Smackape Impact80 日本語配列バージョン(スマックエイプインパクト80JIS)レビュー|コスパ最強の日本語配列キーボードはこれ

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ついに日本語配列が登場!

2025年12月15日、株式会社KIBUはSmackape(スマックエイプ)Impact80 JIS(インパクト80日本語配列バージョン)の発売をAmazonストアで開始しました。

価格とラインナップは下記のようになっています。

モデル名プレートバッテリースイッチカラー価格 (税込)
StandardPC4,000mAhPolarSunset10,900円
ProPC4,000mAhCheeseMist11,900円
UltraPC8,000mAhCheeseBlack13,900円
UltraFR48,000mAhFrost BlueMist / Black / Forest13,900円

なんと、1万円くらいから買えてしまうという衝撃なコスパを誇ります。

Kawamura top RKawamura

一般的な「ふつうのキーボード」の価格から比べるとちょっと高いと感じるかもしれませんが、メカニカルキーボードジャンルでこのクオリティでこの価格というのは、正直信じられません。

スマックエイプインパクト80は、2025年7月22日から販売を開始した80%TKLサイズのメカニカルキーボード。

価格からは到底想像できない抜群の打鍵感をウリにその存在感を高めてきました。

そんな人気プロダクトに、日本人に馴染み深い「日本語配列バージョン」が登場となれば、人気となることは間違いないでしょう。

本コンテンツでは、満を持して登場したImpact80 JISについてレビューしていきたいます。

日本語配列キーボードを検討している方、ぜひ参考にしてください!

Impact80 JISのレビューまとめ
  • コスパ抜群のTKL日本語配列キーボードとして最適な選択肢
  • 打鍵感・打鍵音が素晴らしい
  • キーマップ変更可能で自分好みにカスタマイズできる
  • MOD-TAP /同時押しにも対応
  • ポーリングレートに関しては有線で1000Hzクラス(推定)なのでゲーミングガチ勢は満足できない可能性あり
  • 打鍵音が大きいためオフィスユースは難しい

Smackape Impact80 JISはプロモーション目的で株式会社KIBUより提供されました。
本記事のリンクより成約した場合は、Greenkeysを運営するGreenEchoes Studioが報酬を得る場合があります。

Smackape Impact80 JIS
71v2CCEfSBL. AC SX679
総合評価
( 4 )
メリット
  • ちゃんとした日本語配列で使い勝手が良い
  • 打鍵音・打鍵感がこの価格帯のキーボードではトップクラス
  • キーマップ変更対応に加えてMOD-TAP /同時押しにも対応
  • ライティングが美しい
デメリット
  • 有線接続時のポーリングレートが「ガチゲーミング仕様」ではない
  • macOSX用のキーキャップが付属していない
  • 打鍵音が大きいためオフィスユースには向かない
  • キーキャップ変更の仕様が若干わかりにくい
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Smackape Impact80 JISのスペック概要

71v2CCEfSBL. AC SX679
スクロールできます
カラーモデルライティングプレート素材バッテリースイッチ価格(税込)
Sunset
resized keyboard 2
Impact 80 StandardRGBPC4000mAhPolar Switch 
7e9450a115456ce0df397493baeb4b9c
10,900円
Mist
71nrkHLoJGL. AC SX522
Impact 80 ProRGBPC4000mAhCheese Switch
4837dceae217d96413e0b47a90093da8
11,900円
Black
71v2CCEfSBL. AC SX679
Impact 80 UltraRGBPC8000mAhCheese Switch
4837dceae217d96413e0b47a90093da8
13,900円
Mist / Black / ForestImpact 80 UltraRGBFR48000mAhFrost Blue Switch5b1df710fe8088410564b43a12e3534a13,900円

機能や特徴について

  • 80%TKLレイアウト
  • 物理レイアウト:日本語配列
  • 価格:10,900円ー13,900円(税込)
  • 高性能デュアルチップ搭載
  • 接続: 有線 / 2.4GHz無線 / Bluetooth の3モード対応
    • 有線時ポーリングレート:1000Hz(推定)
    • 2.4GHzポーリングレート:250Hz(推定)
    • BTポーリングレート:約80Hz(推定)
  • VIA対応
  • トリプルモード対応
  • Cherryプロファイルキーキャップ
  • PBTダブルショットキーキャップ
  • ガスケットマウント構造採用
  • スリット入りPCB
  • 吸音材搭載
  • プレート:PC /FR4
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レビュー環境

