Keychron Q12が発売開始!左手マクロに特化した96%レイアウトキーボード

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ものすごい変化球を投げてきた印象があります。

2023年2月11日、Keychronは公式ツイッターアカウントを更新し、新しいモデルとして「Keychron Q12」を発表しました。

ご覧いただいてお分かりかと思いますが、かなり変則的な配列となっているのがわかります。

情報参照元および画像参照元:Keychron Q12

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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Keychron Q12とは?左側にナンバーパッドを配置した変則96%レイアウトキーボード

Keychron Q12とは、左側にナンバーパッドを搭載した96%配列のメカニカルキーボードです。

通常のメカニカルキーボードであれば、テンキー(ナンバーパッド)は右側というのが定説ですが、これを大きく崩してきたという意味では、革新的・変則的と言えるでしょう。

Keychron Q12の特徴
  • Keychron OSA Profile Double shot PBTキーキャップ採用
  • QMK/VIA対応でキーマップのリマッピングが可能
  • macOSとWindowsをスイッチで切り替え可能
  • 有線接続のみで無線接続は不可
  • ダブルガスケット構造採用で柔かな打鍵感が特徴
  • 選択できるキースイッチはGateron G Pro 2.0 Red/Brown
  • プログラム可能なロータリーエンコーダーノブを搭載
  • ねじ込み式PCBスタビライザー搭載

左利き用ではなく、右利きの方にもおすすめ

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公式サイトにも掲載されているように、左利きの方だけでなく、右利きの方もこのデザインを使いやすいと感じることでしょう。

右手でマウス操作→ナンバーパッドを打つために右手を離してナンバーパッドに手を置いて…という無駄を省くことが可能です。

メインとなる使い方はマクロパッド

おそらく、Q12に期待される使い方は、左手用のマクロパッドとなると考えています。

通常レイヤーではナンバーパッドとして使用し、左手小指で押せる位置にFn(Mo1)を設定した後に、各キーにマクロを割り当てれば、右手でカーソル操作をしながらショートカットキーを押すことが可能です。

また、完全にマクロパッドとして割り切るのであれば、レイヤー0の段階でショートカットキーを振るのも良いでしょう。

AKKOなどのカスタムキーキャップを使えば、割り振りも容易です。

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AKKOキーキャップをインストールしたTokyo60

Keychron Q12の発表を受けてのSNSでの反応

精力的に新製品を発表しているKeychronですが、そのファンは世界中にいます。

今回の発表はそのファンにとってもかなり衝撃をもって受け入れられたようです。

Keychron Q12の評判と口コミ
  • サウスポーレイアウトを見るのが楽しみ!@TheManicGeek
  • 記録するには、これが正しい方法です。@wsjudd
  • すげー変化球と思ってしまうのは、僕だけ?@yoshitaka_yama
  • この10keyを左に持っていくの賢いなぁ 結構ありな気がして来た@apx_tubasaaa
  • 我々が求めていたものってまさにこれなのでは……@OTK_create
  • 左側テンキーは良さそう@kkeisuke
Kawamura top RKawamura

個人的にですが、私がフォローしている方が多くいらっしゃって面白かったです。

このように、Keychronファンにとっては、かなり友好的にな受け入れとなっており、商品リリースについては歓迎されている印象を持ちました。

アーリーアダプターとなりうる彼らの受け入れは非常に重要です。

確かに、多くの方は右手でマウス(もしくはトラックボール/トラックパッド)を利用しつつ、右手でテンキーを操作することが多いでしょう。

ただし、これではマウスを持ちながらナンバーパッドが利用できないため、よく考えてみればかなり効率が悪いです。

そういった意味では、非常に理にかなったレイアウトといえます。

当サイトでは、Keychron Q0/Q0 Plusを「優れた左手デバイス」と宣伝してきており、今回の発表ではそれが公式によって裏付けられた形となりました。

左手でのデバイス操作を推奨している身としては、今回の発表を非常に嬉しく思います。

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Keychron Q12のスペック詳細

Width145 mm
Length409.4 mm
Front Height20.2 mm (without keycaps)
Back Height30.9 mm (without keycaps)
Feet Height2.4 mm
Angle5.3°
Weight2491 ± 10 g (Fully Assembled Version)
Body MaterialFull CNC machined aluminum
Plate MaterialSteel
Polling Rate1000 Hz
Fully Assembled Version)Double-shot PBT keycaps, not shine-through, OSA Profile (OEM height, SA shape)
MCUUltra-low-power ARM Cortex-M4 32-bit STM32L432 (128KB Flash)
SwitchesGateron G Pro (Fully Assembled Version)
BacklightSouth-facing RGB LED
Switch SupportHot-swappable (5 pin & 3 pin)
StabsScrew-in PCB stabs
ConnectivityType-C
CableType-C cable + Type-A to Type-C adapter
Operating Environment-10℃ to 50℃

情報参照元:https://www.keychron.com/products/keychron-q12-qmk-custom-mechanical-keyboard

ハイペースで新商品をリリースするKeychronの次なるリリースは分割キーボード?

以上、Keychron Q12のリリースについてお伝えしてきました。

Keychronについては、昨年からキーボードの発表ペースが非常に早くなってきており、市場に出回っているレイアウトのキーボードはほとんど出尽くした感じがあります。

そこで次に待たれるのが「分割キーボード」ではないでしょうか。

既製品とては、Kinesis(キネシス)のフリースタイルシリーズやMistelのBAROCCOシリーズなどが有名です。

この発表のコメントにも、分割キーボードを望む声が聞かれました。

分割キーボードと言えば、ジャンル的にはかなりニッチで、自作キーボード界隈では非常に人気が高くなっています。

これをKeychronがリリースすることで、自作キーボード界隈も含めて、もっとキーボード界隈に注目が集まるのではないでしょうか?

楽しみです。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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