AULA(アウラ)が、日本市場向けのJIS配列キーボード6機種を2026年4月7日から発売しました。

PR TIMESの発表では、全国の一部家電量販店で展開開始と案内されており、ラインアップはF65、F75、F87、F99、Hero68、Hero84です。




AULAが今回日本市場向けに投入したJIS配列6機種は、65%からフルサイズまでのメカニカル系4モデルに加え、磁気スイッチ搭載のHERO68 / HERO84まで含む構成です。
| モデル | 配列 / サイズ | スイッチ方式 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| F65 | 65% | メカニカル | 省スペース重視、方向キーなどを残したコンパクト設計 |
| F75 | 75% | メカニカル | Gasket構造、5層静音設計、アルミ合金ノブ、全キーホットスワップ、RGB |
| F87 | 80%TKL | メカニカル | Gasket構造、快適な打鍵感と柔軟な使い勝手 |
| F99 | 96% | メカニカル | 8000mAh大容量バッテリー、入力効率重視 |
| HERO68 | 65% | 磁気 | ラピッドトリガー、0.1〜3.4mm作動点調整、RT 0.01mm精度、SOCD・MT対応、ホットスワップ対応 |
| HERO84 | 75% | 磁気 | 高精度アクチュエーション調整、多彩なカスタマイズ、Fキーや矢印キーを残した構成 |
単発のJISローカライズではなく、サイズ帯とスイッチ方式の両面で“面”を取りにきていることが見えてきます。
今回の動きで特に気になるのは、AULAがJIS配列を「点」ではなく「面」で展開していることです。発
表では、通常のメカニカルキーボードだけでなく、磁気(ホール効果)キースイッチ搭載モデルとしてHero68とHero84もラインアップに含まれるとしています。


つまり、AULAは日本語配列を単なる入門向けの追加仕様としてではなく、ゲーミング文脈の本格モデルまで含めて広げようとしているように見えます。
さらに、販売チャネルとして全国の一部主要な家電量販店などの店頭販売までが明示されている点もかなり大きな注目点に見えます。
海外ブランドの日本語配列モデルは、これまで直販や一部ショップ流通に留まることも少なくありませんでした。
そこに対してAULAは、最初から量販店を含む流通を前提に動いていることになります。
PR TIMESの発表では、同時期に発売予定のL99については、今回のJIS配列シリーズとは異なる位置づけとして、US配列で展開すると説明しています。
この切り分けも興味深く、AULAが日本市場に向けて、JISとUSを役割分担しながらラインアップを整理していることがうかがえます。
今回のニュースの本質は「AULAの新製品が増えた」ことよりも、海外ブランドが日本語配列市場を、単発ではなく複数モデルで取りに来ていることにあります。
日本語配列は「ニッチな配列」というより、海外ブランドにとってもきちんと商売になる市場として見られ始めているのかもしれません。
品質や完成度の評価は実機を見てからですが、少なくとも今回のAULAは、日本市場に対してかなり気合の入った入り方をしてきたように見えます。
- 初版執筆日:2026年4月11日
- 最終更新日:2026年4月11日
- 取材方法:プレスリリース
- 参照・引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000173647.html
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