レビュー環境は下記の通りです。

  • 接続環境:macOS (Tahoe 26.1)
  • 使用モデル:Impact80 JIS Mist(Urtra)FR4プレート
  • 使用スイッチ:Frost Blue( リニア-45gf-3.6mmトラベル)
  • レイアウト:日本語配列
  • 主な用途:コンテンツ執筆(日本語のタイピング)
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Smackape Impact80 JISはどんな人におすすめ?

Smackape Impact80 JISを実際に使ってみて、おすすめできる人、おすすめしにくい人を簡単にまとめました。

Smackape Impact80 JISをおすすめできる人

Smackape Impact80 JISをおすすめできる人
  • コスパ抜群の日本語キーボードを探している
  • メカニカルキーボードの最初の一台を探している
  • 打鍵感がよいキーボードを探している

Smackape Impact80 JISは、コスパ抜群の日本語配列メカニカルキーボードを探している人にぴったりと言えるでしょう。

日本語配列のメカニカルキーボードの数は非常に少なく、打鍵感がよく「思い切りタイピングを楽しめる」という観点では、このキーボードは非常によい選択肢の一つと言えます。

この価格でこの打鍵音が出せるのは正直信じられません。

Smackape Impact80 JISをおすすめしづらい人

Smackape Impact80 JISをおすすめしづらい人
  • フルサイズキーボード以外は使う予定がない人
  • ソフトウェアでのキーマップ変更に抵抗がある人
  • 有線専用で低レイテンシを重視するゲーミング用途での利用を想定しているヘビーユーザー
  • 持ち運びを検討している人
  • キーキャップの交換がしたい人
  • 静かな環境で使うことが多い人
  • オフィスユースを考えている人

おすすめしづらい人の特徴としていくつか挙げましたが、避けたい利用シーンとしてはやはり「静かな環境での利用」です。

Smackape Impact80 JISは、そもそもが「タイピング音を大きく鳴らす」仕様で作られているため、静音への配慮はありません。

よって、タイピング音が周囲に与える影響はかなり大きいことが想定されます。

静音キースイッチへ換装することでも問題なく利用できますが、購入した状態で使えないという点ではデメリットとも言えそうです。

【写真で見る】Smackape Impact80 JISレビュー

それでは、実際のSmackape Impact80 JISの写真を見ていきましょう。

今回レビューしたモデルは、UltraグレードのMistカラー、Forest Blueスイッチモデルです。

Kawamura top RKawamura

最上位モデルですね。
個人的な好みとしては、FR4プレートの方が打鍵時の反発があって好きです。
POMプレートはより柔らかい打鍵感と低い打鍵音が好みの人には良いでしょう。

外装はANSIモデル(US配列モデル)と変わりありません。

黒をベースに金の文字が非常に高級感を出しています。

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製造元はHuiZhou Huami Intelligent Technologyという中国企業です。

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さっそく開封しましょう。

内容物は、キーボード本体、予備キースイッチ3個、USB Type-A to Type-Cケーブル、キースイッチ/キーキャッププラー、取り扱い説明書です。

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付属品類は箱の上部にある窪みに入っています。

キーボードを持ち上げると、背面のセレクトスイッチの説明があるのがプロダクトの丁寧さを感じますね。

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キーキャッププロファイルやキーキャップ詳細から見ていきましょう。

キーキャップは中央に向けて弓形に窪んだシリンドリカルデザインとなっており、行によって傾斜が異なるステップスカルプチャードです。

いわゆる「Cherryプロファイル」を模したものをなっています。

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キーキャップの材質はおそらくはPBT製、印字はなんとダブルショットです。

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キーキャップの成型精度も高く、素晴らしい完成度ですね。

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ダブルショットということで、かなり視認性の良い印字となっているのがわかります。

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緩やかにアーチを描くシリンドリカルデザインが美しいですね。

