衝撃のコストパフォーマンスです。
Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardは、zfrontierで購入できる非常にリーズナブルなメカニカルキーボードです。
届いたその瞬間から利用できる組み立て式となっており、価格からは考えられない打鍵感と打鍵音と実現しています。
また、レトロルックスが非常に素晴らしく、一台持っていても損はないキーボードと言えるでしょう。
本記事では、Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardについてレビューしていきます。

- 衝撃のコスパの良さ
- レトロルックスがたまらない
- 打鍵感と打鍵音が素晴らしい
- あえての有線仕様にしたことで技適の心配がない
- VIAを使おうにも.jsonがないためキーマップの変更不可
- 重量が重いため持ち運びには不向き
- Windows用の交換用キーキャップがない
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Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardのスペック概要
Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardのスペックを見ていきましょう。
立ち位置としては、非ホットスワップモデルのKataaa Model VI Mechanical Keyboardのホットスワップ対応版という感じです。

KawamuraVIAに対応しているようですが、残念ながらjsonファイルが配布されていないのでキーマップの変更は断念しました。


スペック詳細
- Color:Translucent Black
- Keyboard weight 1000g
- 68-key layout
- Support Windows, MacOS/iOS and Android
- Keycap Material:ABS
- Hot-Swappable:Yes
- Dimension:330mm(length) *164mm(width)*28mm(front)*17mm(back)
- wire only
- Batteries included for Tri-mode models
搭載キースイッチ
- HMX Custom Switches
- Linear
- Operating force:43±5gf
- Pre-travel:2.00±0.5mm
- Travel distance:3.4±0.3mm
- Spring length:15mm
- Lubrication: Yes
- Stem:POM
- Upper Housing: PC
- Housing Base: PA66
キースイッチに関してはHMX製のカスタムキースイッチを採用し、ボディは半透明ブラックボディ、プレートはかなり重量感のあるスチールプレートを採用しています。
価格はなんとたったの$55.00です。


そのため、見た目に反して重量は約1kgと重量級となっており、安定したタイピングが実現されています。

【写真でみる】Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardレビュー
それでは早速、実際のキーボードの写真を見ていきましょう。
こんなレトロルックスな箱に入っています。
ロゴからみても、IBMをフィーチャーしているような印象を受けました。


箱の側面にはKataaaのロゴがあります。

中身は至ってシンプルで、本体、キーキャップ・キースイッチプラー、USB Type A to Cケーブル、簡易マニュアルが同梱されています。

マニュアルを見ながらライティング等の調整を行います。
キーマップに関しては本来であればVIAで変更可能なのですが、jsonの配布先が不明となっているため現状ではできませんでした。

余白を楽しめるデザインが非常に美しく、上下の丸みを帯びた形状もレトロな雰囲気をさらに醸し出しています。

デフォルトキーキャップの印字はMac用となっていますが、実際に入力されるMODキーとは異なるため注意しましょう。
また、Windows用のキーキャップは付属しません。

車体を中心とした線の細いフォントは、オールドマックで採用されていたフォントをフィーチャーしているようですね。

プロファイルはCherryよりも背が高いOEMプロファイルのような形となっており、若干背が高いです。
キーキャップ自体はシリンドリカルデザインとなっており、行によって傾斜が変わるステップスカルプチャードです。

ティルトアングルは、通常時で約4.2度、収納式ティルトレッグを出すと約8.2度となります。


接続は有線接続のみとなっているため、技適の心配は不要です。

本体左背面に接続口がある以外は、特にスイッチ類はありません。

背面は至ってシンプルで、シリアルナンバー等もなく、ブランド名とモデル名のみのシンプルな印字のみです。

キーキャップはシングルショットのABS製、印字はUVプリントだと思われます。

成型精度については問題ありません。
ABSらしいカチカチとしたタイピングサウンドを奏でます。

基板のカラーは目の覚めるようなイエローとなっており、南向きLEDを全キースイッチに搭載しています。
スイッチプレートはスチール製となっており、かなりの重量がありますね。

キースイッチはHMX製のカスタムスイッチが採用されています。

刻印などはありませんね。
押下圧は43gとちょうどよく、トータルトラベルは3.4mmのショートストロークとなっているため素早くタイピングが可能です。
底打ち音がピーキーなのが特徴的で、ABSキーキャップと相まってかなりご機嫌なクリッキーサウンドが楽しめます。

