あのトラックボールの画像はどうやらこれだったみたい。
そして、25mmと34mmの交換用トラックボールカラーが増えたのは自作キーボード勢にとっては朗報ですね。

2025年11月13日、エレコムはニュースリリースを公開し、大型トラックボール「HUGE」シリーズを8年ぶりにフルモデルチェンジした「HUGE PLUS」と、同社史上もっともコンパクトなトラックボール「bitra」の復刻モデルを発表しました。
HUGE PLUSは税込19,980円前後、税込12,980円を想定しており、発売前のキャンペーンとして、期間限定の予約価格が設定されています。
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大型トラックボール「HUGE PLUS」―ベアリング支持&マルチ接続でリニューアル

2017年発売の「HUGE」は、手首を支えるパームレストと直径52mmの大玉を備えた人差し指操作タイプとして、国内外でロングセラーとなっているモデル。
今回登場した「HUGE PLUS」は、その後継にあたるマルチ接続対応モデルです。
主なポイントは以下のとおり。
- ミネベアミツミ製ベアリング採用の支持ユニット
ボールを複数のベアリングで支える構造により、従来よりもなめらかな操球が可能に。ボール表面と直接接触しにくい構造のため、ゴミが溜まりにくく、メンテナンス頻度も抑えられます。 - 標準ベアリング/別売ルビー支持ユニットを交換可能
支持ユニットは簡単に取り外しでき、別売りの人工ルビーユニットにも交換可能。標準のベアリング支持ユニットも交換用ユニットが別売されており、フィーリングの変更だけでなく、長期使用を見据えたメンテナンス性も意識した設計になっています。 - USB 2.4GHz無線・Bluetooth・有線USBの3系統マルチ接続
各方式で1台ずつ、最大3台のデバイスと同時接続が可能。デスクトップPC、ノートPC、タブレットなどを行き来しながら作業するユーザーにはうれしい仕様です。 - 有線接続時は1,000Hzポーリングレートに対応
ゲーミングマウス級の高性能センサーを搭載し、有線接続では1,000Hzのハイポーリングレートに対応。細かいポインタ制御を求める作業にも向きます。 - 充電式+USB Type-Cポート搭載
内蔵リチウムイオン電池を採用し、電池交換が不要。Type-Cポートから給電できるため、PCやモバイルバッテリーからの充電にも対応します。 - 主要ボタンは静音スイッチ
7つのボタンに静音スイッチを採用しており、深夜の作業やカフェなどでもクリック音を抑えられます。
店頭実勢価格は税込19,980円前後を想定。
エレコム直販では、期間限定で税込16,800円の先行予約価格が案内されています。
| 通常時 | 19,800円(予定売価・税込) |
|---|---|
| 予約販売時 | 16,800円(税込) |
| キャンペーン期間 | 2025年11月13日(木)12時~2025年11月18日(火)23時59分 |
| 対象型番 | M-HT1MRBK |
Kawamuraうーん、これは安い。飛びつきそう‥笑
漆黒の筐体にシルバーのボールが渋くてたまりません。
HUGE(2017)と HUGE PLUS(2025)の主な違い
| 項目 | 旧モデル「HUGE」(M-HT1URBK / M-HT1DRBK系) | 新モデル「HUGE PLUS」(M-HT1MRBK) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2017年 | 2025年(約8年ぶりのフルリニューアル) |
| 接続方式 | 有線USBモデル/2.4GHzワイヤレスモデルの2ライン(接続方式ごとに別型番) | 1台でUSB2.4GHz無線・Bluetooth・USB有線の3方式に対応するマルチ接続(最大3系統を切替) |
| センサー/ポーリング | ゲーミンググレード光学式センサー。DPIは500/1000/1500切替。ポーリングレートは標準的なマウス相当 | ゲーミングマウスクラス光学式センサー。有線時はポーリングレート1,000Hz対応でより滑らかな追従性能 |
| 支持機構 | 直径2.5mmの人工ルビー支持球を固定搭載(交換ユニットなし) | ミネベアミツミ製ベアリング支持ユニットを標準搭載。別売の人工ルビーユニットに載せ替え可能(支持ユニット交換式) |
