Lofree BLOCKレビュー|心地いい打鍵感を備えたレトロとモダンの調和[PR]

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フルサイズキーボードを探している方にはぜひ使っていただきたい一品。

Lofree Blockは、テンキーとアローキーを搭載した96%レイアウトのメカニカルキーボードです。

レトロなルックスにエルメスオレンジの2つのノブが大変印象的と言えます。

このレトロなルックスにスパイスを加えるように、モダンなインジケーターが搭載されているなど、まさにモダンとレトロがうまく調和したキーボードと言えるでしょう。

しかし、その魅力はルックスだけにとどまりません。

打鍵感が素晴らしいのです。

本記事では、打鍵感レビューを中心にLofree Blockについて解説していきます。

本商品はLofreeから提供していただきました。

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Lofree BLOCK
DSC 6837
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 洗練されたルックスが美しい
  • 打鍵感が素晴らしい
  • テンキー搭載でエクセルでの数字入力も簡単
  • インジケーター搭載で接続状況が見やすい
  • 痒い所に手が届くノブがおしゃれ
デメリット
  • サイズが大ききため狭いデスクには置けない
  • キーマップの変更ができない
  • Windows/Macの交換用キーキャプが付属していない
  • まだ技適を取得していない
この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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Lofree Blockのスペック

Lofree Blockの概要について簡単にまとめました。

  • 「Less is More、Less is Better」がデザインコンセプト
  • クラシックな見た目に反して、LEDディスプレイ搭載、ガスケットマウント構造による快適な打鍵感が特徴
  • エルメスオレンジカラーのノブは、ボリュームコントロールと3接点式の電源スイッチ/有線/無線切り替えのモードノブとなっている
  • LEDインジケーターはバッテリー残量とCAPSLOCKの状態、BT chのどこを使用しているかを表示する
  • 14種類のバックライト効果
  • キースイッチはTTC製のFull-POMスイッチを搭載
  • ホットスワップ対応
  • QMK/VIAは非対応
  • BT5.0/2.4GHz /有線接続の3つの接続モードに対応

詳細スペックについては下記をご覧ください。

仕様詳細

GENERAL

  • Switch Type: BLOCK Switch, Full POM by TTC
  • Structure: Gasket
  • Number of Keys: 98
  • Number of Multifunction Keys: 13
  • Knob: Volume & Connection
  • Hot-swappable Support: Yes
  • N-key Rollover Support: Yes
  • Backlight: White-LED
  • Backlight Modes: 14
  • Compatible System: macOS/Windows/Android/iOS
  • Angle: 4º/ 8º

Connection

  • Mode: Bluetooth 5.0, 2.4Ghz or Wired(Type C)

Material

  • Case: ABS
  • Keycap: Dye-Sub PBT

Battery

  • Battery Life: 2000mAh
  • Charging Time: 2.5 hours
  • Working Time (all lights on): 10 hours (lab test result)
  • Working Time (all lights off): Up to 80 hours (lab test result)

Size and Weight

  • 384 x 126.5 x 19.5 mm
  • 1090g

情報参照元:https://www.lofree.co/products/lofree-block-wireless-mechanical-keyboard-1

【実機写真あり】Lofree Blockのメリット

DSC 6841

それでは早速、実機の写真を交えながら、Lofree Blockのメリットについてみていきましょう。

Lofree Blockのメリット
  1. 洗練されたルックスが美しい
  2. 打鍵感が素晴らしい
  3. テンキー搭載でエクセルでの数字入力も簡単
  4. インジケーター搭載で接続状況が見やすい
  5. 痒い所に手が届くノブがおしゃれ

本機は2024年1月29日に技適を取得していますので、日本国内でも無線接続が利用できます。

洗練されたルックスが美しい

DSC 6837

まず一番先に目を引かれるのは、このルックスでしょう。

グレーをベースとした定番のレトロフェイスに控えて目のレジェンドがよくマッチしています。

中央部に配置したレジェンドの文字サイズも、Akkoなどのように大きすぎず、ちょうどいいサイズです。

アクセントとなるESC、BS、ENTERキーはそれぞれ装飾が施されている点もポイントが高いですね。

DSC 6845

サイドビューに関しては、この界隈では珍しい薄型構造となっており、パームレストなしでも十分タイピングが可能です。

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打鍵感が素晴らしい

まずはこの動画で打鍵音を聞いてください。

メカニカルキーボードらしい打鍵音は残しつつも、余計な反響音や耳障りな高音は一切していないのがわかるでしょう。

これは、ガスケットマウント構造と、独自開発したキースイッチ、キーキャプによって作られています。

まずはこの構造をみてください。

Structure of lofree block

一般的には、キーキャップの材質は、PBTの方が耳障りな高音が抑えやすいと言われていますが、それだけではこんな「Thocky」な打鍵音にはなりません。

この打鍵音を実現しているのが、ミュート機構とガスケットマウント構造です。

この構造図を見るとわかるように、基盤(PCBA)が複数の吸音素材でサンドされているのがわかります。

基板にポリカーボネート製のトッププレートが装着され、トッププレートについている(おそらくはPORON素材の)ガスケットパッドがケースにピッタリと挟まれる構造となっているため、キーを打鍵した衝撃は、すべてガスケットパッドが上下することで吸収されるのです。

