東京ゲームショウ2026で気になったキーボード|TGS2026レポート

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ニュース
この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

2026年9月17日ー20日の4日間の日程で開催された東京ゲームショウ。

当初9月17日から21日までの5日間開催を予定していましたが、台風25号の接近により最終日の21日が中止。結果として9月17日〜20日の4日間で開催されました。

Greenkeysとしては9月18日のビジネスデーに、Hall10を中心に取材を実施。

本記事ではその中で気になったキーボードを紹介していきましょう。

掲載キーボード

WallHack

  • K-001 Slate

HYPESHOP

  • WOOTING 80 HE +
  • WOOTING 80 TenZ
  • Wooting 60 HE
  • K2(Klavier-Ⅱ)
  • HOLY60ケースのV2

GRAPHT

  • Akko FUN60 Pro SP JP
  • Akko Air01

MelGeek

  • Centauri Series
  • MADE68 Ultra V2
  • MADE68 Pro+
  • O2 for Mac

HID-Labs

  • LUMIKEY Split Palm Rest
  • LUMIKEY x Tekkusai Titan75 HE
  • LUMIKEY 98 v2
  • LUMIKEY SLIMX
  • Magger68 HE Ultra JIS
  • LUMIKEY Nova Kine
  • LUMIKEY Nova Works

WallHack

TGS2026 WALLHACK 01

WallHackブースでは、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボードを中心に展示してありました。

カメラ好きの筆者が惹かれたのはこれ。

TGS2026 WALLHACK 05

一見すると何に使うかわかりませんでしたが、これは「M-001」というゲーミングマウスのワイヤレスレシーバー/充電ドック/コントロールインターフェースのようです。

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画像参照:https://wallhack.com/ja-jp/pages/campaigns/m-001
TGS2026 WALLHACK 06
どうみてもカメラのダイヤルです。
TGS2026 WALLHACK 07
左ダイヤルがDPI切り替え、右ダイヤルがポーリングレート切り替えの様子。やはりアナログ切り替えは良い。

また、展示の中心となっていたのが「K-001 Slate」というゲーミングキーボードです。

こちらもカメラの調整ダイヤルをイメージさせるようなインジケーターが右上に付いており、アクチュエーションポイントとラピッドトリガーの感度をダイヤルによって直接コントロールできるようです。

TGS2026 WALLHACK 04
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画像参照:https://wallhack.com/ja-jp/pages/campaigns/k-001

65%レイアウトの磁気式キーボードとなっており、カタログ上ではANSI /JISを選択できるようでした。

日本語配列バージョンはZ行のズレが通常よりも0.25u左へ移動しており、アローキー周りの帳尻を合わせる手法をとっています。

TGS2026 WALLHACK 02
キーププロファイルはシリンドリカルデザイン、手前側にいくにつれて傾斜がかかるステップスカルプチャードデザインで珍しい。
TGS2026 WALLHACK 03
0度傾斜のデザインはAtlier MagnusのSlate Zeroのよう。これが妙にしっくりきました。

壁面には分解図がディスプレイされていました。

Kawamura top RKawamura

魅せるのが上手いブランドでした。

TGS2026 WALLHACK 12

HYPESHOP

TGS2026 HYPESHOP 20

HYPESHOPでは常にブースに人が押し寄せる人気ぶり。

ビジネスデーということを忘れるくらい常に賑わっていました。

関心が高かったのは、9月17日から公式で予約販売が開始された「WOOTING 80 HE +」です。

複数のバリエーションの展示がありましたが、分割スペースバーが選択できるのは「カスタムビルドモデル」のみの様子。

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画像参照:https://wooting.io/ja/wooting-80he-plus
TGS2026 HYPESHOP 11

展示品では、ケースがABSプラスチックのモデル、亜鉛合金モデル(分割スペースバー)の2つが展示されていました。

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TGS2026 HYPESHOP 18
TGS2026 HYPESHOP 17
TGS2026 HYPESHOP 14
TGS2026 HYPESHOP 13
TGS2026 HYPESHOP 12

また、完売となっていた「Wooting 80HE TenZ Takeover」モデルの展示もありました。

TGS2026 HYPESHOP 16
TGS2026 HYPESHOP 15
TGS2026 HYPESHOP 01
パームレストが一体となったWooting 60 HE

また、ブースで注目を集めていたのは、「K2(Klavier-Ⅱ)」というキーボードです。

TGS2026 HYPESHOP 02

価格は289,000円(税込)。

グランドピアノから着想を得たというこのキーボード。

「打鍵感を機構から”調律する”」という構造となっており、内蔵されたサスペンションによって打鍵感を調整するようです。

NOOIR Klavier II K2 16
TGS2026 HYPESHOP 03
打鍵感の調整はケースを開いて行う。その様子はグランドピアノの調律風景と重なる。
TGS2026 HYPESHOP 09
TGS2026 HYPESHOP 04
TGS2026 HYPESHOP 10
印字は非常に特徴的。デザインはピアノ鍵盤に着想を得ており、表面もピアノ鍵盤を連想させる仕上がり

重量は約4.85kg。

タイピングアングルはやや強めではあるが、キーキャップのステップスカルプチャードデザインで違和感のない段差となっているように見えました。

TGS2026 HYPESHOP 07
TGS2026 HYPESHOP 05
これはHOLY60ケースのV2モデルかな?

