株式会社コペックジャパンは、フランス・香港に拠点を置くKeychron製の新型キーボード「K8 Pro QMK/VIA」の販売を開始しました。
英語配列(US配列)モデルは2022年9月12日発売、日本語配列(JIS配列)モデルは2022年11月30日に発売されています。
Keychron K8 Pro QMK/VIA 販売価格
- 白色LEDバックライトモデル|18,480円(税込)
- RGB LED|20,900円(税込)
- ベアボーンモデル|16,280円(税込)
※それぞれメーカー販売価格







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Keychron K8 Pro日本語配列の発売時期について
Keychron K8 Proについては、発売当初はUS配列(英字配列)モデルのみとなっており、JIS配列(日本語配列)モデルの発売は「順次発売=未定」となっていました。
この度、Keychronの国内販売代理店であるコペックジャパンから販売開始時期について正式発表があり、2022年11月30日に無事に発売されました。
K8 PROのJISは生産等に遅れが生じ、今月末頃の発売開始を予定しております。お待たせして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
— KOPEK JAPAN (@KOPEK_JP) November 13, 2022

やはり日本国内ではJIS配列が圧倒的シェアですよね…!
Keychron K8通常バージョンとProとの違いについて
英語配列(US配列)、日本語配列(JIS配列)モデルともに、既存のK8とキー配列は変わりありません。
K8とK8 Proの大きな違いは下記の3点です。
- キーマッピングをカスタマイズできるか
- キーキャップの種類
- 静音化加工の有無

打鍵感の良さを求めるのであれば間違いなく「Pro」がおすすめ!
K8 Proはキーマッピングをカスタマイズできる

K8 Proはキーマッピングシステムである「QMK」「VIA」に対応しているため、ご自身で好きなキー配列に変更することが可能です。
特に重宝するのが、コントロールキーやシフトキーの位置がハードウェア側で変更できることでしょう。
Windowsユーザーの場合は、ソフトウェア側でキーマップを変更するのは、Macと異なりデフォルトで機能がないため、お好みの配列に変更できるのは非常に大きなメリットです。
キーマップの変更は「VIA」というソフトウェアを利用します。
まだ自動認証がされないようですので、別途JSONファイルをVIAのデザインタブから選択して設定しましょう。
K8 ProはOSAダブルショットPBTキーキャップを採用

K8 ProからはOSAダブルショットPBTキーキャップを採用しています。
今ひとつピンとこないかもしれませんが、「通常よりもちょっといいキーキャップを使っている」くらいの認識で良いでしょう。
ダブルショットとは、キーキャップ成形後にキースイッチに取り付ける部分のパーツを後付けしている2層構造となっていることを指します。
通常のキーキャップに比べて厚みがあるため、打鍵音がかなり抑えられるのです。
OSAプロファイルを採用していることで、角が丸くなっているのもかわいいポイントですね。
K8 Proは静音化加工がされている

通常盤のK8との一番の違いはここでしょう。
K8 Proには吸音フォームとシリコンボトムパッドがあらかじめ内蔵されているため、かなりタイトな打鍵音になっています。
聴き比べれてばその差は歴然です。
通常盤は残念ながらどの軸を使っても「うるさい」のですが、K8 Proではかなり静かで小君良いタイプサウンドとなっているのです。
まとめ
K8は以前からそのスタンダードな配列に加えて、Mac/Windowsの両方に対応していることから、非常に人気の高いモデルとなっていました。
K8 Proは最上位モデルとなっているため若干高額となっていますが、通常盤のK8よりも本当に心地いいタイピングサウンドを奏でることができます。
これからメカニカルキーボードを買うのであれば、Keychron K8 Proが非常に有力な選択肢に入ってくることでしょう。