Monsgeek

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Epomakerと並んで多種多様なキーボードをリリースしているAkko/Mondgeekブースには、所狭しとさまざまなキーボードが並べられていました。

日本語配列のキーボードも多く、日本のキーボードニーズにも応えられるよう製品設計をしている印象を持ちました。

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中でも気になったのが「Akko MU01」というキーボードです。

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なんとこのキーボード、ケースが「ローズウッド」という木材でできています。

ローズウッドといえば、ギターの指板材としても使われる濃いブラウンが美しい木材です。

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真鍮っぽいアクセントもローズウッドと非常にマッチしており、高級家具のような装いをしています。

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ウッドワックスも同梱しているようで、家具と一緒で「育てるキーボード」ですね。

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KEYTOK

NuPhyのキーキャップを製造していることで有名なKEYTOKブースには、手がけているNuPhyキーボードがずらりと並んでいました。

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弊メディアでも紹介した「Smile Turn to 90’s Keycaps」やゴジラモチーフのキーキャップなど、ポップだけどおしゃれなキーキャップを多くラインナップしています。

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新作のPLATOもおしゃれですね。

Wuque Studio

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日本語での読み方は「ウーチースタジオ」が一番近いかもしれません。

拼音(ピンイン)の発音なので日本人には聞き馴染みのないブランド名かもしれません。

気になったのはこのキーボード。

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機械式時計のような装飾がすごくおしゃれです。

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先行展示品でしょうか。
ちょっと名称がわかりませんでした。 

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その他にも、アルミニウム製キーキャップなども展示されていました。

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Jio. & Associates

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個人的に「これはきっと日本で人気が出る」と思ったのが、Jioさんのブースです。

23歳の彼は一人でこの全てを設計しているようで、GBでの販売を予定しているとのこと。

展示してあったのは、40%Daisyレイアウトと35%QAZオーソリニアレイアウトの2つのキーボード。

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特にこのオーソリニアレイアウトキーボードは抜群の完成度でした。

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余白の多いデザインがたまりません。

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3ピース構造となっており、一番下はステンレス、中間層は真鍮、トップはアルミ切削で作っているとのことで、その見た目からは想像もつかないような超重量級でした。

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Keyreative

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Greenkeysとしても親交の深いKeyreativeブースでは、新作ロープロファイルキーキャップが多数展示されていました。

また、HHKB Studio専用キーキャップを装着した「HHKB Studio 雪」の展示も目を引きました。

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これはGreenkeysとの協業で実現したプロジェクトです。
トラックポイントに合わせたキーキャップの形状となるようにゼロから金型を起こして設計しました。

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また、最近開発された「側面ダブルショット」のキーキャップのモックが展示もあるなど、その技術力の高さはおそらくキーキャップ製造会社の中でもトップクラスと言えるでしょう。

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また、フランスのキーキャップデザイナーBiipによる「TP-1」も展示されていました。

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ドイツのキーボードブランド「Geistmaschine」の「Geist」に装着されていました。

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キーボードの魅力もさることながら、この線の細いフォントや色味はさすがはBiipデザインですね。

Owlab

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日本ではQWERTY KEYSやneoシリーズが有名なOwlab。

良い意味で「価格に見合わない」驚愕コスパを誇るneo ergoをはじめ、QK Aliceなど数多くのキーボードが展示されていました。

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他のブースと比較すると、打鍵音を確かめるようにタイピングをしている方が非常に多かったように思います。

Lofree Japan(三陽合同会社)

Lofree Japanブースでは、分割スペースが印象的な日本語配列キーボード「Lofree Flow Lite JIS」を試打する人が多くいました。

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また、クラウドファンディングで大成功を納めた「Flow 2」の実機も展示されており、その完成度の高さに驚いている方が多くいたようです。

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また、キーキャップのバラ売りも大人気で、絶えずブースに人が押し寄せていました。

Epomaker

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Akkoと同じく、圧倒的な商品ラインナップを誇るEpomakerは、全ブースの中でもダントツの展示量を誇っており、多種多様なキーボードが展示されていました。

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ほかのブースとは異なり、女性が多く見にきていたのが非常に印象的でした。

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商品ラインナップも柔らかい印象のものが多く、説明するスタッフも女性が多かったため、日本でも新たな層を獲得できそうです。

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日本のキーボードシーンでも、少しずつ女性のキーボードファンが増えてきているようですね。
キーケットの時よりも女性のお客さんが多かった印象です。

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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