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スイッチプレートを見ていきましょう。

Ultraモデルは「FR4」という素材のプレートを採用しており、Pro/Standardで採用されているPOMプレートと比較すると、若干固く弾力性があるようなイメージです。

そのままだと固さが目立つため、スリット構造となっている点も非常に細やかな気配りがされている印象受けます。

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この価格帯のキーボードでこういった構造を採用しているのは本当に稀です。すごい。

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キースイッチはKailhと開発したオリジナルキースイッチを採用しており、Ultraモデルでは「Forest Blue」が標準でセットされています。

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押下圧は45gfと標準的で、トータルトラベルは3.6mmとややショートストロークです。

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キーボード全体を見ていきましょう。

キーボードは、暖色系のグレーを基調としたレトロフィーチャーデザインとなっており、メインキーとボディカラーの親和性が高いです。

アルファキーの印字はアクセントカラーと同じブルー、モディファイアキーはくすんだブラックに白の印字となっています。

配列はオーソドックスな80%TKL日本語配列となっており、「半角/全角」「1u Backspace」「ISOエンター」「ろ」キーが備わっていますs。

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筐体は樹脂製となっており、アルミニウムボディのキーボードと比較するとそこまで重くありません。

ただし、剛性が高くかなりがっしりしています。

チープな感じは一切感じませんでした。

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スペースバーサイズは3.75uです。

使用頻度が高い無変換・変換キーが1.25uサイズなのは押しやすそうですね。

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特殊キーの下には装飾用のLEDが仕込まれています。

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LEDは各キーに搭載されているものと連動しているようですね。

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側面のディフューザー部分などの造形が非常に美しい。

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印字はダブルショットというだけあってかなりクッキリしています。

フォントの線はダブルショットがゆえに若干太くなっているのは好みが分かれるかもしれません。

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日本語配列といえばこの形のエンターキーですね。

これはISOエンターといって、ISO配列で採用されているものです。

日本語配列は世界で見ても日本しか使っておらず、そのローカルレイアウト商品を出してくれているところに日本への意気込みを感じます。

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続いて側面を見ていきましょう。

フレームは単調ではなく、アクセントに縁取りがされてあるなどかなりデザイン性が高い印象です。

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先述したLEDディフューザーの美しさもそうですが、この背面デザインの流麗さは素晴らしいですね。

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スイッチや端子はすべて背面中央部に集約されています。

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中央には有線接続用のType-C端子がそわっており、画面左側がOS切り替えスイッチ、右側が接続モード切り替えスイッチとなっています。

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背面を見ていきましょう。

背面素材も樹脂製となっており、2段階のティルトレッグが内蔵されています。

滑り止めは四隅に四箇所貼り付けられていますね。

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技適マークがしっかりとラベリングされており、日本国内でも安心して利用することができます。

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ティルトレッグは、何も出さな状態で5.2度、1段階起こすと8.4度、一番高いと11.7度となります。

キーマップ変更の評価

Impact80 JISは、VIAというオンラインツールを使用したキーマップの変更に対応しています。

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VIA ▷▷

VIAを用いてキーマップを変更する前に、公式サイトからダウンロードできる「.json」ファイルが必要です。

VIAで.jsonファイルを読み込む方法▷▷
STEP
Show Design tabを有効化する
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VIAへアクセスして、歯車マークをクリック→一番上にある「Show Design tab」のスライダーを「オン」に切り替えます。

STEP
.jsonファイルを読み込む
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Designタブの「Load」からダウンロードした.jsonファイルを読み込みます。

マルチレイアウト対応の基板を採用しているモデルは「Use V2 definitions」をオンにしてください。

STEP
CONFIGUREタブから再度キーボードを読み込む
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CONFIGUREタブから「Authorize device」をクリックし、USB接続したキーボードを選択するとキーマップ変更ができるようになります。

MOD-TAP(単押し長押し設定)や同時押し設定方法はこちらからご確認いただけます。

打鍵感・打鍵音の評価

動画レビューに関しては準備が整い次第、Greenkeys Channelにて投稿します。

  • 打鍵音の大きさ:★★★★☆(大きめ)
  • 音の高さ:中間(吸音材が搭載されている+ガスケットマウントのためピーキーではない)
  • キーの重さ:ふつう(45gf)
  • キーの総トラベル長:やや短い(3.6mm)
  • 底打ち感:くっきり
  • キーのぐらつき:ふつう

