2024年4月2日、NuPhyは大人気シリーズ「Halo」の改良バージョンとして、75%レイアウトの「Halo75v2」の発売を発表しました。
v1では、新しく「Gateron Baby Kangaroo」キースイッチが採用され、そのコトコトとした独特の打鍵感に酔いしれた方も多いのではないでしょうか。
本記事では、大人気だったv1と、今回新しくリリースされたv2の違いを解説していきます。
もちろん、プレオーダー期間であっても、グリーンキーズのクーポンコードは利用可能ですのでぜひご活用ください。
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NuPhy Halo75v2のプレオーダー特典などの詳細について
満を持しての登場となったHalo75v2。
カラーバリエーションも増えてどれを選べば良いか迷いますね!
- オブシディアンブラック
- イオニックホワイト
- モヒート
- ブルーラグーン
- サクラフィズ
- 販売価格|$129.9(日本円換算で19,992円)
- プレオーダー開始:2024年4月2日
- プレオーダー終了日:2024年5月16日
- 商品発送日:2024年5月16日以降順次発送
プレオーダー特典
- トランスペアレントキーキャップが無料で付属
- シャインスルーキーキャップが50%オフで購入可能
- デスクマットが50%オフで購入可能
- アクリル製2トーンリストレストが30%オフで購入可能
NuPhy Halo75v2レビュー|v1からの違いと進化点とは
それでは早速、新旧の違いを比較していきましょう。
- キーマップの変更が可能に|QMK/VIAに対応
- 無線接続時のポーリングレートが1000Hzに改善
- キーキャップのプロファイルがmSAへ変更
- トップマウントからガスケットマウントへ変更
- RGBライトの向きが南向きへ変更されるなどライティングが強化
- ホーミングキーが一部LED透過仕様へ変更
- macOSX用のキーが新設
- 新作キースイッチの採用
- そのほか
キーマップの変更が可能に|QMK/VIAに対応
ようやく…といったところでしょうか。
ついにHaloシリーズもQMK/VIAに対応し、キーマップの変更が自由に行えるようになりました!
競合他社がどんどんキーマップ変更に対応していく中で遅れをとっていた部分ではあったので、ここが改善されたことを喜ばしく思うファンの方もきっと多いのではないでしょうか。
無線接続時のポーリングレートが1000Hzに改善
これも最近の流行りに対応してきた印象です。
こういったメカニカルキーボードの利用用途として増えてきているのが、オンラインゲームです。
オンラインゲームでは、入力から反映までのタイムラグが勝敗を分けることもあり、「押してからすぐに反応する」ことが望ましいとされています。
この遅延は「Hz」という単位で表され、この値が大きいほど遅延が少ないとされます。
当然、有線接続が最も「速い」のですが、今回は競合他社が対応してきたのと同じく、無線接続時のポーリングレートを有線接続時と同じ1000Hz対応としてきました。
よって、USBドングル経由の無線接続であれば、有線と変わらない超低遅延でタイピングができるでしょう。
キーキャップのプロファイルがmSAへ変更
v2からは、キーキャップのプロファイルが変更となりました。
採用されたのは、Gem80から採用されたNuPhyオリジナルプロファイルである「mSA」です。
通常のCherryプロファイルなどと比較すると、中央部が窪んでいるのが大きな特徴で、タイピングの際により指がフィットするように設計されています。
一般的に、このように中央部が窪んでいるプロファイルとなると「ハイプロ(背が高い)」となりがちですが、全高を抑えてよりタイピングしやすい高さに調整する工夫が非常に印象的です。
もちろん、静音製が非常に高いGhostbarもmSA仕様に生まれ変わっています。
わたしもmSAプロファイルキーキャップを買いましたが、指に吸い付くような感覚がありました。
トップマウントからガスケットマウントへ変更
打鍵感についても大きな改善が見られそうです。
v1では「トップマウント」といって、プレートが直接ボディに固定されている形でしたが、今回のv2からは、世界的に流行している「ガスケットマウント方式」へと切り替わりました。
Gem80がマウント方式を選択できたのに対して、Halo75v2ではガスケットマウント方式しか対応していません。
あえて選択肢を廃したということはそれだけ「自信を持っている」可能性があります。
ガスケットマウント方式は、基板がケースの中で浮いているような構造となっているため、打鍵時のショックを吸収し、より柔らかな打鍵感を実現する素晴らしい仕組みです。
ただし、「硬質な打鍵感・打鍵音」とは真逆の方向性になります。
