左右分割キーボードという名称を聞いたことがない方のほうがきっと多いことでしょう。
左右分割キーボードとは、その名の通り「右と左に分割されているキーボード」のことです。
普及メーカーとしては、MistelのBAROCCOやKinesis Freestyleなどがありますが、超ニッチなジャンルとうこともありほとんど知られていません。
ただし、2023年はこの「超ニッチジャンル」にスポットライトが当たると筆者は考えています。
きっかけは、2023年2月28日に、今一番勢いのあるキーボードブランド「Keychron」が、初となる分割キーボード「Keychron Q11」を発表したことに起因するのです。
全く日の目を浴びなかった分割キーボードが、著名メーカーからリリースされることで、注目される兆しが見えてきています。
左右分割キーボード推しの私からしてみれば嬉しい限りです。
ただし、普及状況など、左右分割キーボードについてわからないことが非常にたくさんあります。
そこで、今回は、ChatGPTに左右分割キーボードのことを聞いてみました。
ここからは質問を見出しにして、Q&A方式で記載していきます。
左右分割型キーボードが普及している国はどこですか?
- 左右分割型キーボードが普及している国はどこですか?
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左右分割型キーボードが普及している国は、以下のような国々が挙げられます。
- 日本:日本は、左右分割型キーボードの普及率が非常に高い国の1つです。特に、エルゴノミクス(人間工学)に配慮したキーボードが多く、労働環境の改善にも役立っています。
- 韓国:韓国も、左右分割型キーボードの利用が広く普及しています。韓国では、特にパソコンゲームが盛んであり、左右分割型キーボードがゲームプレイに適しているとされています。
- ヨーロッパ:欧州では、フランスやドイツ、オランダ、スウェーデンなどの一部の国々で左右分割型キーボードが一般的に使われています。これらの国々では、特に言語に応じたキーボードレイアウトが提供されていることが多いです。
- アメリカ合衆国:アメリカでは、左右分割型キーボードの利用者は少ないものの、特にエルゴノミクスに関心のある職場やユーザーによって使用されています。
以上のように、左右分割型キーボードが普及している国は複数ありますが、まだ一般的に普及しているわけではありません。
一番先に日本が来るということからも、日本は世界的にみても分割キーボードの普及率が高いとみていいでしょう。
エルゴノミクス設定となっていることが労働環境の改善に役立っているというのは、超一部の人間には当てはまります。
ついで、eスポーツが有名な韓国では、おそらくは左手デバイスとして普及している印象です。
ヨーロッパでも利用されているのには驚きました。
ただし、同じ英語圏であるアメリカではあまり普及していないようですね。
左右分割キーボードのメリットを教えてください
- 左右分割キーボードのメリットを教えてください
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- エルゴノミクスに優れている:左右分割キーボードは、手首の自然な角度に合わせてデザインされているため、手や腕の負担を軽減することができます。これにより、長時間のタイピングにおいて、手や腕の疲れや痛みを軽減することができます。
- タイピングの正確性が向上する:左右分割キーボードは、通常のキーボードよりもキーの配置が適切になっているため、タイピングの正確性が向上することがあります。また、キーの押下力も均等に分散されるため、タイピングがしやすくなります。
- フリースペースが確保できる:左右分割キーボードは、キーボードの中央にあるスペースがないため、マウスや書類などを置くスペースを確保できます。これにより、デスクトップのスペースが広く使えるため、作業効率が向上することがあります。
