2022年10月28日、NuPhyは公式ツイッターを更新し、新しいキースイッチ「Gateron Baby Raccoon(BBR)」 の近日中のリリースを発表しました。
💥We are pleased to announce to all of you that the entirely new switches Baby Raccoon(BBR)🤩 from Gateron will be available on our website soon! pic.twitter.com/AW6NopHFo1
— NuPhy (@nuphystudio) October 28, 2022
その後、筆者の予想通り、Halo 75のリリースである2022年11月8日に合わせてスペックが公開されました。
Halo75/Halo96のデフォルトキースイッチの選択肢の一つとなってる他にも、Keychron Q8のスペシャルエディションに採用されるなど、かなり人気が出てきています。
また、2023年1月からは、ようやく本家サイトとNuPhy公式サイトにて、単品販売を開始しました。
Gateron Baby Raccoonを単品販売をしているサイト
このようにNuPhyの方がロット数が大きい分若干安価に購入可能です。
また、当サイト限定クーポンを利用するとさらに安価に購入可能となっていますのでご活用ください。
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本記事では、新たに公開されたGateron×NuPhyの「Baby Raccoon switch」について解説していきます。
- 潤滑済のため動作が非常にスムーズ
- 55gfと丁度いい押下圧
- ショートストロークのため高速タイピングが可能
- 気持ちのいい高音寄りの打鍵音
- 価格が高い
- 単品販売していない
Gateron Baby Raccoon Swicthesについて
Racconとは英語で「アライグマ」を指す単語です。
「Baby」を冠するキースイッチは「BBK(Baby Kangaroo)」に次いで2つ目。
Kangarooがタクタイルスイッチだったため、アライグマはリニアスイッチ(赤軸)という立ち位置になります
Our new member Baby Racoon with extended stem “L” is coming👏👏👏”
(What is the most similar switch to a Gat Milky Yellow Pro? A very humble question, thanks!!🙌) Milky yellow pro and CAP milky yellow is similar.
(Linear version of the baby kangaroo?) 😄 Smart, you know our switch well.
https://www.instagram.com/p/CkQLlcPrMMV/?utm_source=ig_web_copy_link
Baby Raccoon Switchesの特徴
Baby Raccoon Switchesの特徴は下記のようになっています。
Baby Raccoon Switchesの特徴
- ロングポールステムを搭載
- リニアスイッチ
- 立ち位置としては「リニア版」Baby Kangaoo Switchesとのこと。
- 感覚的には「Gateron Milky Yellow Pro Switches 」もしくは「CAP milky yellow」に似ているスイッチ
詳細スペックを見ていきましょう。
Baby Raccoon | Gateron G pro Red 2.0 | |
---|---|---|
Total Toravel | 3.6±0.2mm | 4.0mmMax |
Operating Force | 55±8gf | 45±15gf |
End Force | 60±5gf | 50±15gf |
このように、リニアスイッチの指標となるGateron G Pro Red 2.0と比較すると、BBR switchはショートストロークで且つ若干重い打鍵感となっていることがわかります。
個人的には、通常の赤軸は軽すぎるので、このくらいのリニアスイッチの方が手に馴染みます。
愛用しているGateron Oilkingと同じ押下圧です。
Baby Raccoon Switchesを実際に使用してみた感想
画像の一番右側に写っているのがBaby Raccoonスイッチです。
同時期に実装されたキースイッチはこちら。
Gateron × NuPhy KeySwiches
Switch Type | Operating Force | Total Travel | Keystroke | |
---|---|---|---|---|
Night Breeze | Linier | 42±5gf | 3.3±0.3mm | soft low tone |
Rose Glacier | Tactile | 60±5gf | 3.3±0.3mm | soft low tone |
Gateron Baby Raccoon | Linier | 55±8gf | 3.6±0.2mm | soprano |
Gateron Baby Kangaroo | Tactile | 59.8±8gf | 3.4mmMax | soprano |
カフェオレカラーの軸と透明なハウジングがなんともオシャレな感じですね。
打鍵感や音を文字で表すのは非常に難しいですが…できるだけ頑張ります。
打鍵感と打鍵音について
比較対象としては、最もポピュラーなGateron G Pro 2.0 Redとしましょう。
あの打鍵感や打鍵音をイメージできましたか?
まず、打鍵感ですが、Gateron G Pro 2.0 Redよりも若干重さを感じますが、「押しにくい」という印象までは持たない重さです。
私自身は個人的に、Gateron G Pro 2.0 Redの押下圧は「軽い」と感じており、普段使っているリニアスイッチが「Gateron Oilking(55gf)」となっているため、ほとんど違和感を感じません。
キーストロークの深さについては、Gateron G Pro 2.0 Redよりも約0.4mm短くなっているため、より速くタイピングを行うことができました。
しっかり押し込みたい方には向いていないかもしれません。
打鍵音については、Gateron G Pro 2.0 Redよりもやや甲高い音がします。
決して耳障りではない音域のため、不快な感じは一切ありません。
音量については、Gateron G Pro 2.0 Redとほとんど同じレベルです。
Baby Raccoonを使うべき人は?
以上の特徴を踏まえると、Baby Raccoonスイッチは、下記のような特徴に当てはまる方に向いているといえます。
- ショートストロークスイッチを探している方
- Gateron Silverスイッチよりも重いリニアスイッチを探している方
- よりスムーズな動作ができる潤滑済みスイッチを探している方
- Gateron Milky Yellow Pro Switches もしくはGateron CAP milky yellow Switchesを好んで使っている方
Baby Racccon switchの購入はNuPhyで
以上、Baby Raccoon switchの特徴をお伝えしてきました。
リリース当初は、Halo75/Halo96のデフォルトキースイッチでしか選択できませんでしたが、2023年1月からは単品販売も開始となりました。
NuPhyの方が110個/$66.0となっており、ロット数が大きい分、若干安価です。
さらに、下記クーポンコードを利用することで10%オフで購入できます。
ぜひご検討ください!
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