エレコム株式会社は2026年5月26日、親指操作タイプのトラックボールマウス「IST」シリーズの新モデルとして、「IST PLUS(アイエスティープラス)」を発表しました。
発売時期は2026年6月下旬予定。
ラインナップは、ボールローラー支持モデル「M-IT10MRS」シリーズと、ベアリング支持モデル「M-IT11MRS」シリーズの2種類です。
店頭実勢価格は、ボールローラー支持モデルが8,380円(税込)、ベアリング支持モデルが10,980円(税込)。
カラーはそれぞれブラックとホワイトが用意されます。




また、発売に先駆けて、エレコム公式ダイレクトショップでは数量限定の先行予約キャンペーンも実施されます。
期間は2026年5月26日12時から6月14日23時59分までで、ボールローラー支持モデルは6,380円(税込)、ベアリング支持モデルは8,980円(税込)で予約可能です。
詳細ついては、プレス向け新製品発表会のレポートでも触れています。
ぜひご覧ください。
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IST PLUSはISTとIST PROの間に位置する新モデル
IST PLUSは、2023年に登場した「IST」シリーズの新モデルです。
ISTシリーズは、親指操作タイプのトラックボールマウスとして、直径36mmの大型ボール、交換可能な支持ユニット、手を楽な姿勢で乗せて使えるエルゴノミクスデザインを特徴とするシリーズです。
今回発表されたIST PLUSは、標準モデルのISTと、上位モデルのIST PROの間に位置するモデル。
IST PROほど多ボタン・高機能ではない一方で、マルチペアリング、オンボードメモリ、静音スイッチ、新しい支持方式などを搭載。

ISTの使いやすさをベースに、日常使いに必要な機能を強化した「新しいスタンダードモデル」という位置づけと見られます。
上位機種のIST PROと、エントリーモデルのISTの中間に位置する、いわば「いいとこどり」のモデルは使い勝手も良く、価格帯としても選びやすい印象です。
新開発の「ボールローラー支持」を採用
IST PLUSで最も注目したいのは、新たに追加された「ボールローラー支持」です。
トラックボールは、ボールをどのように支えるかによって操作感が大きく変わります。
従来のISTでは人工ルビー支持とベアリング支持が用意されていましたが、IST PLUSでは新たにボールローラー支持モデルが追加されました。
ボールローラー支持ユニットは、360度自在に回転する独自構造を採用した新しい支持方式。

ボール同士で支え合うことで支持球自体が回転し、どの方向にもスムーズに操作できるよう設計されています。
エレコムによると、ベアリングのメリットである滑らかさと静音性の両立を目指した構造で、特許出願中とのこと。
IST PLUSでは、滑らかさと静音性のバランスを重視するユーザーにはボールローラー支持、より軽い操作感を求めるユーザーにはベアリング支持という形で、2つの方式から選べるラインナップになっています。
また、それぞれのユニットは単体でも販売されるため、一つの機種で違いが楽しめるのも大きな魅力と言えそうです。
ボールローラー支持ユニットはメンテナンス性も重視
ボールローラー支持ユニットは、操作感だけでなくメンテナンス性にも配慮されています。
ボールローラーモデルでは、支持部にゴミが集まりにくい独自構造を採用。頻繁にメンテナンスせずに使い続けやすい点も特徴とされています。
また、トラックボール特有のゴミを排出する専用の穴も設けられており、お湯洗いも可能とのこと。
トラックボールは、ボールの滑りや支持部の状態が使い心地に直結するデバイスです。
IST PLUSは単に新しい支持方式を追加しただけでなく、長く快適に使うためのメンテナンス性まで含めて設計されたモデルといえます。
※2つの物体が接触しながら互いに滑り合って動く(摺動する)際の「滑らかさ」や「摩擦・摩耗のしにくさ」を指す性質
最大3台接続とELECOM Bridge Eに対応
IST PLUSは、USB 2.4GHz無線とBluetoothの2つの接続方式に対応しています。
合計3台の機器を登録でき、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、利用環境に合わせて接続先を切り替えられます。
本体上部側面には接続先切替ボタンがあり、接続チャンネルは3色のLEDで識別可能。

