NuPhy Gem80レビュー|多彩な打鍵感と使いやすさが魅力のカスタムキーボード

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

NuPhy Gen80は、80%テンキーレスレイアウトのメカニカルキーボードです。

これまでNuPhyと言えば、薄型ロープロファイルが魅力的な「Airシリーズ」や、あえて「コトコト感」を強調して、タイピングする楽しみを追求した「Haloシリーズ」など、比較的ポップで遊び心に富んだデザインのキーボードをリリースしてきました。

新たなシリーズとしてスタートした「Gemシリーズ」は、メカニカルキーボードの魅力を知った上で様々なこだわりを実現したいと考えるようになった方の「2台目」に相応しいキーボードに仕上がっており、そのカスタマイズ性の高さは、これまでのNuPhyキーボードとは一線を画するものになっています。

本記事ではそんなGem80の魅力を実際の写真を使ってたっぷり紹介していきます。

購入を検討されている方、NuPhyに興味がある方はぜひ最後までご覧ください!

Gem80の特徴
  1. レイアウト: 80%テンキーレスレイアウトで、コンパクトながらも機能性を損なわない設計。
  2. カスタマイズ性: QMK/VIA対応で、ユーザーがキーボードのレイアウトや機能を自由にカスタマイズ可能
  3. 接続オプション: Bluetoothと2.4GHzの無線接続に対応しており、柔軟な使用が可能
  4. バッテリー: 4000mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用が可能
  5. ホットスワップ対応: スイッチの交換が簡単にでき、ハンダ付けが不要。
  6. 打鍵感: 「Thocky」な打鍵感が特徴で、タイピングの楽しさを追求している。
  7. デザイン: アルミニウム製のトップケースと透明感のあるルックスが美しい

Gem80は、プロモーション用としてNuPhy Japan(三陽合同会社)に提供していただきました。本記事内のリンクから成約した場合、Greenkeysの運営元であるGreenEchoes Studioが利益を得る場合があります。GreenKeysを通して得た利益は、メディア運営費用として活用されています。

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

タップできる目次

当該ポストを見る▷▷

好きなキーボードレイアウトを探す

当サイトは成果型報酬広告で運営されており、当サイト経由の商品購入で弊社が収益を得る場合がございます。また、当サイトで掲載しているキーボードに関しては、広告(PR)として紹介している部分もございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。

【結論】NuPhy Gem80は2台目のカスタムキーボードにおすすめ

NuPhy Gem80
NuPhy Gem80 09
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • カスタムの幅が非常に広く一台で楽しみつくせる
  • Thockyな打鍵感が素晴らしい
  • 透明感のあるルックスが美しい
デメリット
  • 価値相応の価格設定となっている
  • ベアボーンキットのため自身で組み立てが必要

NuPhy Gem80は、2台目以降の愛機を検討している人におすすめできるキーボードと言えるでしょう。

ハンダつけの必要はないものの、ベアボーンモデルとなっていることもあり、ある程度キーボードの仕組みを知った上で「自分でいじりたい」と感じるようになってきたタイミングだと、さらに魅力的に映ると思います。

2台目におすすめ!とした理由は、Gem80のカスタマイズ性の高さです。

付属のマウントパーツを変更することで、4通りの打鍵感が味わえるだけでなく、オプションのスイッチプレートも購入することで、「あなただけのお好みの組み合わせ」を見つけることができるでしょう。

また、80%TKLレイアウトは、「大きい」というデメリットはあるものの、アローキーが独立しているという恩恵は見た目以上に大きく、使ってみて初めて満足感がわかるサイズだと思います。