GRAPHT(Akko)

TGS2026 Akko 6

GRAPHTブースでは、あらたにMSYが正規販売代理店となった「Akko」が展示されていました。

Akkoの展示の中心は、やはり新たに取り扱いとなったFUN60 Pro SP JPとAir01の2機種。

TGS2026 Akko 3
これが6,000円台で買えるのは驚き。
TGS2026 Akko 4
珍しい60%レイアウトの日本語配列。アローキーがないためZ行のズレ問題もないのがいいですね。
TGS2026 Akko 5
Air01。NuPhyやLofreeの強力なライバルとなるか。

MelGeek

KIBUブースに隣接して展示されていたのはMelGeek。

MelGeekに関しては、KIBUを「Global Authorized Partners(グローバル認定パートナー)」と案内しています。

一方で、HYPESHOPでもオンライン販売を実施しているなど、Greenkeysではまだ日本販売の全容を把握しきれていません。

Kawamura top RKawamura

個人的にMelGeekは以前好きだったブランドで、ゲーミングキーボードをリリースする以前のMOJO68シリーズを数台持っています。

MelGeekMOJO68 4
画像参照:MelGeek

最近では明確に「ゲーミングキーボード」ブランドとなっており、展示機もホールエフェクト搭載機がほとんどでした。

TGS2026 MegGeek 7
TGS2026 MegGeek 6
フラッグシップのCENTAURI80。60%モデルも展示されていました。
Kawamura top RKawamura

日本語的には「センタウリ/ケンタウリ」、ラテン語で「ケンタウルス座のー」という意味となるためか、MelGeekページでは「ケンタウルス」のカタカナ表記です。

また、主力となる「MADE68シリーズ」も多数展示してありました。

TGS2026 MegGeek 5
MADE68 Ultra V2
TGS2026 MegGeek 1
MADE68 Pro +
Kawamura top RKawamura

写真はありませんが、エヴァンゲリオン公式コラボレーションとなるCENTAURIをラインナップしています。

Greenkeysとして気になったのはこの「O2 for Mac」です。

TGS2026 MegGeek 4
TGS2026 MegGeek 3
抜群のビジュアル。透明素材にアルミフレームを組み合わせた非常に透明感の高い逸品。
TGS2026 MegGeek 2

MelGeek O2は、総務省の技術基準適合証明等の公示から技適取得(222-254903)を確認しており、国内でも安心して使える仕様です。

Amazonで購入できるのもいいですね。

MelGeek O2 for Mac|Amazon

LUMIKEY

TGS2026 Lumikey 07

LUMIKEYは、日本国内で正規販売を行うHID-Labsのブースでかなり大きく展開していました。

Greenkeysとして気になったのはこれ。

アルミニウム製の分割パームレストです。(正式名称はSplit Palm Rest)

TGS2026 Lumikey 08

スペックシートを見ると、CNCアルミニウム削り出しとなっており、ベース部分とパネル部分に分かれているようです。

パネル

  • カーボンファイバーマット
  • AGドラゴンスケール
  • AGパネル

ベース

  • ファイバーパターンブラック
  • ファイバーパターン
    • Silver
    • Ano-Silver
    • Ano-Black
    • Ice-Crear PC
    • Wine-Red
TGS2026 Lumikey 11
TGS2026 Lumikey 09
TGS2026 Lumikey 10
AGドラゴンスケールでしょうか?青海波模様に見えますね。

また、アルミニウムボディのキーボードも非常に多く展示してあるのも特徴的でした。

TGS2026 Lumikey 17
Titan75 HE。LUMIKEY75v2をベースにしたTekkusaiとのコラボモデル。

参照:https://www.luminkey.com/ja/products/titan75-he-hall-effect-magnetic-gaming-keyboard
参照:https://tekkus.ai/products/titan