- 肩や首の負担を軽減する:左右分割キーボードは、キーボードの配置が分離されているため、肩や首の負担を軽減することができます。特に、長時間のデスクワークにおいて、肩や首の痛みやストレスを軽減することができます。
以上のように、左右分割キーボードには、エルゴノミクスに優れ、タイピングの正確性が向上し、フリースペースが確保できる、肩や首の負担を軽減するなどのメリットがあります。
これもかなり的を得た回答が返ってきました。
やはり分割キーボードは、エルゴノミクスに優れており、疲労感の軽減が見られるようです。
加えて、タイピングの正確性が向上するのは、適切な運指でないとタイピング自体が難しいという事情があるように思います。
フリースペースが確保できる、というのは、左右に分割したキーボードの間に、トラックボールマウスやトラックパッドなどを配置することで、左右対称な動作で作業ができるメリットがあるといえるでしょう。
#本日のセットアップ#キーボード
— 河村亮介|グリーンエコーズスタジオ (@Hottyhottea) February 18, 2023
今日は7sPro+SBPでスタート。
昨日は急遽オフ日にしたので本日フル稼働です。
事情によりキーボード二台態勢ですが、Macユーザーでこの絵ならお分かりいただけるだろうか。
この仕様、マジで辞めてほしいです…。 pic.twitter.com/kYFXnkWbtI
出先環境。
— 河村亮介|グリーンエコーズスタジオ (@Hottyhottea) February 14, 2023
マウスは減る。 pic.twitter.com/1qKR82SmBZ
左右分割キーボードのデメリットを教えてください
- 左右分割キーボードのデメリットを教えてください
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左右分割キーボードには、以下のようなデメリットがあります。
- 慣れが必要:左右分割キーボードは、通常のキーボードとはキーの配置が異なるため、最初は使いにくいと感じることがあります。しかし、慣れればタイピングがしやすくなるため、少しの練習で慣れることができます。
- 移植性が低い:左右分割キーボードは、通常のキーボードとはキーの配置が異なるため、他のキーボードに慣れている場合には使いにくいと感じることがあります。また、外出先や他の場所で使用する際には、持ち運びができない場合があります。
- 価格が高い:左右分割キーボードは、通常のキーボードに比べて高価なものが多いため、予算の制約がある場合には選択肢が限られることがあります。
- レイアウトの選択肢が少ない:左右分割キーボードは、通常のキーボードとはキーの配置が異なるため、一般的なキーボードと同じキーボードレイアウトを使用することができない場合があります。また、特定のキーボードレイアウトに慣れている場合には、異なるレイアウトを使用することが難しい場合があります。
以上のように、左右分割キーボードには、慣れが必要で移植性が低く、価格が高く、レイアウトの選択肢が少ないといったデメリットがあります。しかし、エルゴノミクスに優れ、タイピングの正確性が向上し、肩や首の負担を軽減するといったメリットもあるため、使用する場合にはメリットとデメリットを比較して検討することが重要です。
これもドンピシャで回答してくれました。
まずは、慣れが必要なのは間違いありません。
移植性が低いというのは、恐らくはロウスタッガードではなくカラムスタッガード配列になっているからでしょう。
いわゆる通常の配列は、タイプライターから踏襲する「横にずれた」配列となっていますが、これを指の長さに合わせて縦にずらした配列を「カラムスタッガード」と言います。
ただし、今回発表されたようなQ11のように、従来のロウスタッガードを踏襲していれば、スイッチングコストも低いように思います。
価格は確かに高額ですね。
加えて、日本では自作キーボードしかほぼ選択肢がないため、自分で作る必要がある点も普及しにくい一因でしょう。
ロウスタッガードとカラムスタッガードはどちらの配列が優れていますか?
- ロウスタッガードとカラムスタッガードはどちらの配列が優れていますか?
