大盛況のもとに閉幕したTOKYO KEYBOARD EXPO。
日本だけでなく、世界をリードする中国国内の最新キーボードの展示の姿から、「次に来る」キーボードの姿をなんとなく模索してみたいと思います。
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次に来るキーボードは?
キーボードの起源はおそらくはタイプライターだというのはご存知でしょう。
QWERTYレイアウトが世界中で使用されており、「文字を打つ」という用途ではかなり成熟しきっているデバイスとも言えます。
近年ではゲーミングキーボードに求められるような「低遅延」競争に関しても8000Hzを境にほぼ頭打ちとなり、「機能を盛り込んで差別化する」という側面においてはかなり飽和してきているのではないでしょうか。
ルックスに関しても「似ている」ものが多くなってきている中で、キーボードが「次にどこへ向かうのか」というのを複数の切り口でなんとなく予想していきたいと思います。
- 機能
- デザイン
- 物理配列
- プロファイル
- サイズ
機能
キーボード自体の機能としては、ほぼ盛り込み尽くしたような印象を持っています。
無線接続・キーマップの変更に関しては大手では標準で対応するようになってきており、ゲーミングキーボード以外のジャンルに関してはレイテンシーはそれほど大きな問題ではありません。
よって、キーボードだけでなく、キーボード以外の周辺機器の機能の搭載にフォーカスされていくような気がしています。
そういった意味では、トラッキングデバイスとキーボードの融合が進むかもしれません。
日本の自作キーボード界隈では数年前から流行している「トラックボールとキーボード」との融合をはじめ、HHKB Studioなどでも搭載例がある「トラックポイント」との融合、さらにはFlow2やHHKB Studioで見られたような「トラックパッドとキーボードの融合」などを搭載したものが出てくる可能性が考えられます。
Kawamuraまた、Nape Proのような補助的なポインティングデバイスをモジュールとして取り込めるようなスタイルも面白そうですよね。









デザイン
キーボードだけでなく、キーキャップを含めたトータルコーディネートとして、ファッション性を持ったキーボードが増えてくると予想しています。
もう、キーボードは「機能性」だけではなく、所有する喜びや魅せる喜びをも共有できるファッションデバイスとしての側面が強化されてくるのではないでしょうか。














物理配列
やはり、これまでもこれからもオーソドックスな「横ずれ=ロウスタッガードレイアウト」が強い時代は続くでしょう。
しかし、最近では「オーソリニア(格子状配列)」キーボードの台頭が目立ちます。
一見するとキーボードにすら見えないルックスですが、使ってみると案外慣れるものです。
本当に少しずつではあるとは思いますが、着実にロウスタッガード以外の選択肢が広がっていくと予想しています。










サイズ
キーマップの変更が当たり前にできるようになってきていることが追い風となり、これからは60%レイアウトよりも小さいキーボードが出てくると予想しています。
すでに中国国内ではレイヤー入力を前提とした40%サイズ以下のキーボードが流行の兆しを見せてきているようで、この流れが世界的にも波及するのかもしれません。







プロファイル
やはり、打鍵感のよいCherry MXに準じたいわゆる「ノーマルプロファイル規格」のキースイッチを用いたキーボードは依然として人気を保つでしょう。
しかし、着実に「ロープロファイルキーボード」についてもその存在感を確かなものにしています。
現代においては、ビジネスシーンにおいても、デスクトップパソコンに備え付けられているキーボードを利用するよりも、ノートパソコンに搭載されている薄型パンタグラフキーボードを利用することが多くなっているのではないでしょうか。
そういった「マス層」に刺さるのは間違いなく「ロープロファイルメカニカルキーボード」です。






まとめ
以上、なんとなくですが「次に来るキーボード」の姿をちょっと想像してみました。
結局のところ、どれだけ音声入力が発達しても、なんだかんだで物理入力装置の必要性は変わらないような気がします。
これからどんなキーボードが現れるのか、楽しみですね。

