2026年6月13日、Keychronは、ワイヤレスマウス「Keychron M6」シリーズの新構成を案内しました。
今回案内されているのは、PixArt 3950センサーを搭載し、8,000Hzポーリングレートに対応する「M6 8K」と、PixArt 3395センサーを搭載し、1,000Hzポーリングレートに対応する「M6 1K(Clicky Switch Model)」です。
(1Kは既存のPixArt 3311とは異なる様子)
キーボードだけでなく、マウス、トラックボールの領域にも攻勢を見せるKeychronの動きに注目が集まります。
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Keychron M6マウスシリーズについて


Keychron公式の商品ページでは、Keychron M6 Wireless Mouseとして複数構成が展開されており、今回は既存の「PixArt 3311(1K Polling Rate)モデルに加えて、新たにPixArt 3395、PixArt 3950の各センサーを搭載した上位モデルがラインナップされた形とみられます。
M6というモデルは変わらずに、光学センサーのスペックで選ぶマウス、と見て良いでしょう。
ベースカラーは黒と白の2種を用意し、それぞれプレミアムホイールかスタンダードホイールかでラインナップが異なります。


(上記画像の価格はプレミアムホイールバージョンのもの)
M6 8KはPixArt 3950センサーと8,000Hzポーリングレートに対応
M6 8Kは、PixArt 3950センサーを搭載した上位構成です。
M6 8Kに搭載されるPixArt 3950について、最大30,000DPI、最大750IPSに対応する「最強のマウスセンサー」として説明されています。

また、8,000Hzポーリングレートは、2.4GHzワイヤレス接続および有線接続で利用できます。

ゲーミングマウスでは、高DPIだけでなく、センサーの追従性、ポーリングレート、クリックやホイールの感触などが重要となると考えられます。
価格は$69.99。
M6 1KはPixArt 3395搭載。価格を抑えた1,000Hzのミドルスペック構成
一方でM6 1K(PixArt3395)は、PixArt 3395センサーを搭載した1,000Hzポーリングレート対応モデルです。
従来の1K(PixArt 3311)モデルとは、DPIレンジ、IPS、駆動時間の面で異なります。
| 項目 | 新モデル:1K(PixArt 3395)最新版 | 旧モデル:1K(PixArt 3311) |
|---|---|---|
| センサー | PixArt 3395 | PixArt 3311 |
| スイッチ | Silent版:Huano Silent Micro SwitchClicky版:Huano Micro Switch | Huano Silent Micro Switch |
| スイッチ寿命 | Silent版:2,000万クリック Clicky版:1億2,000万クリック | 2,000万クリック |
| DPI(CPI)範囲 | 100〜26,000 DPI | 50〜12,000 DPI |
| IPS | 最大650 IPS | 最大300 IPS |
| ポーリングレート | 1000Hz | 1000Hz |
| 接続方式 | 2.4GHz / 有線 | 2.4GHz / 有線 |
| Lift Off Distance | 1.0mm / 2.0mm | 記載なし |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
| バッテリー持続時間 | 最大180時間 | 最大165時間 |
| ホイール | プレミアム磁気メタルホイール | プラスチックホイール |
| 重量 | 86g / 0.19lbs | 86g / 0.19lbs |
新モデルはセンサー性能・DPI上限・IPS・スイッチ寿命・軽量性が大きく向上しています。
仕様違いで複数モデルが展開されていますが、今回のXでの発表を見る限りでは、1K(PixArt3395)モデルのクリッキースイッチ搭載、プレミアム時期メタルホイール搭載モデルが追加されたようです。
これまでは、Silentスイッチ版のみのラインナップに、あらたにクリッキー版が加わったような形ですね。
価格はプレミアムホイール搭載モデルで$54.99。
プレミアム磁気メタルスクロールホイールを選択可能

Keychron M6の特徴として、プレミアム磁気メタルスクロールホイールを備える構成が用意されている点も挙げられます。
Keychron公式ページでは、プレミアム磁気メタルスクロールホイールについて、より滑らかで静か、精密なスクロールを実現するための機構として紹介されています。
ホール効果センシングを利用した非接触検出により、従来型のスクロールホイールよりもクリーンな信号検出や長寿命化が期待できると説明されています。
編集部では、磁気式のスクロールホイールは試用したことがありません。
これはどのような質感となっているか注目したいですね。
ゲーミング文脈よりも、オフィスユースでの実用性についてみていきたいです。
デュアルホイール搭載。サイドホイールも実用性が高い