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ロウスタッガードとカラムスタッガードは、どちらの配列が優れているかは個人的な好みによって異なります。ただし、それぞれの配列には以下のようなメリットがあります。
ロウスタッガード配列のメリット:
- 手の移動が少ない:ロウスタッガード配列は、左右の手がキーを打つ範囲が少ないため、手の移動が少なくなります。これにより、タイピングの速度が向上することがあります。
- 指の負担が少ない:ロウスタッガード配列は、親指の使用頻度が高いため、指の負担が少なくなります。また、シフトキーの使用頻度が低いため、シフトキーを押すためのストレッチングを行う必要が少なくなります。
カラムスタッガード配列のメリット:
- キーの配置が覚えやすい:カラムスタッガード配列は、同じ列にあるキーが似た機能を持っているため、キーの配置を覚えやすいです。また、ホームポジションからの指の移動が少ないため、タイピングの正確性も向上することがあります。
- 全体的なバランスが良い:カラムスタッガード配列は、キーの配置がバランスよく分散しているため、手の動きが自然であり、疲れにくいです。また、左右の手で打鍵するキーの数が均等になっているため、片手に負荷がかかることが少なくなります。
以上のように、ロウスタッガード配列とカラムスタッガード配列には、それぞれメリットがあります。どちらが優れているかは、個人の好みやタイピングのスタイル、目的などによって異なるため、自分にとって使いやすい配列を選択することが重要です。
個人的な好み、そうです、これが正解です。
キースイッチもなんでもそうですが、普段使うツールにおすすめなんてないのです。
すべては「あなた自身が使いやすい、好みのものを使えばいい」のです。
スキーヤーは雪のコンディションによってワックスを変え、タイピストは打つ文章の種別やその日の体調、打ちたい打鍵感、打鍵音によって好きなようにキーボードを選ぶべきです。
残念ながら、それぞれの配列のメリットについては、ちょっと惜しかったのでファクトチェックを入れます。
修正版
ロウスタッガード配列のメリット:
- スイッチングコストが少ない:一般的に最も普及している配列となっているため、持ち替えによる違和感が少なく、すぐに慣れることができる
概ねこれで網羅できるでしょう。
私見ですが、ロウスタッガードは、タイプライター時代の名残りという側面が大きく、それほどメリットはありません。
先に挙げられた「手の移動が少ない」というのは左手に特化した話であり、特に日本語を打つ場合は右手の移動頻度や範囲がかなり広く、小指の負担が大きいです。
そう言った点で言うと、決して「全体的にバランスが良い」とはいえません。
カラムスタッガードに関してもちょっと修正します。
修正版
カラムスタッガード配列のメリット:
- 小指の負担が少ない:カラムスタッガードレイアウトは、左右対称のレイアウトとなっており、主に親指にスペースバー・エンター・バックスペースなどの機能が集中していることが多いため、作業頻度の少ない親指を活用できることで、小指の負担が軽減できます。
- 全体的なバランスが良い:カラムスタッガード配列は、キーの配置がバランスよく分散しているため、手の動きが自然であり、疲れにくいです。また、左右の手で打鍵するキーの数が均等になっているため、片手に負荷がかかることが少なくなります。
キーの配列はぶっちゃけ覚えにくいです。
縦列に同じ機能をもったキーが並んでいるわけではなく、ただのQWERTY配列を縦にずらしただけです。
ホームポジションからの移動が少なく、キーの配列が左右均等なのは正解でしょう。
まとめ|今後、左右分離キーボードは普及しますか?
最後に、左右分割キーボードの今後の展開について、AIの見解を聞きました。
- 今後、左右分離キーボードは普及しますか?
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左右分離キーボードは、健康的なタイピングに配慮した設計であるため、健康志向が高まっている現代社会において需要が高まっています。また、テレワークやリモートワークが増加している現在、自宅でのパソコン作業の時間が増えていることも、左右分離キーボードの需要につながっていると考えられます。
さらに、最近の左右分離キーボードは、従来のものよりもデザイン性や機能性が向上しており、ワイヤレス接続やBluetooth接続に対応したもの、タッチパッドやナンバーパッドを搭載したもの、折りたたみ式のコンパクトなものなど、多様なラインナップがあります。
そのため、今後左右分離キーボードがますます普及する可能性が高いと言えます。特に、健康志向が高く、パソコン作業を多く行う人々や、テレワークやリモートワークを行う人々にとっては、左右分離キーボードは有用なアイテムとなるでしょう。
ちょっと惜しい。
多分、ここで訴求している内容には、持ち運びタイプの左右分割キーボードも含まれているような気がします。
確かにこれも、「左右に分割できるキーボード」ですので。
個人的には、左右分割キーボードは、理にかなった設計となっているため、流行りそうな気がします。
単純に見た目もカッコいいし、くっつけて使う選択が残った状態で左右分割できるモデルであれば、機能が付与されただけで、気に入らなかったらくっつけて使えばいいだけですもんね。
以上、AIに左右分割キーボードの未来について聞いてみた、の紹介でした。
キーボードデータベースの絞り込み項目に「Split」の項目を増やさなきゃかなぁ。
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