| 電源 | 有線:USBバスパワーのみワイヤレス:単3電池×2本の交換式 | 内蔵リチウムイオン電池による充電式。USB Type-Cポートから給電可能(PC/モバイルバッテリー給電対応) |
| ボタン/スイッチ | 8ボタン+チルトホイール(合計10箇所に機能割り当て)。標準スイッチ(クリック音あり) | 基本構成は同等の多ボタン構成だが、主要7ボタンに静音スイッチを採用し、深夜や共有スペースでもクリック音を抑制 |
| 交換パーツ | 公式な交換用ボール/支持ユニットは用意されておらず、「交換用ボールの用意はございません」と明記 | ベアリング支持ユニット/人工ルビーユニットの交換パーツが公式ラインアップに追加(M-BS10/M-RS10)。支持ユニットごと交換できるエコシステム化 |
| 価格(発売時の公表値) | 有線モデル標準価格:15,943円(税込) | 店頭実勢価格:19,980円(税込)/エレコム直販の先行予約価格:16,800円(税込) |
超コンパクトトラックボール「bitra」―ホワイト追加&マルチ接続対応で復刻

同日に発表された「bitra(ビトラ)」は、2019年に登場した携帯用トラックボールの復刻モデル。
前モデル終売から約2年を経て、マルチ接続対応&ホワイト筐体の追加など、モバイル用途を強化した形で再登場します。
Kawamuraコンパクトで持ち運びできるトラックボールはbitraもしくはナカバヤシのDigio2位くらいですので、この復刻はすごく嬉しい。
- エレコム史上もっともコンパクトなトラックボール
同社の既存トラックボールシリーズと比べて約30%小型化したボディで、持ち運びを前提としたサイズ感。一般的なマウスに近い形状。 - 親指操作タイプ/人差し指操作タイプの2ラインナップ
通常のマウスに近い操作感の親指タイプと、指の可動域を活かした人差し指タイプを展開。どちらも静音スイッチを採用し、クリック音を抑えた設計。 - ボール取り出しボタン&専用ポーチ付属
本体裏面からボールを簡単に取り外せる構造で、メンテナンス性を重視。衝撃吸収素材を使った専用ポーチが付属し、予備電池も一緒に収納可能。
bitraの店頭実勢価格はいずれのモデルも税込12,980円。
エレコムダイレクトショップでは、発売前のキャンペーンとして、期間限定の予約価格が設定されています。
| 通常時 | 12,980円(予定売価・税込) |
|---|---|
| 予約販売時 | 9,980円(税込) |
| キャンペーン期間 | 2025年11月13日(木)12時~2025年11月18日(火)23時59分 |
| 対象型番 | M-MT1MRSBK、M-MT1MRSWH、M-MT2MRSBK、M-MT2MRSWH |
bitra(2019)と bitra マルチ接続モデル(2025)の主な違い
| 項目 | 旧モデル「bitra」(2019年モデル) | 新モデル「bitra」マルチ接続対応版(2025年復刻) |
|---|---|---|
| 発売年・世代 | 2019年発売の初代bitra。現在は販売終了 | 2025年発売。廃番から約2年を経て「復刻+機能強化版」として再登場 |
| 接続方式 | Bluetooth 4.0モデル(M-MT1BRSBK)と、2.4GHzワイヤレスモデル(M-MT1DRSBK)を別々に展開。購入時にどちらかを選択 | 1台でUSB2.4GHz無線とBluetoothの2種の接続方式に対応。用途に応じて接続方式を切り替えて使える構成 |
| マルチ接続性 | 実質「1デバイス向け」。接続方式ごとに本体が分かれていたため、PCの使い分けは本体を変える形 | 1台のbitraで、ドングル接続とBluetoothをシーンに応じて使い分け可能。モバイルPC・タブレットとの併用がしやすい設計にアップデート |
| 本体サイズ・重量 | モバイル向けコンパクト筐体(親指操作タイプで幅約73.7×奥行89.9×高さ41.3mm、約77g※電池含まず) | 親指タイプ:幅約74×奥行約90×高さ約41mm/約77g、人差し指タイプ:幅約62×奥行約94×高さ約40mm/約83gと、シリーズとして最小クラスのサイズを維持しつつラインナップを整理 |
| ボール径 | 25mmクラスの小径ボール(親指操作タイプ。人差し指タイプも存在) | 親指操作タイプ:25mm径ボール/人差し指操作タイプ:34mm径ボールと明確に棲み分け。いずれも極力広い可動域を確保する設計 |
