なんとかこの魅力を世に広めたいと思い、セルフレビューをします。
追記:MOQを15個へ引き下げました。
Gravity45-Aluminium Editionは、Greenkeys Shopで予約販売を行なっている40%レイアウトのメカニカルキーボードです。
基板設計デザインをtakashiconpanyが担当し、アルミケース設計はスケルトンキーボードが行なっています。
商品の企画販売はGreenkeysが行なっているプロジェクトです。
Kawamura私は配列考案と商品設計をやっていますが、根幹は上記のお二人に依頼しています。
Greenkeysとしては初の「アルミニウム製ケースを採用したメカニカルキーボード」となっており、商品原価を下げるためにMOQ(最低発注数)が設定されています。
9月15日時点での申し込み件数は「9件」。
MOQ引き下げに伴い、残り6個です。
Kawamuraなんとか製造したい‥
申し込み締め切りは9月24日を設定しています。
ということで、少しでもこのキーボードの魅力を発信できないかと思い、セルフレビューをやります。
ちょっと眺めていってください!
本ページには広告が含まれます。メーカーから提供を受けた製品・リンクを含む場合がありますが、編集方針に基づき、公平な検証と明確な開示を行います。

Greenkeys編集長/WEBライター
取材・検証・撮影・計測・執筆を一貫して担当し、全コンテンツを制作。
編集の独立性と明確な開示を重視しています。
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Gravity45-Aluminium Editionの概要

- 販売価格:30,000円(税込)
- 販売期間:〜9月24日23:59まで
- 販売形式:予約受注販売
- 最低発注数:
20個→15個 - 配送予定:2026年1月から順次
- 販売者:GreenEchoes Studio
- 販売ショップ:Greenkeys Shop
内容物
- PCBA(光沢ありの黒基板)
- アルミニウムトップケース
- アルミニウムボトムケース
- スイッチプレート(マットブラック)
- M2×8mmネジ 4本
- MountPin セット(ピン4本+専用PE製スぺーサー)
- シリコンパッドセット(専用ゴム足4つ)
- Gravity45専用ハイプロキーキャップセット(Keyreative KAM ASTHA Garvity Custom)
技術仕様
- レイアウト:40%
- キー数:45keys
- スイッチタイプ:Cherry MX互換
- スタビライザー:なし
- マウントタイプ:MountPinによるフローティングマウント
- ホットスワップ:対応
- バックライト:South-facing RGB-LED(中央キーのみ)
- バックライトモード:Remapの設定に準ずる
- 対応システム:Windows / macOS
- 接続方法:USB Type-C
- 利用マイコン:RP2040-Zero
- 素材:トップケース/ボトムケース-アルミニウム
- 仕上げ:Anodized(陽極酸化処理)Matte Silver+Bead Blast
- プレート素材:FR4(Matte Black)
- キーキャップ:Keyreative KAM ASTHA Gravity Custom(DyeSub PBT)
- バッテリー:なし
- サイズ:333mm*108mm*28mm
- タイピング角度:約4.2度
- 重量:約1200g
【写真で見る】Gravity45-アルミニウムエディションレビュー
それでは早速、Gravity45アルミニウムエディションを見ていきましょう。
まずはトップビューから見ていきます。
余白の大きいケースデザインとなっており、アルミニウムの塊感が非常に魅力的です。
配列は片手6列の40%レイアウトとなっており、ロウスタッガードレイアウト(通常のキーボードと同じ横ずれ)となっているため、通常のキーボードからの持ち替えもかんたんな印象も持ちました。

左右セパレート構成となっているため、右手・左手のタッチタイピングの役割が矯正されるという面では、メリットともデメリットとも捉えることができます。
セパレートされた中央部分には、アルチザンキーキャップを設置するための場所が設けられています。

現在は、蓮乃紫氏のEkam Vahiniを設置しています。

通常のキーボードと比べると、数字行や記号がありません。
その点については、レイヤーボタンを押しながら入力します。
BSやEnterなどの装飾キーは、一般的な記号ではなく、抽象的な記号になっているのも賛否が分かれる部分と言えるでしょう。

Kawamuraあえて一般的な記号にしなかったのは、自身でキーマップを設定できる自作キーボードの醍醐味を最大限に活かすためです。
続いて側面を見ていきましょう。
上下2ピース構造となっている本機はトップケースが大きく作られており、角の処理は非常に滑らかなRで仕上げられています。

側面の造形も無駄を削ぎ落としたシンプルなルックスとなっています。

周囲にスイッチ等はなく、背面にUSB Type-C挿入口の穴があるだけです。
USBの差し込み口は若干奥まっています。

タイピングアングルは約4.2度に設定されています。

付属するキーキャップは行によって傾斜がついていないデザインとなっており、どの位置にでもキーキャップをつけることができる配慮がされています。

底面を見ていきましょう。
底面にはロゴ等は一切ないシンプルな外観となっており、専用設計のゴム足「シリコンフィート」が4箇所に貼り付けてあります。

ケース設計担当のスケルトンキーボードのこだわりで、ゴム足専用の窪みをつくるという徹底ぶり。
こうした細やかな部分が光るケースですね。

Kawamuraアメリカの自作キーボードシーンでは、「SKUFフィート」というのがよく使われるようですが、なかなか入手が難しいです。
そういった面では、こういった自作キーボード専用のゴム足は嬉しいですね。
Greenkeys Shopで取り扱っています。
ケースを分解してみましょう。
トップケースとボトムケースは4箇所のネジで底面から留められています。

シリコン素材を用いた「マウントピン」でのフローティングマウント構造となっているため、それを受けるための窪みが8箇所にあります。
Kawamuratadpole互換ケースとなっているため、tadpoleでももちろん使用可能です。tadpole互換とするためにマウントピンに付属する高さ調整パーツを貼り付けています。