1000005635 scaled

カラーリングも5種類と多く、専用キーキャップを組み合わせることで、さらに洗練されたルックスとなるでしょう。

興味を持った方、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

製品のスペックと概要

NuPhy Gem80 10

NuPhy Gem80のスペックは下記の通りです。

価格38,280円(税込)〜51,040円(税込)
レイアウトANSI 80%/TKL
キーの数88
スイッチタイプノーマルプロファイル
スタビライザーのタイププレート取り付け
マウントタイプガスケット&トップ
ホットスワップ対応 サポートはい (3/5 ピン MX スタイル)
N キー ロールオーバー サポートはい
バックライト南向き RGB-LED
バックライトモード40種類
対応システムmacOS/Windows/Linux/Android/iOS
動作環境-10~50℃
MCUARM STM32F072
RFNRF52810 (トライモード)
有線ポーリングレート1000Hz
2.4GHz ポーリングレート1000Hz (トライモード)
Bluetooth 5.0 ポーリングレート125Hz (トライモード)
トップケースアルミニウム
ボトムケースPC
プレート材質Fr4
長さ141.3 mm 
幅 358.1 mm 
背面の高さ 36.7 mm
前面の高さ 21.5 mm
重量 1120 g
タイプ 角度
可変なし
バッテリー容量4000mAh
稼働時間 (すべてのライトがオン)24 ~ 45 時間 (ラボテストの結果)
動作時間 (ホーミングバーのみ)34~70 時間 (ラボテスト結果)
動作時間 (すべてのライトがオフの場合)最大 330 時間 (ラボテスト結果)

販売元

製造販売は、深圳に拠点を置く「NuPhy」となっています。

日本では、三陽合同会社が正規輸入販売代理店となり、サポートと販売を行っています。

同梱品

キーボードキット

  • 1×USB-Cデータケーブル
  • 1 x 2.4G レシーバー (トライモード)
  • 1×キーキャップ/スイッチプラー
  • 3 x 追加スイッチ
  • 5×シリコンセット
  • 1×ドライバー
  • 1×追加フードパッドセット
  • 1 x インストール ガイド
  • 1 x クイック ガイド
  • 1×Q&A 

スイッチセット

  • セットで購入したキースイッチ90個

キーキャップ

  • キーキャップセット(137キー/Gem mSAキーキャップセット)

Gem80は、有線専用モデルと無線接続にも対応したトライモードモデルの2種類が存在します。

NuPhy Japanで購入できるのは、トライモードモデルのみです。

本国サイトでもトライモードモデルは購入できますが、日本で使用するための技適認証条件を満たしていないため、本国サイトからの購入よりも日本販売代理店からの購入をおすすめいたします。

ただし、「有線版がいい」方に関しては、本国サイトから購入するのが最適です。

ただし、日本までの国際送料がかかるため、ご留意ください。

NuPhy Gem80の日本語配列(JISレイアウト)についての情報

Gem80 JIS
画像参照:NuPhy Japan

2024年6月に台湾で開催された「Computex」というイベントで「Gem80」の日本語配列モデルが発表されました。

80%レイアウトとなっているため、右シフト横に余裕があり、「ろ」に該当するキーも然りと確認することができます。

Kawamura top RKawamura

Halo75でも同様にJISモデルが準備されているようですが、右下のシフト周りのキーがかなり窮屈となっているため、日本語配列を希望するのであればGem80がベターな選択だと思います。

現時点で日本での発売日程などは不明です。

この件については、情報が入り次第追記します。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

NuPhy Gem80レビュー

実機の写真をみながらGem80をレビューしていきましょう。

今回提供していただいたGem80は下記のような組み合わせにしました。

  • カラー:Cosmic Mocha
  • キースイッチ:NuPhy Mint Linear
  • キーキャップ:Cosmic Mocha

打鍵音レビュー

外観と特徴

それでは早速外観から見ていきましょう。

このように今回提供していただいた「コズミックモカ」は、Gem80で最もクリーンなカラーです。

NuPhy Gem80 09

ベージュをベースとしたカラーリングが優しく、白を基調としたデスクにはよく似合う事でしょう。

構成はトップケースとボトムケースに別れており、トップケースはアルミニウム製です。

アクセントの茶色キー非常にいい仕事をしており、全体的に引き締まって見えます。

ef4fbaa90c61b2951313da2b68d1f66f scaled
Screenshot

キーキャップは、「mSA」というNuPhy独自のキープロファイルを採用しており、一般的に普及している Cherryプロファイルよりは若干背が高いですが、中央部が窪んだ「すフェルカルデザイン」となっているため、指先がキートップに吸い付くような感触が魅力的です。