| クリック音 | 親指操作タイプで静音スイッチ採用。クリック音を抑えたモバイル向け設計 | 親指/人差し指どちらも静音スイッチ採用。シリーズ一括で「静かなモバイルトラックボール」として位置付けを明確化 |
| カラーバリエーション | ブラック系中心(M-MT1BRSBKなど) | ブラック/ホワイトの2色展開。ホワイトモデルが新色として追加され、モバイル環境のコーディネート性が向上 |
| 付属ポーチ | モバイルでの衝撃から保護する専用セミハードケース付属 | 衝撃吸収素材の専用収納ポーチ付属。予備電池ポケットも備え、外出先での電池切れリスクを軽減 |
| 交換用ボール | 「交換用ボールの用意はございません」と明記されており、公式にはボール単体購入不可 | 製品ごとに直径25mm/34mmのシルバー交換ボールが新たにラインアップ(M-B25SV:1,880円(税込)、M-B34SV:2,479円(税込))。bitra各モデルにも対応し、ボール交換によるリフレッシュやカスタマイズが可能に |
| 価格(bitra側) | オープン価格(現在は販売終了/市場価格のみ) | 店頭実勢価格:各モデル 12,980円(税込)。エレコムダイレクトショップの先行予約期間中は 9,980円(税込)で販売 |
製品ごとの交換用ボールをラインナップ

今回のリリースでは、本体だけでなく製品ごとの交換用ボールや支持ユニットが用意されている点もトピックです。
- bitra向けには、直径25mmと34mmのシルバーの交換ボールが新たに開発されており、センサーで動きを検出しやすいコーティング層と色味を採用したとしています。親指操作タイプ・人差し指操作タイプそれぞれに対応した型番が用意されているため、使用環境に応じてボールを交換しながら長く使える構成です。
- HUGE PLUS向けには、標準のベアリング支持ユニットに加え、交換用ベアリングユニットや人工ルビーユニットが別売りされており、こちらもフィーリングの追い込みや長期運用を見据えたパーツ展開になっています。
トラックボール本体だけで完結させず、「消耗パーツを公式がきちんと用意する」という姿勢は、長く同じ入力デバイスを使いたいユーザーにとって安心材料と言えそうです。
‥が。
自作キーボードの文脈では、「ようやく25mm球の赤以外の選択肢がでた!」と歓喜している人も多いことでしょう。
Kawamuraうちが取り扱っているcocot38miniにもついに春が来ましたね。
まとめ
以上、エレコムの新製品について紹介してきました。
今回の2モデルは大と小のダブルリリースということで、ワークスタイルに合わせた棲み分けがはっきりしているような印象を持ちました。
- 据え置き環境ではHUGE PLUS+フルサイズ/HHKBなど
大玉+パームレストで手首の負担を軽減しつつ、マルチ接続で複数PCを切り替えながら作業――といったデスク常駐用途に適した構成。静音スイッチとの組み合わせで、自宅兼作業スペースにもフィットするかも。 - ノートPC+コンパクトキーボード+bitraでモバイル環境を完結
荷物を増やしたくないけれど、トラックボールも使いたい…というニーズにはbitra。
どちらもエレコムの環境配慮基準「THINK ECOLOGY」認定を受けており、パッケージのプラスチック削減などにも取り組んでいる点も、最近の周辺機器トレンドらしいポイントですね。
さて、キーボードもいいけど、トラックボールもいいですよ、という話でした。
- 初版執筆日:2025/11/14
- 最終更新日:2025/11/14
- 取材方法:メーカー公式リリース・公式通販サイト参照
- 参照・引用元:エレコム公式サイト 新製品情報「ロングセラーのトラックボールマウス『HUGE』シリーズがリニューアル!マルチ接続とベアリング支持でパワーアップしたトラックボールマウス『HUGE PLUS』を新発売」(https://www.elecom.co.jp/news/new/20251113-01/)/エレコム公式サイト 新製品情報「エレコム史上、最もコンパクトなトラックボールマウス 持ち運びに最適な『bitra』がマルチ接続に対応 ホワイトモデルを追加し復刻発売!」(https://www.elecom.co.jp/news/new/20251113-02/)/エレコムダイレクトショップ「HUGE PLUS」「bitra」「交換用ボール・支持ユニット」各商品ページ/画像出典:エレコム公式サイト(ニュースリリース内掲載画像)
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:あり