M6マウスは、トップホイールとサイドホイールを搭載したデュアルホイール構成となっている点にも注目です。
トップホイールはボタン一つで「標準の中央スクロール」と「無限スクロール」を切り替えることが可能。
サイドホイールは、横方向のスクロールに対応し、実務ではエクセルの横方向への移動やビデオクリップのタイムライン方向への移動などもできるとされています。
Keychron Launcherでカスタマイズ可能

Keychron M6は、Webベースの設定ツール「Keychron Launcher」に対応します。
Keychron Launcherでは、ボタン設定、ショートカット、マクロ作成、LOD、ポーリングレート、DPIなどの設定が可能です。
また、5つのオンボードメモリプロファイルを備え、アプリやPCごとに設定を切り替えられると案内されています。
専用アプリを常駐させるのではなく、ブラウザベースで設定できる点は、Keychronのキーボード製品と共通する方向性と言えるでしょう。
キーボードだけでなく、マウスでも独自の進化を遂げています。
主な仕様

| 項目 | 8K(PixArt 3950) | 1K(PixArt 3395) |
|---|---|---|
| センサー | PixArt 3950 | PixArt 3395 |
| スイッチ | Silent版:Huano Silent Micro SwitchClicky版:Huano Micro Switch | Silent版:Huano Silent Micro SwitchClicky版:Huano Micro Switch |
| スイッチ寿命 | Silent版:2,000万クリックClicky版:1億2,000万クリック | Silent版:2,000万クリックClicky版:1億2,000万クリック |
| DPI(CPI)範囲 | 100〜30,000 DPI | 100〜26,000 DPI |
| IPS | 最大750 IPS | 最大650 IPS |
| ポーリングレート | 8000Hz | 1000Hz |
| 接続方式 | 2.4GHz / 有線 | 2.4GHz / 有線 |
| Lift Off Distance | 0.7mm / 1.0mm / 2.0mm | 1.0mm / 2.0mm |
| ガラス面トラッキング | 対応(Tracks On Glass) | 記載なし |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
| バッテリー持続時間 | 最大120時間 | 最大180時間 |
| ホイール | メタルホイール | メタルホイール |
| 重量 | 86g / 0.19lbs | 86g / 0.19lbs |
注意点:4Kモデルは型落ちの可能性あり
本家Keychron.comと日本向けサイト(Keychron.jp)とでラインナップを比較すると、M6 4Kモデルが事実上ラインナップ落ちとなっている可能性があります。
| 現在の主な販売ライン | センサー | ポーリングレート | 備考 |
|---|---|---|---|
| M6 8K | PixArt 3950 | 8000Hz | 現行最上位モデル |
| M6 1K 上位版 | PixArt 3395 | 1000Hz | バランス型の現行モデル |
| M6 1K 標準版 | PixArt 3311 | 1000Hz | 価格重視モデル |
| M6 4K | PixArt 3395 | 4000Hz | 本家・日本版ともに売切れ扱い。実質ラインナップ落ちと見てよさそう |
非常にわかりにくいですが、現状の大枠としては、M6 1K上位版とM6 8Kの最上位版の2択で購入を検討した方がよいかもしれません。
キーボードだけでなく、マウス領域でもKeychronらしい展開
Keychronはキーボードブランドとしての印象が強いですが、近年はマウスやトラックボールなどのポインティングデバイスにも展開を広げています。
今回のM6シリーズは、ゲーミング用途だけに寄せた軽量マウスというより、作業用マウスとしての多機能性と、センサーやポーリングレートによる性能面を両立したモデルに見えます。
特に、キーボード文脈を活かしたKeychron Launcherでのマッピングの自由度の高さは、マウスとしての機能だけでなく、マクロパッドも兼用できるほどの柔軟な対応力をもっていると評価しています。
Nape ProやKeychron T1などのトラックボールマウス領域にも進出してきており、デスク周辺機器分野への拡大が目覚ましいですね。
引き続き注目していきたいです。
- 初版執筆日:2026年6月13日
- 最終更新日:2026年6月13日
- 取材方法:メーカー公式サイト・公式SNS投稿参照
- 参照・引用元:
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:あり