また、行(R)によって傾斜や高さが変わる「ステップスカルプチャー」構造となっているため、ホームポジションからの運指が行いやすくなっているのも特徴と言えるでしょう。

NuPhy Gem80 07 1

タイピングで重要な傾斜角度は6度に固定されており、角度調整はできません。

手前側の高さは一般的なキーボードよりは若干低いですが、好みの応じてパームレストを活用するのも良いでしょう。

Kawamura top RKawamura

私は使用しないでも十分タイピングしやすいかったです。

NuPhy Gem80 02 1

アローキーの上には、LEDディフーザー付きの「Gem」のロゴがあしらわれています。

このロゴは金属製となっており、購入後に自身で嵌め込む形です。

磁石が仕込まれているため、磁力でくっつく形となります。

NuPhy Gem80 42
専用のLEDが付いており、個別にコントロール可能
Kawamura top RKawamura

PBT製のキーキャップにも関わらず、ホーミングキーの部分のみLEDが透過するのは、このキーキャップの素晴らしい特徴です。

d7c843146e257cf581f55f108f6bead3
NuPhy Gem80 48 1

底面は半透明のポリカーボネート製となっており、四隅には同系色のラバー製の滑り止めが装着されています。

トップケースとの接合は底面にある10箇所のネジで止める形を採用しています。

写真では確認しにくいですが、このネジは「星形」の特殊ネジとなっており、一般的なドライバーでは回すことができません。

付属の専用ドライバーを用いて分解する形となっています。

Kawamura top RKawamura

スイッチプレートを交換する際にネジを外す必要があります。

NuPhy Gem80 27 1

底面のサイドには、品名/キー数/マウント名が記載されているなど、細部にまでデザインが施されていますね。

背面中央には、「NuPhy Studio」の型押しがあり、非常にクールです。

NuPhy Gem80 04 1

背面には、Windows/Mac切り替えスイッチ(2Way)と、電源オフー有線ー無線の切り替えスイッチ(3way)が設置されています。

デフォルトでは、MacモードがLayer0/Layer1となっており、WindowsモードがLayer2/Layer3となっています。

NuPhy Gem80 26 1
NuPhy Gem80 05 1

側面からわずかに見えるような配慮も、本当に細かい部分までデザインが行き届いていると感じました。

NuPhy Gem80 06 1

背面中央にはUSB Type-Cの接続端子があります。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

キースイッチを外した状態

キースイッチを外してみましょう。

NuPhy Gem80 54

デフォルトで選択されているプレートは「FR4」となっています。

6d8935b93f305f1c8b5b86dcb65c9cc0

このほかにも、アルミニウムプレート、ポリカーボネートプレート(PC)、POMプレートがオプションとして用意されており、好みに応じて変更することも可能です。

オプションプレートについては、NuPhy Japanでの取り扱いはありません。お買い求めの際は公式ショップで注文してください。

また、スペースバー部分には吸音用のシリコンが仕込まれており、NuPhy独自の空洞音を抑えたスペースバーである「Ghost Bar」の効果と相まって、非常にデッドな打鍵音を演出してくれます。

NuPhy Gem80 41
de6d87d8dad8c9f18f4205dd89037b0a
Kawamura top RKawamura

スペースバーは長く空間も大きいため、どうしても他のキーと比較すると今ひとつな打鍵音になることが多いですが、これはほとんど他のキーと打鍵音の差がありませんでした。

NuPhy Gem80 50

LEDは南向きに設置されています。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

キースイッチを装着

NuPhy Gem80 17

キースイッチをつけてみましょう。

NuPhy Gem80 24 1

スタビライザーのカラーとキースイッチカラーが同じので、非常に統一感があって美しいです。

NuPhy Gem80 22 1

プレートにはこのように「スリット」が設けられており、打鍵感が均一になるように工夫が施されています。

CapsLockキーのみ、中央寄りと左寄りで設置位置が選択できるようになっており、中央寄りで設置する際はこの部分のみスイッチの挿入方向が逆向きとなっているため十分注意しましょう。

