Graviry36専用ケース”Bottom Block”レビュー|打鍵音とソリッド感にこだわったケース

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Greenkeys x takashiconpanyのコラボで販売しているGravity36。

そのサードパーティ製ケースとして販売されているのが”Bottom Block”です。

“Bottom Block”は、オリジナルキーキャップ等の製作を手掛けるnori.氏によってデザインされたGravity36専用のボトムケースです。

デフォルトのアクリルプレートと置き換える形で使用します。

本記事では、この3Dプリント製ケースについてレビューしていきます。

専用ケースデータに関してはプロモーション目的でnori.氏より提供を受けました。本記事からの成約による当方との利害関係はございません。

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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Graviry36専用ケース”Bottom Block”の概要

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https://nori-key.booth.pm/items/6751542
  • 購入先:noriのおみせ
  • 価格:1,600円(税込)
  • 販売形式:データダウンロード(データを用いて別途ご自身で発注が必要)

データ発注方法

データ発注に伴う成型不良やトラブルに関しては販売者および当メディアについては一切の責任を負いませんのであらかじめご了承ください。

ここではGreenkeys運営者カワムーラが実際に発注した方法についてご紹介します。

STEP
JLC3DPへアクセス

まずはJLC3DPのウェブサイトにアクセスしましょう。

JLC3DPは中国深圳にある企業です。おそらくは3DP界隈では随一の安さを誇ります。

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データをアップロードする

3Dプリントの項目から3Dファイルの追加をクリックし、購入したデータをアップロードします。

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印刷詳細を選択する

具体的な印刷スタイルを選択します。

ここでは、画像にあった「クリアレジンオイルスプレーフィニッシュ」の発注画面を紹介します。

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商品概要については「プラスチックキーボードエンクロージャー」を選択してください。

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HSコード(Harmonized System Code)とは、国際貿易における商品の名称や分類を世界的に統一するために使用されるコード番号です。国際発送に利用するため、これを指定しないと発送できません。

発送方法については色々な選択肢があります。

早くてコスパが高いのはOCSです。

OCSはANA系列の国際運送会社で、安価でスピーディーですので、私はこちらをいつも使っています。

本当に早いのはFedex ExpressもしくはDHLです。

ただし値段がかなり高くなりますので注意しましょう。

決済金額が日本円で16,666円を超えると個人輸入関税がかかります。関税は後日、使用した運送会社から関税支払い代行費用と共に請求書が入った封筒が届く形です。

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決済する

決済しましょう。

支払い方法はPayPalでもクレジットカードでもどちらでも構いません。

Kawamura top RKawamura

上記のクリアレジンのオイルスプレーフィニッシュでは片手側で約$20.00、両手分プラス送料で$50.00くらいです。
日本円だと7,100円から7,500円くらいですね。

STEP
【重要】変形リスクについて受容することを個別に返信する

3DP製品は細かい造形に関しては常に変形リスクを伴います。

今回の3DPケースに関しても同様に細かい部分での造形ミスがある可能性が排除できません。

必ず注文後に「変形リスク」についての連絡が英語で届きます。

これに返信をしないと製造自体がキャンセルされる可能性が非常に高いです。

以下に私のやり取りを掲載しますので参考にしてください。

Kawamura top RKawamura

よくわからない場合はテンプレ文をコピペして返信するだけでもいいですが、責任は負えませんのでご了承ください。

1)以下に示すように、赤色で示されている領域の壁の厚さが薄すぎるため、印刷プロセス中に損失、変形、ひび割れ、または損傷が発生するリスクが高くなります。

リスクが許容できるかどうか確認していただけますか?

もしそうでない場合は、少なくとも0.8mmに増やして続行してください。1.5mmであればさらに良いでしょう。その後、「ファイルを置換」ボタンを有効にします。

2) 凹凸文字の文字本体の厚さが薄すぎるため、幅と深さが印刷要件を満たせず、目立たなくなるリスクが高くなります。

これらのリスクがあなたにとって許容できるものであるかどうかを教えていただけますか?

そうでない場合は、壁の厚さを 0.8mm (樹脂/ナイロン素材の場合)、1.0mm (金属/プラスチック素材の場合) に増やすことをお勧めします。

お早めのご返信をいただければ幸いです。

よろしくお願いします

JLC3DPチーム

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原文はこちら

1)As shown below, the wall thickness of those indicate red area are too thin, which has a high risk of loss, deformation, crack, or damage during the printing process.