打鍵感に関しては、スチールプレートがトップマウントとなっている関係上、かなり硬めです。

Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardのメリット
実機を触ってみて感じたModel Ⅵのメリットは下記の4点です。
- 衝撃のコスパの良さ
- レトロルックスがたまらない
- 打鍵感と打鍵音が素晴らしい
- あえての有線仕様にしたことで技適の心配がない
衝撃のコスパの良さ
まず、1番のメリットだと感じたのはその価格の安さです。
なんとこれだけ上質なキーボードがたった$55.00で購入できてしまいます。
1ドル150円だとしても8,250円です。
日本までの送料を踏まえても1万円以下で購入できます。
正直なところ、価格破壊感が強いです。
この価格は日本メーカーではまず出せないでしょう。
レトロルックスがたまらない

このレトロルックスがたまりません。
ABSシングルショットにUVプリントという「チープ」にも見えるキーキャップスペックですが、おそらくはこれも狙ってやっているはずです。
あえて印字色を「白」ではなく、退色したようなアイボリーにしているあたり、一貫した商品デザインが伺えますね。
また、余白を大事にしたケースデザインや、丸みを帯びたルックスなど、デスクにおくとまるで過去にタイムスリップした可能ような錯覚を覚えるほどです。
打鍵感と打鍵音が素晴らしい
Model Ⅵは、あえて「クラッキー」な打鍵感を狙っているようです。
HMX製のキースイッチは底打ち音がピーキーとなっているため、そのままでは「カチカチ」と高音が耳につきます。
それを、スチールプレートや吸音材で調整することで、高音が特徴な反響音の少ない「デッドかつハイ寄り」の打鍵音にチューニングされています。
打鍵感はスチールプレートの剛性のためか、比較的硬めです。
ショートストロークのHMX製キースイッチのおかげもあって、高速タイピングを楽しむことができるでしょう。
あえての有線仕様にしたことで技適の心配がない
実はModel Ⅵには、ホットスワップに対応していないソルダーモデルが存在します。

こちらは$34.99とさらに安価なのですが、残念ながら無線接続機能が存在するのです。
当然、技適は取得していませんので、日本での使用はできません。
一方で、ホットスワップモデルの本機は、「有線専用」となっているため、技適の心配なく日本でも利用することができます。
Kawamura実はポーリングレートが1000Hzなので、そこらのゲーミングキーボード程度の低レイテンシーで利用することができます。
Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardのデメリット
私が感じたModel Ⅵのデメリットは下記の3点です。
- VIAを使おうにも.jsonがないためキーマップの変更不可
- 重量が重いため持ち運びには不向き
- Windows用の交換用キーキャップがない
VIAを使おうにも.jsonがないためキーマップの変更不可
こういった安価なキーボードでは比較的よくある話なのですが、VIA対応を謳ってはいるものの、キーマップの変更ができません。
理由は「.json」の配布がされていないためです。
本来、VIAを利用する際には「.json」は不要なのですが、それはVIA側で.jsonファイルが登録されている場合のみです。
最近では登録するキーボードが増えすぎているためか、VIAへの.jsonファイルの登録がされにくい現状があり、キーマップの変更には.jsonファイルを自身で読み込ませる必要があります。
しかし、KataaaのHPを日本から見つけることもできず、.jsonファイルがないためキーマップの変更ができません。
Kawamura残念ですが仕方ありません。
重量が重いため持ち運びには不向き

一見するとただのプラスチック筐体のキーボードに見えますが、実は重さは1kg以上あります。
持ち運びをする用途では使えません。
Windows用の交換用キーキャップがない

このように、デフォルトのキーキャップがMac用となっており、Windows用の交換用キーキャップは付属していません。
よって、どちらかといえばMacユーザー向けの商品となります。
ただし、上記写真にあるようなキーレイアウトにはなっておらず、実際は左最下段からCtrl,⌘,⌥,Space,⌥,Fn,Ctrlとなっています。
Kawamuraキーマップが変更できれば結構柔軟に対応できるのですが、それも叶わないため現状で使う形になりそうです。



まとめ|レトロ好きなら買っておく価値あり

以上、Kataaa Model VI Mechanical Hot-Swappable Keyboardのレビューをお伝えしてきました。
これが1万円以下で購入できるとは信じがたいほどのコストパフォーマンスですね。
この余白の大きいデザインとレトロルックスだけをみてもコレクションとして持っておきたい一台といえます。
購入はぜひzFrontierからどうぞ。


