2023年のCorsairの買収から数年、DropというECサイトはブランドハブへと変わります。
Dropは公式発表「The Next Step for Drop」にて、2026年3月31日をもってDropが単独のEコマースストアとして運営を終了し、Corsair傘下での統合を進めると告知しました。
最終注文日は3月25日 11:59PM PTで、未使用のDrop Rewardsも同日時までに利用が必要となり、以降は失効する見込み。
今後Drop.comは、コラボレーションを紹介する“ハブ”へと役割が変わり、製品はCorsair.comやパートナーチャネルへ移行します。
このコンテンツのまとめ
- Drop.com最終注文:2026年3月25日 11:59PM PT(日本時間の目安:3月26日 16:59頃)
- 単独ECとしての運営終了:2026年3月31日
- 既存注文(予約含む):これまで通り履行
- Drop Rewards:3/25 11:59PM PTまでに使用必須、以後は利用不可
- 今後の販売先:Corsair.com / Amazon / Best Buy など
- 継続販売見込み:CSTM80、ライセンス系の一部など
- 保証:既存保証は維持、窓口はCorsairカスタマーサービスへ
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Dropは「ストア」から「コラボのハブ」へ
Dropは2012年にコミュニティ起点で始まり、13年間にわたり“共同設計と発見の場”として拡大してきました。
今回の告知は、そのDropが「単独のECストアとしては終了」し、Corsairのエコシステム内でコラボを告知・ハイライトする拠点(hub)へ移行する、というものです。
今後Drop.comは、The Lord of the Rings/Cyberpunk 2077/Fallout Nuka Colaなど、ライセンスコラボを含むキュレーション型のリリースを扱い、限定ランや独占的なアナウンスを中心に展開するとしています。
そのほか、下記の内容がアナウンスされました。
- ストアは3/25(PT)まで:欲しいものがある場合、最終注文(3/25 11:59PM PT)までに購入が必要。
- Drop Rewardsは失効する:未使用Rewardsは同日時までに使用必須。期限後は利用できません。
- 既存の予約・注文は発送される:Dropは「予約を含む既存注文は予定通り履行する」と明記しています。
不安な人は、注文番号やメール控えを保存しておくのが安全です。 - 保証窓口はCorsairへ:保証や製品サポートはCorsairカスタマーサービスへ。既存保証は維持されます。
Dropは「オーディオファイル/キーボードコミュニティがなくなるわけではない」とし、会話の継続の場として Drop Discord は維持するようです。
今回のDropの変化はあくまでも「Corsairによる販売場所の整理」となっており、“販売の場”は移りますが、“コミュニティの場”は続けるという二ュアンスのようですね。
Drop製品はAmazonなどで販売予定
告知では、今後「多くのDrop製品」は Corsairおよびパートナーチャネルで販売継続するとされ、具体例として CSTM80 と ライセンス系の一部が挙げられています。
購入先としては Corsair.com / Amazon / Best Buy が明記されています。
Drop製品の日本からの入手性に関しては、現時点では非常に良くありません。
本国アメリカからの発送となるため、時間も配送料もかなりの負担になっています。
今後、日本からの入手性に関してはよく見ていく必要がありそうです。
MT3プロファイルの今後について
筆者を含む多くのキーボードファンにとって非常に大きな懸念点は、MT3プロファイルがどうなるかという部分でしょう。
MT3プロファイルの設計者は、間違いなくMatt3oです。
MT3の背景には、設計者の思想と、量産・流通の現実(契約や金型、販売チャネル)が重なる“複雑さ”があります。
Matt3o自身も、設計とプロトタイピングの過程、そして企業側のスケジュールや事情の中で調整が必要だったことを率直に振り返っています。
ECサイトとしてのDropは消滅しますが、MT3の供給や展開は今後もしばらくはCorsair側の販売体制に依存する形が続く可能性があります。
まとめ
Dropはコミュニティ発のストアとして13年の歴史を経て、Corsair統合の次段階へ進みます。
日本でも世界でも、キーボードジャンルは今、ひとつの「過渡期」に差し掛かっているように感じます。
デザイナーやクリエイターの原点は、まず「自分が理想だと思えるものを形にすること」にあり、「共感や支持が広がった結果として対価が生まれる」という順序で動くケースも少なくありません。
ただ、製品化や量産には時間も費用もかかり、個人だけでは成立しない領域があります。
そこを埋めるために企業が関与し、体制や販売網が整うことで、プロダクトがより多くの人に届く側面もあるのも事実でしょう。
一方で、企業が継続性や採算性を重視する以上、意思決定の軸が変わり、当初の“場の温度”やコミュニティの手触りが少しずつ変化していくこともあります。
massdropとして始まった2012年と、2026年の現在を比べると、製品の作られ方やコミュニティのあり方が大きく変わってきたのは確かでしょう。
Greenkeysとしては、この「見えにくい空気感の変化」も含めて、今後も丁寧に追っていきたいと思います。
なお、こうした変化の中でも、設計者やコミュニティが積み上げてきた価値そのものが失われるわけではありません。
- 初版執筆日:2026/3/1
- 最終更新日:2026/3/1
- 取材方法:メーカー公式リリース参照
- 参照・引用元:https://drop.com/talk/148992/the-next-step-for-drop/https://matt3o.com/
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