分解と内部構造の確認

底面の10箇所のネジを外すと、トップケースが外れ、スイッチプレートが露出します。

デフォルトでは、このようにシリコンが各所に配置されており、これがボトムケースとサンドイッチされることでガスケットマウント構造を実現しています。

あた、プレートの下には専用のクッションフォームが敷かれているものわかるでしょう。

NuPhy Gem80 39

スイッチプレートを外すと、さらに一枚の吸音材が現れます。

NuPhy Gem80 38

その下にはPCBを保護していると思われる透明のシートが配置されています。

NuPhy Gem80 37

手で簡単に剥がすことができます。

NuPhy Gem80 36

PCBを持ち上げると、ボトムクッションがお目見えします。

NuPhy Gem80 35 1

ボトムクッションの下には、シリコンパッドが敷き詰められており、中央にはバッテリーがあります。

4f03125f3213051c559e168a33e8db20

このように、なんと6層にもわたる吸音材が仕込まれており、これこそがGem80のThockyな打鍵音を作り出しているのでしょう。

マウント方法の変更方法

a2be82c364dd884caeb6a8092cc4ae26

マニュアルに記載されているように、Gem80は4つのマウント方法からお好みのスタイルを選択して変更することが可能です。

NuPhy Gem80 51
NuPhy Gem80 45 1

プレートにアクセスするためには、底面にある10箇所のネジを、専用ドライバーで外す必要があります。

キートップやキーボードに傷がつかないように、付属の布を敷くなど、工夫した方が良いでしょう。

NuPhy Gem80 44

ネジを外すと、トップケースを上へ持ち上げて外すことができます。

NuPhy Gem80 43

デフォルトではシリコンソックがはまっていますが、これを外して他のパーツに変更する形です。

NuPhy Gem80 34
NuPhy Gem80 33
NuPhy Gem80 30

ただし、シリコンストリップを利用する場合、左上の部分のみ長さが短くなっているため、あらかじめ短いものを探しておきましょう。

NuPhy Gem80 29 1
ひとつだけちょっと短いものがあります
NuPhy Gem80 28

硬い打鍵感がお好みであればトップマウント、柔かな打鍵感が好きならばシリコンストリップを用いるなど、好きな打鍵感を探す交換作業も楽しいですね!

私がNuPhy Gem80をおすすめしたい理由

私がGem80をおすすめしたい理由は下記の3つです。

 Gem80をおすすめしたい理由
  1. カスタムの幅が非常に広く一台で楽しみつくせる
  2. Thockyな打鍵感が素晴らしい
  3. 透明感のあるルックスが美しい
  4. 独立したLEDコントロールができる

カスタムの幅が非常に広く一台で楽しみつくせる

NuPhy Gem80 27 1

やはり一番の魅力は、カスタマイズの幅が非常に広いということでしょう!

4種類の打鍵感が楽しめる「Omni-Mount System」は、カスタムキーボード界隈では非常に珍しい仕組みとなっており、この一台で4台分の異なる打鍵感を体験できるのは、素晴らしいです。

また、デフォルトのFR4プレートのほかにも3種類のプレートが用意されているため、プレートとの組み合わせによっては合計16種類もの組み合わせを試すことができます。

6d8935b93f305f1c8b5b86dcb65c9cc0
Kawamura top RKawamura

プレートの違いは打鍵感に大きな違いを生み出します。
金属素材のプレートは硬く、樹脂素材のプレートは柔らかいという特徴があり、それぞれ反発の程度も大きく異なるため、この違いを体感するのも非常によい経験となるでしょう。

