最近になって、ゲーミングキーボードブランドがリリースを加速させている磁気スイッチを採用したキーボード。
Keychronは同社初となる磁気スイッチを採用したキーボード「Keychron Q1 HE」のリリースについて、2023年10月にクラウドファンディングで開始することをアナウンスしていました。
しかし、11月現在でもリリースされていません。
同製品の紹介ページを見てみると…なんと期日が変更となっていました。

When will the Q1 HE be available? Estimated November 2023 on Kickstarter, and we expect to start shipping in January 2024 and ship out all orders in February.(Q1 HEはいつ発売されますか?Kickstarterでは2023年11月と推定され、2024年1月に出荷を開始し、2月にすべての注文を発送する予定です。)
https://www.keychron.com/pages/keychron-q1-he
以前は、2023年10月にクラウドファンディング開始、12月に出荷開始となり、2024年1月に出荷が完了する予定でした。

下記コンテンツを作成したときに確認しているので、恐らくは間違いないと思います。
発売が事実上延期となった理由については明かされていません。

個人的に疑問に思っているのが、QMKベースで磁気スイッチ特有のラピッドトリガーやアクチエーションポイントの変更、ダブルアクションなどに対応できるのかという点です。
他社は独自ソフトウェアを利用して制御しているようですが、果たしてKeychronはどういった形になるのか注目しています。
最近では、Akkoの姉妹ブランドであるMONSGEEKから非常に安価なM1 HEが発売された他、Darmoshark、Akkoからも磁気キーボードがリリースされており、国産メーカーではエレコムからもリリースされていることからも競争が激化していることが伺えます。
そんな中、Keychronが一歩出遅れている印象は否めません。
圧倒的なラインナップでメカニカルキーボードの周知に絶大な影響を与えているメーカーだけに、今後の動向が気になりますね。