中国深圳に拠点を置く「Cerakey(セラキー)」は2022年12月14日、セラミック(陶磁器)素材を採用したメカニカルキーボード用のキーキャップ「セラキー」のクラウドファンディングをMakuakeにてスタートしました。
執筆時点ではすでに目標金額を集めており、スタート当日に成約しているほどの人気ぶりです。
Celakeyの概要
- 一般販売価格:26,300円(税込・国内送料込)
- セラミック製キーキャップCerakey113個入り×1
- 予備スイッチ×2
- キーキャップ引き抜き工具×1
- カラー:セラミックブルー/ブラック/ホワイト/インディゴ/ピンク/カナルブルー/レッド/グリーン/オレンジ/パープル/アクアブルー
- 別売りオプション:macOSX用キーキャップ:1,800円(税込)(Option×3/Command×3)
- 重量:3.5g〜32g
情報参照元および画像参照元:Makuake
セラキーの価格
- 一般販売価格:26,300円(税込)
- 超早割:17,900円(税込)
- 早割:19,400円(税込)
- Makuake限定割:20,500円(税込)
- 早割(2個セット):35,800円(税込)(17,900円(税込)/個)
- Makuake限定割(2個セット):38,400円(税込)(19,200円(税込)/個)
- Makuake限定割(3個セット):54,000円(税込)(18,000円(税込)/個)
セラミック製キーキャップ「Cerakey(セラキー)」とは
「Ceraky(セラキー)」とは、セラミック素材で作られた、Cherry MX規格のノーマルプロファイルメカニカルキーボード用の交換用キーキャップです。
US配列(ANSI)を採用し、113個のキーキャップを含むため、一般的なメカニカルキーボードのほぼ全てのキーを網羅する構成となっています。
加えて、macOSX用のキーキャップもオプションで用意しているため、Macユーザーにとっても嬉しいですね。
欧米で行ったクラウドファンディングで5,000名以上から合計1億円以上を集めるなど、非常に注目度が高い製品となっています。
その特徴についてみていきましょう。
セラミック素材を採用で抜群の打鍵感
近年キーキャップには「ABS樹脂」と呼ばれる素材が採用されることが多く、汗や脂による色褪せ・腐食など耐久性に問題がある素材ということで知られています。
また、薄型軽量という利点がある一方で、打鍵感が軽いというデメリットも併せ持っており、「コトコト音」を求める熱狂的なキーボーディストの評判はそこまで高くありません。
個人的にはダブルショットABSキーキャップの打鍵音が一番好きです。
一方、セラキーは工業用のアルミナセラミック素材を使って作られているため、軽さ・耐摩耗性・耐衝撃性に優れ、従来のABSキーキャップよりも重厚なタイピングサウンドを演出してくれるのです。
軽いと言っていますが、セラミックは重量級です。
手持ちのKeychronダブルショットPBTキーキャップのスペースバーの重さが6gなのに対して、セラキーのスペースパーはなんと32gもあるようです。
なんと約5倍…!
そりゃあこんな重厚な打鍵音になりますよね笑
消えない光沢が高級感を持続させる
セラミックの特徴としては、光沢感が挙げられます。
従来型のキーキャップは、長い間タイピングすることで、一部使用頻度が高いキーから摩耗し、「テカリ」が出てきてしまいます。
セラミックであればそうした問題も少なく、美しい光沢感が持続するのです。
無印字モデルでは、その美しさが引き立っています。
透過性が高い素材のためバックライトが映える
メカニカルキーボードユーザーの中には、バックライト効果を重視する方も多くいらっしゃるでしょう。
バックライトの透過性を求めると、どうしてもキーキャップ素材をシングルショットにする必要があるため、打鍵感が損なわれるケースが多くあります。
一方、セラミック素材のキーキャップであれば、もともとの光の透過性が高いため、タイピング感覚を犠牲にすることなくライティング効果を引き出すことが可能です。
キーキャップ全体がぼんやりと浮かび上がる独特のライティング効果も魅力と言えるでしょう。
選べる11色のカラーリングと22種類のパターン
セラキーは全部で11色のカラーから選択することが可能です。
加えて、印字の有無も選択できるため、合計22種類の中から選ぶことになります。
中でも「セラミックブルー」は、陶磁器特有の「割れ」を表現した模様となっており、まるで高級湯呑みのような外観となっています。
私は印字ありのホワイトを選択しました。
まとめ
以上、セラミック製キーキャップ「Cerakey(セラキー)」についての紹介でした。
キーキャップ界隈の価格相場としては、安価なもので3,000円台からある中で、セラキーは2万円以上するなど、かなり高級な部類となっていますが、当日に成約してしまうほどの人気ぶりを考えると、非常に潜在的な魅力が大きい製品だと評価できます。
最近では、キーボードのタイピングサウンドは「ASMR(自律感覚絶頂反応)」と表現されることが多く、あの「コトコト音」を求めて購入する方が多いのではないでしょうか。
私も、キーボードマニアの一人ですので、もちろん購入させていただきました。
メカニカルキーボードの打鍵感は、キースイッチだけでなく、本体を構成する素材や吸音材、キーキャップの素材などで大きく変わることが知られています。
セラキーで、あなただけのタイピング体験を手に入れましょう。
気になるタグをタップ
Basekeys Cannonkeys Cerakey Chosfox Drop Epomaker FKcaps Greenkeys Keyboard Project Grovemade HHKB HHKB Studio Keycaps Hippokeys Kailh KBDfans Keyboardio Keychron KeyTok Logicool Mojo68 MONSGEEK NEWS NiZ norbauer Novelkeys NuPhy OMNITYPE ONEPLUS REALFORCE Sonnet STOCK TEX WOBKEY work louder YMDK ZENAIM ふもっふのおみせ エレコム キーケット キースイッチ トラックボールマウス 分割キーボード 天キー 自作キーボード 自在スタイル 記事一覧
感想やご意見などあればどうぞ