USB差し込み口の造形も、マイコン部分の逃げの窪みなど、非常に丁寧に設計されていますね。

トップケースもみていきましょう。
トップケースは、マウントピンを受ける穴が8箇所空いています。
内径、外径の縁取りも非常に細かく設計されているため、ボトムケースとのフィッティングは完璧です。

実際に基板をボトムケースにセットすると、このようになります。

Gravity45の打鍵感と打鍵音
打鍵感としては「やや硬め」です。
これは標準採用しているマウントピンが、Tadpole(50A)よりも硬い素材を採用しているためです。
tadpole(50A)に変更することで、柔らかい打鍵感へと変化します。
続いて、打鍵音を聞いてみましょう。
使用したキースイッチはChosfox x Masro Ranga Linearです。
このように、打鍵音はClacky寄りです。
フォームを搭載していない無骨な構造となっているため、キースイッチとしてはClacky傾向のものをチョイスした方がケースとしては合うような印象です。
Kawamuraただし、Kailh Deepsea Isletのようなサイレントリニアを使えばほとんど打鍵音は気にならなくなります。
また、Vertex v1などのコトコト系スイッチを使ってもコロコロとした音がして面白いです。
Gravity45のキーレイアウトについて
Gravity45のキーレイアウトの基本は、左右端にMODキーを配置した40%レイアウトです。

これは、Gravity36販売時に「利用ハードルが高い」という声を受けて、考案しました。
一方で、Gravity36と同じ「30%」レイアウトとしても使えるような設計としています。

このように、キーマップ次第で40%でも30%でも利用できるのがGravity45の魅力です。
キーマップカスタマイズに関してはこちらをご覧ください。

Gravity45の大きさ
カタログスペック上の大きさは下記のようになっています。
サイズ:333mm*108mm*28mm
ただし、これだとなかなかイメージがしにくいため、実際のキーボードとの比較写真を見ていきましょう。
まずは、HHKB英語配列と比較します。

このように、縦幅はおおよそ同じくらいですが、横幅に関してはGravity45のほうが大きいです。
続いて、65%サイズのキーボードと比べてみましょう。

このように、縦横共にほぼ同一サイズです。
デスクに置いた時のサイズ感としては、65%サイズと考えてください。
ちなみに持ち運ぶとしたら、アーキスのSサイズケースがぴったりです。

Gravity45キーキャップカスタマイズ

デフォルトキーキャップも良いですが、それ以外のキーキャップもかなりいい感じです。
あえてシンプルなシルバーカラーのケースにしたのは、どんなキーキャップにも合うように、という思いがあります。






Gravity45を購入する前に検討したいデメリット
このあたりは避けて通れないため、正直なデメリットを書きます。
価格が高い
Gravity45の販売価格は30,000円(税込)です。
通常のキーボードが安くて3,000円程度で購入できることを踏まえると、「高いよ!!!」と感じるのは正常な感覚です。
Kawamuraそうです、あなたは間違っていません。
ただ、そんな狂気の沙汰を行う界隈が自作キーボード界隈なのです。
巷にあるアルミニウム製のキーボードは、大量生産のおかげてでコストがかなり下がっています。
安いものだと2万円くらいで買えるのではないでしょうか。
やはり、これを規模が小さい事業者がやると、どうしてもこのくらいの価格になるのです。
3万円という販売ラインに到達するには、ある程度まとまった注文が必要で、そのラインが「20個」なのです。
追記:9/15 13時にMOQを15個へ引き下げました。
通常のキーボードからのスイッチングコストが大きい可能性
これは最もなご意見です。
普通のキーボードが75%以上のファンクションキーがあるキーボードを指すのであれば、数字行すらないこのキーボードは異常です。
Kawamuraあなたの感覚は正しい。
ただ、不思議と「慣れ」ることで、実は普通のキーボードよりも高速タイピングできるようになった私がいます。
スモールキーボードの魅力は「こんな少ないキー数でもまともに仕事できる俺ってすごいんじゃないか」という全能感を味わえることも一つあるでしょう。
ちょっとでも「面白いかも」と思った方は、ぜひチャレンジして欲しいです。
持ち運ぶには結構なガッツが必要

Gravity45はアルミニウム製のため、1.2kgあります。
鈍器ですね。
持ち運ぶにはガッツが必要ですが、カフェや職場で使っていたら注目の的になることは間違いありません。
組み立てが必要

Gravity45はDIYキーボードなので、組み立てが必要です。
といっても、ハンダつけは不要で、ドライバー一本で組み立て可能です。
キースイッチはお好みのものを準備してください。
サポート面で心配

おそらく、初めて自作キーボードを使う方は、ここが一番心配でしょう。
そんな方のために、想定される質問に対するアンサーを用意しました。
ここで解決できない質問には、個別に回答します。
こちらからお問い合わせください。
どこの誰が売っているかわからない

Gravity45は、新潟県新潟市にあるGreenEchoes Studioが企画販売をしています。

2019年創業の事業で、キーボードメディアの運営やキーボードパーツの販売、WEBライティングなどを事業として行なっています。
PRTIMESからプレスリリースを出稿するなど精力的に活動しており、実態のある事業を運営しているため、ご安心いただければ幸いです。

まとめ

以上、Gravity45のセルフレビューをお伝えしてきました。
かなり尖った製品だとは思いますが、だからこそ大きな魅力を秘めているキーボードだと思います。
おそらく、この機会を逃すと2度と製造できません。
少しでも気になった方、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
Gravity45-Aluminium Edition
¥30,000
Gravity45-DIY Keyboard Kit
¥7,500