特にv1の「硬い打鍵感・高音が強調された打鍵音」が好きだった方は、好みが分かれる可能性があります。
RGBライトの向きが南向きへ変更するなどライティングが強化
それまでは北向きLEDでしたが、南向きに変わったことで、よりユーザーがライティングを感じやすくなりました。
オプションで購入できるカノープスキーキャップはより多くの光を透過するため、キラキラデスクを作りたい方にはぴったりの仕様と言えるでしょう。
合わせて、トランスペアレントキーキャップと合わせて使えば、さらにLEDが強調されそうです。
また、Haloシリーズの所以である周囲のライティングについても強化されており、ボトムケースの形状や材質が見直されたためか、うまく底面へ向けて光が拡散するようになったように見えます。
ライティングエフェクトのバリエーションが多いのも健在ですね。
ホーミングキーが一部LED透過仕様へ変更
これは他社にはない仕様です。
特に、デフォルトのキーキャップは、光を透過しない仕様となっているため、ホーミングキーの出っ張り部分が光るというのは、あなたが考えている以上に良いアクセントになるでしょう。
かなりいい感じに光ります。
macOSX用のキーが新設
やはりNuPhyはmacに優しい。
背面のスイッチを切り替えるだけで、macのファンクションキーが機能するようになります。
これ、普段Magickeyboard使い慣れている方にとっては地味に嬉しいポイントですよね。
新作キースイッチの採用
すでにGem80から採用されていますが、デフォルトで選択できるキースイッチが変更となりました。
NuPhy×Gateron /NuPhy×Cherry Switches
Switch | Mint | Raspberry | Lemon | Cherry Silent Red Clear-Top |
---|---|---|---|---|
Picture | ||||
Colabo | Gateron | Gateron | Gateron | Cherry |
Feel | Linear | Linear | Tactile | Silent Linear |
Color | Mint | Red | Yellow | Red/Transparent |
Lubed | Pre-Lubed | Pre-Lubed | Pre-Lubed | Pre-Lubed |
Operating force | 37±15gf | 46±15gf | 55±10gf | 46±15gf |
Pre-Travel | 2.0±0.5mm | 1.2±0.3mm | 2.0±0.5mm | 1.9±0.5mm |
Total Travel | 3.6±0.2mm | 3.4mmMax | 3.6±0.2mm | 3.7±0.2mm |
リニア2種、タクタイル1種、サイレントリニア1種類です。
信号機のようなカラフルなキースイッチは、静音性という面ではそれほど高くなく、どちらかというと打鍵音を楽しむ方向けのキースイッチです。
Gateron BBKやBBRのようなサウンドが好きな方にはピッタリでしょう。
一方、オフィスワークで使いたい方は、間違いなくサイレントスイッチをおすすめします。
私もサイレントキースイッチを買いましたが、サイレント特有の「打鍵時のシリコンのぐにゃり感」がほとんどありません。癖のないシンプルなスイッチという印象を受けました。
そのほか
Gem80でお目見えしていたためそこまで目新しさはありませんが、デスクマットに新しいバリエーションが追加されています。
また、アクリル製の2トーンパームレストにも、ボディからと同色のものが追加されました。
また、従来の吸音材は、プレートシリコンとボトムシリコンだけでしたが、今回はプレートフォーム、スイッチパッド、サウンドダンパー、PCBフォーム、ボトムシリコンと、大盛り構成となっているため、よりThockyな打鍵音が聞かれることでしょう。
まとめ|75%ファンはマストバイ・65%ファンは様子見
以上、Halo75v2の進化点についてまとめてきました。
進化のスピードが目まぐるしいカスタムキーボード界隈ですが、今回のHalo75v2はしっかりとトレンドを押さえてきたモデルであるといえます。
ガスケットマウントや吸音材などに関しては他社との差異はそれほど感じられないかもしれませが、やはりさすがNuPhyといったところで、デザイン面に関しては群を抜いているのがよくわかりました。
とくにライティングエフェクトは素晴らしいですね。
そしてこの円安の時代に2万円以下で購入できるとは本当に素晴らしい。
75%ファンは買っておいて損はないでしょう。
65%ファンの方は、v2が出るまで我慢ですね。
この感じだと、2024Q2にはHalo65v2が出そうな感じですね。
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