Smackape Impact80 JISのメリット

それでは、実際に使ってみて私が感じたImpact80 日本語配列のメリットについて見ていきましょう。

Smackape Impact80 JISのメリット

  • ちゃんとした日本語配列で使い勝手が良い
  • 打鍵音・打鍵感がこの価格帯のキーボードではトップクラス
  • キーマップ変更対応に加えてMOD-TAP /同時押しにも対応
  • ライティングが美しい

ちゃんとした日本語配列で使い勝手が良い

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まず、1番のメリットは「しっかりとした日本語配列」となっているところでしょう。

日本語配列は世界的にみてもかなり珍しいローカルな配列となっており、海外企業から見ても「半角/全角」キーが何をするものなのか、理解が難しいという事情が実際には存在します。

その点について、販売代理店であるKIBU株式会社のプロデュースで完全に解決しており、まったく違和感のない「日本語配列キーボード」として完成している点は大きなメリットと言えるでしょう。

打鍵音・打鍵感がこの価格帯のキーボードではトップクラス

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Impact80は、とにかく打鍵音と打鍵感が非常に気持ちいいです。

ASMR的な耳馴染みのよい打鍵音はずっとタイピングしていたくなるような感覚に陥ります。

また、打鍵感に関してもガスケットマウントに加えて、スリットの入ったPCB、さらには搭載された複数層の吸音材の組み合わせにより、非常に心地よい底打ち感覚を指先に入力してくれます。

キーマップ変更対応に加えてMOD-TAP /同時押しにも対応

Impact80日本語配列は、キーマップの変更に加えて、MOD-TAP(キーの押している時間によって入力されるキーが変わる機能)や同時押しを自身でカスタマイズして利用することができます。

これは、カスタムキーボードを利用するにあたって必須とも言える機能です。

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最近では、採用するMCUの仕様やQMKベースではない独自ファームウェアが使われるケースが増えており、これらの機能がオフとなっているケースが多いです。
そんな中でこれらが機能するのは素晴らしいメリットですね。

ライティングが美しい

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Impact80日本語配列は、LEDライティングが非常に美しいのも特徴の一つです。

アローキーの上部分だけでなく、全キーにLEDが南向きで設置されていることに加えて、本体側面から背面にかけてのLEDディフューザーの美しさはもはや芸術的と言っても差し支えないでしょう。

Smackape Impact80 JISのデメリット

やはり、素晴らしい商品でも購入する前に確認しておきたいデメリットが当然存在します。

Impact80JISのデメリットは下記の4点です。

Smackape Impact80 JISのデメリット

  • キーマップ変更の仕様がちょっとわかりにくい
  • 有線接続時のポーリングレートが「ガチゲーミング仕様」ではない
  • macOSX用のキーキャップが付属していない
  • 打鍵音が大きいためオフィスユースには向かない

キーキャップ変更の仕様が若干わかりにくい

これは商品仕様なので理解する必要がある話ですが、どのモードでどのキーマップが適応されるのか明記されていないため、注意が必要です。

Windowsモードで設定できるのは、デフォルト状態で「レイヤー0」と「レイヤー2」の2枚です。

macOSXモードで設定できるのは、デフォルトの状態では「レイヤー1」と「レイヤー3」の2枚です。

Windowsモードでは、基準レイヤーが「レイヤー0」スタートに、macOSXモードでは、基準レイヤーが「レイヤー1」になるイメージですね。

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また、macOSXモードでのスペースバーの両隣は、正しくは「漢字(Lang2)」と「한영(Lang1)」です。
ここだけ修正する必要があるため忘れないようにしましょう。

有線接続時のポーリングレートが「ガチゲーミング仕様」ではない

Impact80JISの有線接続時のポーリングレートは約1000Hzとなっています。

昨今の「ガチゲーミング仕様」の磁気式キーボードのポーリングレートは8000Hzが主流となってきており、コンマ数秒を争うeスポーツでの利用は不向きな可能性があります。