Thockyな打鍵感が素晴らしい

Gem80は、一般的なカスタムキーボードの打鍵感とは一線を画す「Thocky」な仕上がりとなっています。

打鍵音に影響を与える要因は非常にさまざまなものがありますが、その中でも個人的に大きなウェイトを占めると考えているのは、吸音材の組み込み方です。

6層にわたる吸音材を仕込んだキーボードには、Gem80以外に出会ったことがありません。

4f03125f3213051c559e168a33e8db20

この「角の取れて若干ミュートされたような打鍵音」はASMR要素が強く、病みつきなるでしょう。

透明感のあるルックスが美しい

NuPhy Gem80 07 1

Gem80はそのデザインも秀逸です。

アルミトップケースに透明感のあるPC製のボトムケースの組み合わせは、クリーンで透明感が高く、あなたのデスクに彩りを与えてくれることでしょう。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

NuPhy Gem80を購入する前に注意したいこと

注意したいこと
  1. 価値相応の価格設定となっている
  2. ベアボーンキットのため自身で組み立てが必要

価値相応の価格設定となっている

Gem80は素晴らしい機構やルックスを備えたキーボードですが、やはりそれなりの価格設定となっています。

ベアボーン状態で38,280円(税込)、キーキャップ、キースイッチをつけた状態では51,040円(税込)となるため、購入するにはそれなりの覚悟が必要です。

Kawamura top RKawamura

キーボードの価格帯はさまざまありますが、Gem80はミドルスペックとなっているため、やはりこのくらいの価格設定となるのは仕方ないと考えています。1台目として購入するにはハードルが高く、価値が見出せない可能性もあるため、ある程度メカニカルキーボードにハマった方が2台目以降として購入するのであれば、十二分に満足できる商品だと言えるでしょう。

ベアボーンキットのため自身で組み立てが必要

NuPhy Gem80 44

Gem80は「ベアボーンキット」となっているため、自身で組み立てが必要です。

ただし、組み立てといっても、キースイッチをはめて、キーキャップをつけるだけとなっているため、なんら難しい作業はありません。

30分ほどあれば問題なく組み立てることができるでしょう。

【注意】ファームウェアの更新について

a9a698172eda37c45386b4bb0024d158
https://nuphy.com/pages/qmk-firmwares

Gem80に関しては、ファームウェアの更新が行われているため、届いた商品のファームウェアが最新ではない可能性があります。

ファームウェアが最新版となっていないと、VIAを用いたキーマップの変更が反映されない、読み込まれないなどの不具合が生じてしまいます。

表面上でファームウェアを確認する方法はありませんが、購入後にVIAでの不具合が生じている場合は、ファームウェアをアップデートしてみましょう。

手順

STEP
最新ファームウェアをダウンロードする

こちらから最新のファームウェアをダウンロードします。

STEP
QMK ToolBoxをインストールする

こちらのページから、お使いのOSに見合った「QMK Toolbox」というソフトウェアのインストールプログラムをダウンロードし、お使いのパソコンにインストールします。

STEP
ファームウェアを焼き込む
  • QMK Toolboxを開き、「Open」という箇所から、ダウンロードしたGem80のファームウェアファイル(.hex/もしくは.bin)を指定します。(Zipで圧縮されていた場合は解凍しましょう。拡張子を確認してください)
  • ESCキーを押したまま、Gem80を有線で接続します。
  • 黄色い文字が表示されたらESCボタンを離します。
  • QMK Toolboxの「Flash」ボタンを押します。
  • 「Complete」の文字が出れば完了です。

まとめ

NuPhy Gem80 08

以上、Gem80についてレビューしてきました。

これまでに数多くのNuPhy製品をレビューしてきましたが、その中でも個人的に一番好きなのがGem80です。

Haloシリーズの硬質でパーカッシブな打鍵音も良いのですが、静かにコトコトした打鍵音が好みの方はこちらの方がおすすめできます。

Gem80は、GreenKeysとNuPhy Japanの提携により、下記クーポンコードを利用することで10%オフで購入することが可能です。

この機会に是非ご検討ください!

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

気に入ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

タップできる目次