Keyreative KAM 404 ERRORキーキャップレビュー|光沢かつPBT素材を使った新感覚キーキャップ

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キーキャップの素材として近年メジャーになりつつある「PBT」素材。

従来まで多く利用されてきたABS素材よりも高額ではありますが、耐油性・耐摩耗性に優れており、打鍵感に関しても「コトコト」としたサウンドが特徴で人気となっています。

これまでの通例としては、PBT素材は「マットな質感」となっており、ABS素材を用いたキーキャップと比較して光沢のある仕上がりを施したものはほとんどありませんでした。

そんな中、登場したのがKAM ERRORキーキャップです。

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代表のZhao氏曰く、光沢のあるPBT製キーキャップは2018年から開発を開始して、現時点で販売までできているのはKeyreativeだけとのこと。
普通、光沢のあるキーキャップってABS素材だけだもんね。
これ、超すごいことです。

漆黒の光沢がとても美しい「PBT素材」を用いたグロス仕上げのキーキャップとなっています。

本記事では、KAM ERRORについてレビューしていきます。

キーキャップセットはプロモーション目的でKeyreativeから提供を受けました。

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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Keyreative KAM 404 ERRORの概要について

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404 Errorは、Keyreativeのデザイナー「ICE」がデザインしたキーキャップです。

Googleの愛すべき「T-REX」をモチーフとした可愛らしいキーキャップセットとなっています。

採用しているキープロファイルは、Keyreative社がライセンスを保有する「KAM profile」となっており、キー上面が窪んだスフェリカル形状に加えて、各行の高さが均一なフラットプロファイルとなっているのが大きな特徴。

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特に、スモールキーボードなど「モディファイアキーの位置が利用者によって異なる」キーボードでは「高さが均一」という特徴は非常に重宝されます。

これに合わせてか、コンベックスキーが非常に多く入った「40s Kit」もラインナップしており、日本のスモールキーボードユーザーにはぜひおすすめしたい商品です。

KAM 404 ERRORの概要

  • 価格ー日本販売価格(公式販売価格)
    • Base-14,080円($81.90)
    • 40s Kit-11,880円($64.90)
    • Novelties-2,838円($14.90)
    • Dino alpha-5,280円($31.90)
  • Profile|KAM
  • Material|PBT

※日本での販売価格はすべて税込です。

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写真でみるKeyreative KAM ERROR

それでは早速見ていきましょう。

今回は、Base KitとDino alpha kitを提供していただきました。

Base Kitは3つのトレーから構成されています。

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アルファキー中心のセット。

ベースカラーは光沢のある黒、レジェンドは蛍光緑で表現されています。

印字に関しては、横にノイズが入ったような「ズレ」が魅力的で、インターネット空間をうまく再現していますね。

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キーキャップの印字方法について明記はされていませんが、恐らくは昇華印刷をベースに光沢のコーティングを施してあるような外観をしています。

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この辺りの製造方法についてはきっと、トップシークレットなのでしょう!

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「文字の横ずれ」に関してはすべてのキーに均一にほどこされているわけではなく、ところどころに施されている点も「インターネット界隈の不均等なノイズ」を非常にうまく演出している印象です。

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ベースキットだけでも、これだけのモディファイアが用意されているため、アリスキットにも十分対応できそうです。

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角度を変えて撮影すると、光沢の美しさがよくわかります。

撮影背景を黒に変えると、より光沢感がわかるのではないでしょうか。

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ほんと、このキーキャップはすごく綺麗です。
ただし、やはりホコリの付着が気になるため、付属のクロスやワイプで取り除く必要がある点は注意しましょう。

側面から撮影すると、すべての行で傾斜が均一となっているのがわかります。

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スモールキーボードユーザーには本当に嬉しい仕様ですね!

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それでは実際のキーボードにインストールした写真も見ていきましょう。

今回はbullyとCorneにインストールしました。

bullyのケースはsumiso氏のオリジナルアクリル積層ケースです。

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中央を2u分開けて、QAZ運用をしている関係上、中央はDino alphaを採用しています。

行ごとに傾斜の制限がないため、こうした使い方もできるのがKAMプロファイルの素晴らしい点ですね。

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光沢のある外観に蛍光グリーンのレジェンドがよく映えます。

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ベースキットに2.25u/2.75uのスペースバーがついているのは嬉しいですね。

これ以外にも40s Kitを購入することで、大抵のスモールキーボードは組めるのではないでしょうか。

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光沢のわかる角度での一枚。

これは綺麗ですね。

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続いては狂気のDino alphaキットです。

もうアルファキーという概念はこのキーボードにはありません。

すべて恐竜に支配されました。

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さすがにこういった使い方をされる方はほとんどいないとは思いますが、その気になればすべてのキーをDinoに統一することも可能です。

あなたもぜひ試してみてください。

まとめ

以上、KeyreativeからリリースされているKAM 404 ERRORについてレビューしてきました。

それにしても、Keyreativeのキーキャップ製造技術は素晴らしく、ダブルショットだけでなく昇華印刷に関しても非常に美しいです。

加えて、従来のPBT素材からは考えられない光沢のあるルックスを作り出してしまう技術力には脱帽ですね。

この唯一無二のルックスを、ぜひあなたのキーボードでも表現してください。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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