REALFORCE初の左右分割キーボード「RS1」正式発表|10月1日の販売開始を目標に調整中

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ニュース
この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

ついに公式からも情報解禁です。

2026年9月24日、東プレは公式Xにて、REALFORCEシリーズ初の左右分割キーボード「REALFORCE RS1 Keyboard」を正式発表しました。

RS1は静電容量無接点方式を採用した左右分割型のキーボード。

キー数は79キー、配列は現時点では日本語配列のみをラインナップ、キースイッチは静音仕様、押下圧は45gを採用しています。

販売開始日は現時点で確定しておらず、東プレは2026年10月1日の販売開始を目標に関係各所と調整を進めていると案内しています。

REALFORCE RS1製品ページ

REALFORCE RS1の販売情報

photo 2
項目内容
製品名REALFORCE RS1 Keyboard
型番S1UJ11
配列日本語配列
キー数79キー
カラーブラック
接続方式USBによる有線接続
販売開始2026年10月1日を目標に調整中
掲載価格55,000円(税込)
販売状況正式な販売開始日は未確定
RS1の詳細スペック
項目仕様
キースイッチ静電容量無接点方式
キー荷重45g
スイッチ音静音
キー数79キー
配列日本語配列・かな表記なし
キーピッチ19.1mm
印刷方式昇華印刷
接続USB Type-Cによる有線接続
本体サイズ・左約150.7×137.5×38.2mm
本体サイズ・右約174.5×137.5×38.2mm
重量左約350g/右約400g
対応OSWindows 11以降/macOS 14.5以降
付属品USBケーブル2本

販売価格は、ヨドバシ.com掲載の「55,000円(税込)」となっていますが、公式サイトでの価格掲載はありません。

よって、あくまでも「参考」と捉えた方が良いでしょう。

一方、販売開始日について、東プレは「10月1日発売開始を目標に関係各所と調整を進めている」と説明しており、前後する可能性があります。

発売日に関するREALFORCE公式Xの案内

静電容量無接点方式を採用した左右完全分割キーボード

REALFORCE RS1は、左右分割型のキーボードです。

左右の間隔や角度を体格、姿勢、作業環境に合わせて調整できるため、肩を閉じすぎず、手首を自然な位置に置いて入力できます。

開発背景等については、現時点では発表されていません。

日本語配列のみのラインナップとなっており、70%レイアウトをベースとした79キーのキーボードとなっています。

キーボードだけでマウスカーソルを操作可能

img mouse function

REALFORCE RS1には、キー入力によってマウスカーソルの移動やクリックを行う機能が搭載されています。

独立したトラックボールやタッチパッドを搭載しているわけではありませんが、キーボードから手を大きく動かさずに、基本的なポインター操作を行えます。

マウスを置くスペースがない場合や、一時的な代替操作としても利用できる機能です。

APCやキーマップ入れ替え機能は「REALFORCE CONNECT ONLINE」で対応

img software rs1
img apc c1mm

REALFORCE RS1は、「REALFORCE CONNECT ONLINE」によってカスタマイズ可能です。

キーが反応する深さを変更できるAPCの変更、キーマップの入れ替えや、キーマップ切り替えにも対応しており、用途や使用するアプリケーションに合わせて、複数のキー配置を使い分けられるJISに方巣。

設定内容をキーボード本体へ保存できる「オンボードメモリ搭載」のため、設定用ソフトウェアを常時起動しておく必要はありません。

キーマップ4面を切り替え、という記載がありますが、レイヤー数を指しているのかどうかは不明です。

RC1とRS1の配列の違い

70%レイアウトのRC1と、左右分割のRS1のキーレイアウトにはいくつかの違いがあります。

まず、最大の違いは、RC1にはアローキーがありません。

現時点で正式なアローキー操作の案内はありませんが、おそらくはFnキーを押しながら、裏レイヤーにあるキーを操作するものと見られます。

次に、Z行のずれが通常の日本語配列同様となっています。

RC1では、Z行が左へ0.25u offsetしていましたが、今回のRS1は基本に忠実なずれとなっており、この部分は「オーソドックスに戻った」と言えるでしょう。

さらに、タッチタイピング視点で見ると、「6」キーが左手に配置されている点も気になる方が多いような印象を持っています。

「B」に関しては、左右いずれかの指でタイピングするかは分かれやすい部分ということで、右手側の「N」キーの隣に「B」を置くスペースがあるのであれば、アリスレイアウトのように左右に「B」を配置して欲しいという声もありそうです。

そのほかに、RC1と比較してRS1の細かい部分をみると、bottom rowのキー数は左手守備範囲では左側のFnがなく、「無変換」該当部分が1.5uとやや大きいサイズを採用していることがわかります。

また、右手側にはRC1にはなかった「Alt」「Ctrl」キーが配置されていますね。

これまでのREALFORCEを使用してきた人にとっては、Z行がオフセットしていないという点で移行しやすいかもしれません。

一方で、アローキーがない点については、賛否が分かれる部分となるでしょう。

正式発表前にヨドバシ.comへ商品情報が掲載

REALFORCE RS1は、今回の正式発表より前に、ヨドバシ.comなどの量販店へ商品ページが掲載されていました。

当初の商品ページには「2026年9月25日販売開始」と記載されていたため、正式発表を待たずに製品情報が広まる形となりました。

ヨドバシ.com REALFORCE RS1商品ページ

Greenkeysが「TOKYO KEYBOARD EXPO 2026」の東プレブースで担当者へ確認したところ、正式発表前に商品情報が掲載された件について、東プレ側の調整上の不備によるものとの説明を受けました。

その後、東プレは公式Xでも、分割キーボードの発売に関する案内に不備があったとして謝罪しています。

まとめ|待望の国産EC分割だが配列や仕様には注意

東プレがREALFORCEシリーズ初の左右分割キーボード「REALFORCE RS1 Keyboard」を正式発表したニュースについてお伝えしてきました。

左右分割キーボード自体は以前から存在しており、それほど「目新しい」存在ではありません。

一方で、Keychron Orca echoのクラウドファンディングが7億円規模の支援を集めたことにより、現在の日本のキーボードマーケットは空前の「分割キーボードブーム」が到来していると編集部では捉えています。

一方で、Orca echoに関しては通常とは異なる「カラムスタッガードレイアウト」となっており、スイッチングコストが高いのも事実です。

そう言った面では、通常の横ずれ(ロウスタッガードレイアウト)を採用した本機は、スイッチングコストを抑えて利用できる分割キーボードの一つと言えるでしょう。

さらに、国内で人気の高い「静電容量無接点方式」を採用した「分割キーボード」という点では、大きなアドバンテージを持っているとも言えます。

その一方で、配列やスペックについては賛否が分かれる可能性があります。

Z行がスタンダードなオフセットとなったのは好印象ですが、アローキーが表レイヤーに無い点については明らかに賛否が分かれるでしょう。

また、現時点では「無線接続対応」とまでは記載されておらず、製品画像を見る限りでは左右間接続・PC間接続に関して「完全有線接続モデル」となっている可能性が高いと見ています。

競合他社が、左右間接続だけでなく、PC間接続に関しても無線接続対応モデルをリリースしている状況を加味すると、RS1が有線接続のみとするのであれば満足できないユーザーもいる可能性があります。

販売価格も含めた、仕様の正式発表が待たれます。



GreenkeysではRS1のTKX2026実機レポートを作成中です。

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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