スモールキーボードを世の中に知ってもらおうプロジェクト(仮)を開始

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Greenkeys運営の河村です。

takashicompanyさん主催のもと、「#KLE配列選手権」が開催されました。

私は自作キーボードが好きで非常の多くの作品を持っていますが、まったく設計ができません。

そんな私にとっては夢のような企画でした。

残念ながら採用枠には残りませんでしたが、「個人的に好きだった枠」で採用していただくという嬉しい結果に。

https://twitter.com/takashicompany/status/1845841477769036267

せっかくの機会なので、Greenkeysとして、「スモールキーボードを世の中に知ってもらおう」プロジェクトを企画、開始したいと思います。

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まったくいいプロジェクト名が浮かんでいませんのでとりあえず(仮)です。

追記

開始しました。

技術提供者:@takashicompany

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Greenkeys Keyboard Project

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多くの場合、キーボードは「文字を入力するためのデバイス」で、仕事で毎日タイピングを行うものです。

ですので、「いつもの感覚で普段通り打てること」が求められます。

そういった観点から言うと、一般的ではない「スモールキーボード」は、タイピング方法を習得するまでに時間がかかる=つまり、スイッチングコストが高いため、実用的ではありません。

ただし、習得してしまえば、必要最小限の指の動きでタイピングが行うことができるという大きなメリットを享受することができます。

加えて、持ち運びにも便利ですし、なんならちょっと可愛いです。

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サイズにもよりますが、多分ニンテンドースイッチのケースに収まるものもあります。

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zincとニンテンドースイッチのケース。たぶん片手5列なら入りそう。

やはり、スイッチングコストが大きい問題はすぐには解決できません。

ただ、スモールキーボードを「実用性のある入力デバイス」ではなく、「ちょっと変わったガジェット」として捉えればどうでしょう?

ガジェットであれば、「楽しむ」側面からも、キーマップの探求に時間をかけたり、カスタマイズを楽しんだり、「趣味や余暇活動の範囲」でキーボードを楽しむことができます。

その延長線上に、「業務で使う」という結果につながれば非常に理にかなった使い方になるのではないでしょうか?

ですので、今回takashicompanyさんに企画してもらったキーボードは「楽しむためのスモールガジェット」として宣伝をしていきたいと思います。

キーボードの販売に関する課題

当然、事業としてやるからには「収益化」しなければいけません。

今回の場合、収益化<メディア名の宣伝 という意味合いも含んでいるため、そこまで大きな収益を望むわけではないにしても、事業の継続性を考えるのであれば、赤字でやるわけにはいきません。

そのほかにもこんな課題が。

キーボード販売に関する課題
  • ハンダを用いた組み立てが必要
  • ファームウェアの書き込みが必要
  • スイッチとキーキャップなどを揃える必要性
  • キーマップを煮詰める作業が大変
  • ケースは自分でプリントしてねもしくは発注してね問題
  • アフターフォロー問題

結構山積しています。

現状での対策は下記のように考えました。

  • まず、ハンダつけ問題。これはCorne v4のように、PCBAをしてしまうことで、手元に届いた時点でハンダつけ作業はないようなデザインにすれば…。
  • ファームウェアについても、事前に書き込んでおくことでなんとかなりそう。
  • スイッチとキーキャップ問題については、キーキャップの入手性が悪いので、ここはあらかじめ付属するように手配、スイッチに関しては最近ではアマゾンで購入できるようになったので、好みの問題も考慮して同梱しない方針。今回はTRRSケーブルも必要になるので、好みに応じて選べるようにJIZAIさんやDaily Craft Keyboardさん、TALPさん、Amazonなどを紹介する形で界隈のお店にも還元したい。
  • 印字に関しては、AーZの印字プラス記号を印字した必要最小限のものに設定。
  • そもそもキーマップの自由度が高いため、必要とあらばYUZUやFKcustomを斡旋する方針。
  • キーマップ問題については、自身が使っているキーマップを解説するコンテンツで、考え方のベースを提示、その後は自身で煮詰める作業を「楽しめる」ようにする。
  • ケースに関しては、正直さっぱりわからないのですが、Corneの3Dケースのように、下からねじ止めする、もしくはカット済みのアクリル板を同梱してサンドイッチしてもらう形であればドライバー一本で組み立てられそう。
  • アフターフォロー問題に関しては、できる限りソフトウェア・ハードウェア的な問題が出ないように配慮。
  • 「ハンダつけしたけどうまく行かない」という相談に関しては、問題箇所の切り分けが非常に複雑で時間がかかるため、あえてPCBAを行うことでリスクを軽減する。

使って欲しい対象は「自作キーボードユーザー以外」のガジェット好き

今回のコンセプトは「スモールキーボード入門」なので、対象は自作キーボードに慣れ親しんでいない「ガジェット好き」の方です。

自作キーボードに興味を持った多くの人が「ハンダつけ」や仕組みで挫折して、門戸すら叩かない状況があるように感じています。

まずは「ミニ四駆」や「ガンプラ」の感覚で、ドライバー一本で組み立てられる感覚で組み立てられるようなものにできれば、気軽に買えるのではないかと。

最後は「価格」ですね。

利益を載せて売ることを考えるとかなり考えなければいけない部分かと思います。

まとめ

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ということで、唐突に始まったプロジェクト。

とりあえずはこんな感じの方向性で動いていきたいと思います。

私自身は広告屋なので、製作部分はtakashicompanyさんに全てを委ねる形になりそうです。

その代わりに、WEBでの宣伝は力を入れたいと思います。

私がキーボード界隈に身を置いて2年くらいになりますが、内なる深化は非常に得意とする反面、外への広がりがちょっと苦手なように思います。

確かに、参入ハードルが下がれば、それだけ知識がない方がきて、トラブルになる可能性も十分考えられます。

ただ、そこも含めて「みんなで楽しめるような」環境が作れたらいいなーと思います。

界隈のみなさんからの意見もいただきながら参考にさせていただいた上で進めていきたいと思いますので、見守っていただけたら嬉しいです。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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