Kensington「ExpertMouse TB900」を予告|TB800 EQからデュアルセンサー構成へ刷新 

  • URLをコピーしました!
ニュース
この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

Kensingtonは、新型トラックボール「ExpertMouse TB900」の予告ページを公開しました。

ExpertMouse TB900は、55mmの大型ボールと多数のカスタマイズ可能な操作部を備えた、Expert Mouseシリーズの新たなフラッグシップモデルです。

外観や基本的な操作構成は、2025年末に発売された「ExpertMouse TB800 EQ」を踏襲しているように見えます。

一方、トラッキング機構には、新たに「DIAMONDEYE デュアルセンサートラッキング」を採用。

TB800 EQで問題となったセンサー構成に、ハードウェア面から手が加えられたモデルと編集部ではみています。

Table of Contents

ExpertMouse TB900で確認できる特徴

現時点で公式予告ページから確認できる主な特徴は、次のとおりです。

項目内容
製品名ExpertMouse TB900
トラッキングDIAMONDEYE デュアルセンサートラッキング
ボール径55mm
レポートレート最大1,000Hz
操作部8ボタン・3種類のスクロール操作
機能割り当て最大16通り
接続台数最大4台
接続方式Bluetooth・2.4GHzワイヤレス・USB有線接続
バッテリー充電式・最大約4か月
対応ソフトウェアKensington Konnect
発売時期現時点では未定
日本国内価格現時点では未定

従来のスクロールリングに加え、左右に配置された2基のローラーや、本体上部を含む8個のボタンなど、基本的な操作構成はTB800 EQから受け継がれているようです。

Kensington Konnectを利用することで、ボタンやスクロール操作を含む最大16通りの機能割り当てに対応します。

TB800 EQはセンサー問題を経て販売終了

TB900の位置づけを理解するには、前モデルとなるTB800 EQの経緯にも触れる必要があります。

TB800 EQは、Expert Mouseシリーズでは約9年ぶりとなる新世代モデルとして、2025年末に発売されました。

55mmの大型ボール、最大1,000Hzのレポートレート、8個のボタン、3種類のスクロール操作、最大4台との接続など、従来モデルから大幅に機能を拡張した製品でした。

一方、発売後には、ボールの上部付近を操作した際にカーソルの動きを検出しにくくなる「デッドゾーン」が報告されています。

Kensingtonは2025年12月、この現象が一部のユーザーに影響する可能性を認め、TB800 EQの生産を一時停止。

ファームウェア、センサーのキャリブレーション、ソフトウェアなどによる改善策を検討すると説明しました。

TB800EQの不具合に対する公式見解

ケンジントンの日本販売代理店であるアコ・ブランズ・ジャパンは2025年12月24日、この現象について日本語で公式見解を公開しました。

同社は、ボール上部の特定範囲でセンサーの反応が鈍くなる現象を認める一方、「ハードウェア上の欠陥ではない」と説明。

ファームウェアやセンサーのキャリブレーションなどによる改善を検討していると案内しました。

その後、2026年1月14日には改善用ファームウェアを公開。

センサーギャップと感度低下領域を縮小した一方で、センサー配置に起因する構造上の感度低下領域が、ボール上端付近にわずかに残ることも説明しています。

しかし、その後TB800 EQは販売終了となりました。

販売終了に至った理由や、ファームウェア更新後も残る構造上の感度低下との関係については、現時点で詳しく説明されていません。

Greenkeys fabicon topGreenkeys Office

GreenkeysでもTB800 EQの発売時に製品を紹介していましたが、国内向けに十分な説明が確認できなかったことから、センサー問題と販売終了については記事化していませんでした。

デュアルセンサー構成が最大の変更点

TB900の予告ページで最も注目したいのが、「DIAMONDEYE デュアルセンサートラッキング」の採用です。

TB800 EQでは単一のセンサーが用いられていましたが、TB900では2基のセンサーで55mmボールの動きを読み取る構成へ変更されたとみられます。

公式ページでは、デュアルセンサーによって高い精度と一貫したトラッキングを実現すると説明されています。

この変更がTB800 EQで報告されたデッドゾーンへの対策であることは明言されていません。

しかし、外観や操作構成をほぼ維持しながら、製品名をTB800からTB900へ変更し、デュアルセンサーを大きく訴求していることを踏まえると、トラッキング性能の改善が本製品における中心的な変更点と考えられます。

実際にデッドゾーンが解消されているかについては、発売後に実機で確認したいところですね。

TB800 EQ購入者への説明はほしい

TB900の登場は、Expert Mouseシリーズを待っていたユーザーにとって歓迎できる動きです。

一方で、TB800 EQは発売から短期間で生産停止、ファームウェア更新、販売終了という経緯をたどりました。

その直後に、デュアルセンサーを搭載した後継モデルが登場するのであれば、既存ユーザーに対しても、TB900では具体的に何がどう変わったのか、TB800の不具合を踏まえた後継機種なのかどうかも説明して欲しいところですね。

特に日本国内では、TB800 EQの生産停止や販売終了について、十分な案内が行われたとは言いにくい状況でした。

新製品の性能だけでなく、前モデルの購入者にどのように向き合うのかも、今後確認したいポイントと言えそうです。

まとめ

以上、ExpertMouse TB900の予告ページ公開についてお伝えしてきました。

TB800の前評判は非常によかった分、購入してからの落胆が大きかった方も多かったのではないでしょうか。

TB900de新たに採用されたDIAMONDEYEデュアルセンサートラッキングで、デッドポイントが改善しているのかどうか。

まずは正式発表と、TB800 EQのセンサー問題に対する説明を待ちたいところです。

Kensington ExpertMouse TB900の予告ページを見る

Greenkeysは成果型報酬広告のみで運営されており、Google広告はユーザービリティが低下するため使用していません。
メディア運営継続のために、記事を読んで良かったと思った方はBuy Me a Coffeeを通して支援をお願いします。

おすすめレイアウトを探す

ブランド/企業のご担当者様へ:
製品設計やリリース前のフィードバックに関するご相談は
こちらからお進みいただけます。

Share me!
  • URLをコピーしました!

Greenkeys Office は、キーボード専門メディア「Greenkeys」および関連プロジェクトの運営・編集を担う共通名義です。
ニュース、更新情報、お知らせ、短報、ブランド横断の案内記事などを中心に、完成品キーボード、自作キーボード、配列、入力体験に関する情報を整理して発信しています。
レビュー、取材、インタビューなど、実体験や専門的判断が重視される記事については、原則として個人名義で公開しています。

Table of Contents