加えて、新開発したTTC製のFullPOMキースイッチの静音性も加わり、こん絶妙な打鍵感を演出していると私は考察しています。

TTC Block Switch

  • 総移動量: 3.8 mm
  • プリトラベル: 1.6 mm
  • 作動力: 43gf
  • ボトムフォース:50gf
  • スプリング長さ:22mm
  • ステム/トップハウジング/ボトムハウス: POM
block switches

テンキー搭載でエクセルでの数字入力も簡単

DSC 6840

Lofree Blockは、このサイズながらも、フルサイズキーボード同様のテンキーを搭載しています。

「0」キーはレイアウトの関係上半分のサイズとなってしまっているものの、基本的なテンキーの配置は変わっていません。

エクセルなど、数字入力をする場面が多い方には非常に重宝するでしょう。

インジケーター搭載で接続状況が見やすい

DSC 6846

特徴的なのが、このLEDインジケーターです。

このインジケーターは、バッテリー残量とCAPSLOCKの状態、BT chのどこを使用しているかを表示します。

執筆時点では、技適取得は行なっていないため、日本国内では基本的に無線接続はできません。

よって、用途としてはCAPSLOCK状態となっているかどうかを確認するために使うことになりそうです。

痒い所に手が届くノブがおしゃれ

DSC 6843

エルメスオレンジのこのノブがあることで、一気に見た目が華やかになりますね。

実はこのノブ、実用的にもよく考えられており、左のノブがボリュームコントロール、右のノブが電源スイッチ兼モード切り替え機能となっているのです。

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Lofree Blockのデメリット

打鍵感とルックスが非常に魅力的なLofree Blockですが、やはりデメリットも存在します。

購入を検討している方はデメリットについても事前にしっかりと把握しておきましょう。

Lofree Blockのデメリット
  1. サイズが大ききため狭いデスクには置けない
  2. キーマップの変更ができない
  3. Windows/Macの交換用キーキャプが付属していない
  4. まだ技適を取得していない

サイズが大ききため狭いデスクには置けない

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96%サイズのメカニカルキーボードということもあって、Lofree Blockはよく利用するであろう75%レイアウトのキーボードよりもかなりお大きいため、狭いデスクには置けない可能性もあります。

比較対象はLofree FLOWです。

キーマップの変更ができない

Lofree Blockは、残念ながらキーマップの変更はできません。

最近のメカニカルキーボードに関しては、独自ソフトウェアやオープンソースソフトウェアを用いてキーマップを変更することが可能ですが、現時点では対応しないのです。

今後のアップデートでの対応を期待しましょう。

Windows/Macの交換用キーキャプが付属していない

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残念ながらm、Windows /Macのキーキャップの表記は共通となっており、交換用のキーキャップは付属していません。

キートップが外せないタイプのキーボードであれば仕方がありませんが、キートップが交換できるのであれば、交換用のキーキャップも欲しいところです。

Lofreeとは

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画像参照:https://www.lofree.co/pages/untitled

Lofreeは、2017年に設立されたライフスタイルブランドです。

キーボードだけでなく、オフィス製品やガジェット、メイクアップ用品、キッチン家電など、さまざまな商品を提供しています。

Lofreeのブランドコンセプトは「FUN 2㎡」。

自分の手の届く範囲に焦点を当てた商品をリリースしており、退屈な生活にスパイスを与えるようなプロダクトを世に送り出すことを使命としています。

代表的な商品といえば、2017 年の Indiegogo で高い評価を獲得したThe Dot シリーズのキーボードでしょう。

世界中で 200 万台以上販売されているようです。

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画像参照:https://www.lofree.co/pages/untitled
Kawamura top RKawamura

日本への本格進出はしていませんが、その魅力は確かなものだと確信しています。

まとめ

以上、Lofree Blockのレビューをお伝えしてきました。

最近では、Mode97など魅力的なフルサイズキーボードがゾクゾクと登場してきていますが、Lofree Blockの打鍵感にかなう商品は私の知る限りではまだありません。

それほど、打鍵感に自信を持っておすすめしたいキーボードとなっています。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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