TGS2026 Lumikey 15
アルミニウム筐体で非常に美しいです。
TGS2026 Lumikey 16

トップケースはWOBKEYのボールキャッチリリース構造のようになっており、スクリューレスで内部パーツのカスタマイズが可能。

TGS2026 Lumikey 13

エンコーダーも外せますが、現時点では特に別パーツに交換できるなどのギミックはない様子。

TGS2026 Lumikey 12
TGS2026 Lumikey 18
TGS2026 Lumikey 14
シリコンガスケットマウント構造です。

こちらは、テンキー部分が外れる構造のLUMIKEY 98 v2というモデル。

TGS2026 Lumikey 06
LUMIKEY98v2。テンキー部分が外れる構造となっており左右に入れ替えが可能。LUMIKEYの最新作。
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画像参照:https://www.luminkey.com/ja/products/luminkey98-v2-98-custom-mechanical-keyboard

こちらはプロトタイプの「SLIMX」というモデル。

TGS2026 Lumikey 04

LUMIKEYとしては珍しいロープロファイルモデル。

クラシカルなルックスで注目を集めていました。

TGS2026 Lumikey 05

こちらは小さいサイズのMagger68HE Ultra JISというモデル。

HID-Labs監修モデルとなっており、「日本人が使いやすい配列を追求した日本専売モデル」とのことです。

TGS2026 Lumikey 02

スペースバーは2.25u×2の分割構成、Z行は通常よりも左へ0.25uオフセットしており、アローキーの逆T字が1u分内側に来ているのが特徴的ですね。

TGS2026 Lumikey 01
TGS2026 Lumikey 03
非常にクリーンなカラーリングでいいですね。

特徴的なトップハット形状の無刻印キーキャップを採用したNova Kineというマクロパッド。

TGS2026 Lumikey 20

デフォルトレイアウトはこのようになっており、Dockスタイルのサイドスイッチや、ロータリーエンコーダーなどを搭載しています。

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画像参照:https://www.luminkey.com/ja/products/luminkey-nova-kine-keyboard
TGS2026 Lumikey 19

プレートによってキーレイアウトの変更も可能で、テンキーとしてだけでなく、横置きでマクロパッド的な使い方もできるのが大変興味深い。

こちらは商材情報がありませんでしたが、Nova Worksという商品の様子。

Type-A×2、Type-C×2の構成となっています。

USBハブか何かでしょうか?これは気になりました。

ATKGear

ATK Gearは、Rabbit0が日本国内で取り扱うブランドのようです。

ゲーミングキーボードなどを取り扱っているようで、Greenkeysが注目したのは「NOTHING68」というモデルです。

TGS2026 ATKGear 4

スケルトンのビジュアルが非常に良いですね。

TECHPOWERUPによると、ATK GearがComputex2026で発表した新製品となっている様子で、現時点で詳細な公式情報は見当たりません。

TGS2026 ATKGear 1

非常に透明感が美しい磁気式キーボードでした。

TGS2026 ATKGear 3
TGS2026 ATKGear 2

まとめ

以上、TGS2026で気になったキーボードについて紹介してきました。

筆者としては初のTGS取材でしたが、ゲーミングキーボード人気を肌で感じる良い経験となりました。

今回のTGS2026で印象的だったのは、「磁気式かどうか」そのものが、以前ほど大きな差別化要素ではなくなりつつあることでした。

最近では、2.4GHzの独自無線規格通信を用いた「無線接続での8kポーリングレート」を実現できるようになり、ラピッドトリガーでの検出精度やスキャニングレートに関しても、ハイエンド磁気式キーボードを見ればスペック的には横並びとなってきているのではないでしょうか。

つまり、「スペックでの差別化要素がひと段落した」という見方もできるように感じてます。

ここからは筆者の予想ですが、これからは磁気式キーボードにも「別の価値」が求められるようになってくると考えています。

それが、有名ゲームプレイヤーとのコラボレーションや監修などはもちろんのこと、打鍵感、打鍵音、ケース素材、プレート素材、マウント方法など、スペックだけではわからない「実体験」の部分に重きが移っていくことを予想しています。

つまり、メカニカルキーボードと同じような経過を辿る未来、というのも面白い見方の一つではないでしょうか。

一方で、日本に関しては、「カスタムキーボード文化が英語配列ベース」ということもあり、なかなかカスタムキーボードの普及が進みにくかったという側面もあります。

その「ガラパゴス」ゆえに、Orca echoといった「新しいタイピング体験」という別の方向に、マーケットの興味関心が移っていっているようにも見えます。

TGS期間中にフライングで取り上げられたREALFORCEの左右分割モデルがその象徴にも見えました。

来年のTGSではどのようなキーボードに出会えるのか、今から楽しみです。

他のTGS2026のイベントレポートはこちらからご覧いただけます。

  • 初回公開日
  • 最終更新日
  • 取材方法:TGS2026での現地取材
  • 参照・引用元:コンテンツ参照
  • 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし
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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

Greenkeysでは編集の独立性と透明性を重視し、提供品・広告・アフィリエイトの有無を記事内で明示しています。取材・執筆・製品監修・日本市場向けの情報設計に関するご相談も受け付けています。

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