Could you please confirm if the risks are acceptable for you?

If not, could you please kindly increase it to be at least 0.8mm to proceed? 1.5mm will be better. Then we will activate the “replace file” button for you.

2) The body thickness of concave and convex characters is too thin, and the width and depth can not meet our printing requirement, which has high risk of not being obvious.

Could we kindly know if these risks will be acceptable for you?

If not, we kindly suggest you increase the wall thickness to be 0.8mm( for resin / nylon material ), 1.0mm( for metal/ plastic materials ).

Your early reply will be highly appreciated!

Best Regards

JLC3DP Team

私の返信はこちら

Thanks so much for reaching out to me.

1) As shown in the figure below, the wall thickness of the red portion is too thin and there is a high risk of loss, deformation, cracking, or damage during printing.

2) The body thickness of the concave-convex letters is too thin, and the width and depth do not meet our printing requirements, resulting in a high risk of inconspicuousness.

I accept these risks of deformation, insufficient modeling, and blurred engraving.

Please proceed with manufacturing as is.

Best Regards.

STEP
到着

だいたいクリアレジンは製造に72時間ー96時間(3日から4日)かかり、その後検品の後に発送されます。

発送後はOCSなら7日程度で自宅に届きます。

よって、順調にいけば注文から10日ー14日程度で到着します。

結構な頻度で「造形に失敗したので作り直します。ちょっと時間がかかるよ!」や「ごめん、ちょっと傷ついちゃったけどこれでいいか見てくれる?」のようなメールが届きます。都度対応しないと発送されませんので、ご注意ください。

Kawamura top RKawamura

Google翻訳やDeepLを駆使して翻訳、返信しましょう。

【写真でみる】Graviry36専用ケース”Bottom Block”の詳細

それでは早速、「Bottom Block」について見ていきましょう。

今回はクリアレジンのオイルスプレーフィニッシュでJLC3DPさんに発注しました。

そしていきなりこれです。

まるでアクリルやポリカーボネートを切削したかのような透明感に驚きました。

変形リスクとして示されていたロゴに関しても十分許容範囲内で造形されています。

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厚みは約10mm。

これだけ厚みがあればもっと透明度が落ちそうなところですが、かなり透き通っていますね。

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右方向から強めにライティングしてみても、よく光を通しているのがわかります。

実はこのデータは何度も修正を加えており、最終バージョンはv1.4です。

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トップアクリルとツライチにしつつ、スペーサーの位置をぴったりと合わせる必要があったため、造形ミスを防ぐためにあえて角を切り取る工夫がされています。

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やはり薄い部分の造形は変形が出やすいため、あえて「無くす」選択をしたのは、素晴らしいデザインセンスですね。

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そして、個人的なわがままを叶えてもらったのがTRRSケーブル部分です。

Jizai StyleさんのTRRSケーブルが刺さるようにギリギリを攻めてもらいました。

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完成図がこちらです。

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側面から見ると、トッププレートのクリアアクリルと透明度の違いがわかってしまいますが、上面から見たら許容範囲内です。

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気になるTRRSケーブル部分もバッチリハマりました。

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マイコン部分に関してはオープンとなっており、問題なくUSBケーブルを挿すことができます。

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この厚み、たまりませんね。

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肝心の打鍵音ですが、反響音が抑えられてグッと締まる印象です。

剛性が上がるため、打鍵時の振動も抑えられいますね。

また、本体自体に重さが出るので、より安定したタイピングが可能となりました。

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まとめ|Graviry36を持っている人はぜひカスタムしてほしい逸品

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以上、Gravity36のスピンオフプロダクト「Bottom Block」についてレビューしてきました。

今回はクリアレジンで造形しましたが、これをブラックレジンで造形すると、また違ったルックスになるような気がします。

組み合わせるトップアクリルのカラーを変えることで、さらにGravity36のカスタムの幅が広がるのではないでしょうか?

購入リンクはこちら。

Kawamura top RKawamura

この記事を見た人だけにオプションアクリルが割引になるクーポンコードを置いておくので、ぜひ使ってください!

限定割引クーポン

M5BXZJZCR321

会計金額から500円オフ

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。