あくまでも「ファン向け」の仕様であることを承知してから購入を検討したほうが良いでしょう。

macOSX用のキーキャップが付属していない

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Impact80 JISは、あくまでもキーキャップはWindows仕様となっており、Mac用のキーキャップは付属していません。

仕様上はmacOSXでも使えますが、表面上(キーキャップ上)ではMacの表記にはならない点は注意しましょう。

打鍵音が大きいためオフィスユースには向かない

Impact80 JISは、製品企画の段階から「鳴らすこと」を前提に作られたキーボードだと考えています。

よって、打鍵音は当然大きく、打っていて気持ちが良いものとなっているのは間違いありません。

この事実からも分かるように、デフォルトの状態では日本のオフィスで使うことは難しいでしょう。

どうしてもオフィスや静かな環境で使いたい場合は、すべてのキースイッチを静音スイッチへ交換する必要があります。

似たコンセプトのキーボードとの比較

ここでは、Impact80JISの直接的なライバルとなる機種と比較していきます。

機種名コメント価格 (税込)マウント構造スイッチ備考
Smackape
Impact 80
打鍵音重視ならコレ。約10,900円〜ガスケット
吸音材あり
オリジナル
(Polar/Cheese等)
この価格でガスケット&TKLは希少。打鍵音重視。ホットスワップ対応。
Keychron C3 Pro 8K
71UNUwnhGdL. AC SX569
スペック✖️コスパ重視ならコレ。約8,000円ガスケット
吸音材あり
Keychron Super SwitchQMK & Launcher App対応。オフィスにも馴染む王道デザイン。8K対応でゲーミング性能が高い。ホットスワップ対応。
Pulsar Gaming Gears PCMK 2HE TKL
予算が潤沢でラピドリ等のゲーミング用途でおすすめ約22,000円トレイ
吸音材あり
Gateron x Pulsar Magnetic switch8K対応でゲーミング性能が高い。ホットスワップ対応。

※価格は執筆時点の目安です

やはり直接的なライバルはKeychron C3 Pro 8Kでしょう。

Impact80よりも安価でかつ、ガスケットマウントという点も類似しています。

こちらはポーリングレートが8K対応ということもあり、ゲーミング用途ではKeychronに軍配が上がりそうです。

一方Impact80では、打鍵音の良さが光ります。

Keychron C3 Pro 8KがABS製のキーキャップに対して、Impact80はPBT昇華印刷となっており、よりコトコトとした打鍵感が好みの場合はImpact80が良いでしょう。

価格・販売形態・入手性

スマックエイプSmackape Impact80 JISの入手性は「非常に良い」です。

Amazonストアで購入可能であり、在庫も潤沢となっていることからいつでも購入可能です。

  • 入手性:★★★★★(非常に入手しやすい)
  • 価格帯:10,900円〜13,900円(モデルにより変動)
  • 販売形態:通常販売
  • 再販予定:
  • 入手性:日本のAmazonストア

まとめ

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以上、Smackape Impact80 JISのレビューをお送りしてきました。

このキーボードは、メカニカルキーボード初心者だけでなく、ある程度メカニカルキーボードを使ったことがある人も十分満足できるクオリティをもった商品だと自信をもって言えます。

80%TKLというレイアウトは大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズ感となっており、デスク環境が限られているケースが多い日本のデスクトップ事情にもぴったりではないでしょうか。

ホットスワップ対応でキースイッチカスタマイズも行えるため、自分好みのキースイッチに換装しても面白いでしょう。

ぜひ一度、試してみてください!

  • 初版執筆日:2025年12月6日
  • 最終更新日:2025年12月6日
  • 取材方法:商品提供
  • 参照・画像引用元Amazonストア
  • 利益相反:商品提供:あり 本稿収益化リンク:あり

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys運営責任者/GreenEchoes Studio代表

本サイトの記事はすべて筆者が取材・編集・執筆を行っています。
キーボードを100台以上所有・レビューし、国内外のメーカー・販売店への寄稿実績があります。また、自社運営のキーボード専門ショップ「Greenkeys Shop」を運営。
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