初期設定では、CH1とCH2がBluetooth接続、CH3がUSB 2.4GHz接続となっています。
また、IST PLUSには「ELECOM Bridge E USBレシーバー」が同梱されます。

Bridge Eは、1個のレシーバーに最大7台までの対応デバイスを登録できるUSBレシーバーです。
レシーバーをひとつに集約できるほか、紛失時やUSB 2.4GHz無線接続を追加したい場合にも対応します。
BLE通信技術を応用した最高レベル(Lv4)の高いセキュリティと安定した通信を実現しており、セキュリティコードを使用した接続も可能となっています。

Bridge Eに対応したモデルに関しても順次追加予定とのこと。
オンボードメモリを搭載。設定を本体に保存可能
IST PLUSは、オンボードメモリ方式を採用しており、各ボタンの機能割り当てやポインター速度の設定を本体に保存できます。
そのため、複数デバイス間で同じ設定のまま使いやすくなっています。
各マウスボタンの設定には「エレコム マウスアシスタント」を利用して実施します。
会社のPCなど、ソフトウェアのインストールが制限される環境でも、あらかじめ本体に設定を保存しておくことで、いつもの操作感を持ち運びやすくなる点は実用的と言えそうです。
5ボタンすべてが静音仕様に

IST PLUSは、Webブラウザやフォルダ操作時に便利な「進む」「戻る」ボタンを含めた5ボタンを搭載しています。
左右ボタンだけでなく、左右以外のボタンにも静音タイプのスイッチを採用。
会議中の操作や在宅勤務時の早朝・夜間作業など、クリック音を抑えたい場面でも使いやすい仕様です。
IST PROのような多ボタン構成ではありませんが、日常的なPC操作に必要な機能を備えつつ、静音性を高めている点はIST PLUSらしいバランスといえます。
ISTからの順当なアップグレードモデルと言えるでしょう。
IST PLUSの主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | IST PLUS |
| 操作方式 | 親指操作タイプ |
| 支持方式 | ボールローラー支持 / ベアリング支持 |
| 接続方式 | USB 2.4GHz無線 / Bluetooth |
| 接続台数 | 最大3台 |
| レシーバー | ELECOM Bridge E USBレシーバー |
| ボール径 | 直径約36mm |
| ボタン数 | 5個 ※ホイールボタン含む |
| ホイール数 | 1個 |
| 読み取り方式 | IR LED |
| センサー分解能 | 500DPI ※マウスアシスタントで100〜4,000DPIに変更可能 |
| 電源 | 単3形アルカリ乾電池、単3形マンガン乾電池、単3形ニッケル水素二次電池のいずれか1本 |
| 電池寿命 | 最長約2年1カ月 ※アルカリ乾電池使用時の目安 |
| 外形寸法 | 幅約96mm×奥行約126mm×高さ約52mm |
| 重量 | 約120g ※電池含まず |
| カラー | ブラック / ホワイト |
| 保証期間 | ボールローラーモデル:1年間、ベアリングモデル:2年間 |
ラインナップ
| モデル | 型番 | カラー | 店頭実勢価格 |
|---|---|---|---|
| IST PLUS ボールローラーモデル | M-IT10MRSBK | ブラック | 8,380円(税込) |
| IST PLUS ボールローラーモデル | M-IT10MRSWH | ホワイト | 8,380円(税込) |
| IST PLUS ベアリングモデル | M-IT11MRSBK | ブラック | 10,980円(税込) |
| IST PLUS ベアリングモデル | M-IT11MRSWH | ホワイト | 10,980円(税込) |
IST PLUSの滑らかな操作性に注目
以上、エレコムの新作トラックボールマウス「IST PLUS」の新発売についてお伝えしてきました。
IST PLUSは、エントリーのIST、ハイエンドのIST PROの中間に位置するモデルで、スペックや価格帯を加味しても「ちょっといいトラックボールマウス」を買いたい人にとっては非常に魅力的な選択肢の一つと言えそうです。
親指操作トラックボールとしての基本形はそのままに、ボールローラー支持、マルチ接続、Bridge E、オンボードメモリ、静音スイッチといった実用的なアップデートが加えられています。
親指操作トラックボール製品の選択肢が大きく広がる一品と言えそうです。
詳細ついては、プレス向け新製品発表会のレポートでも触れています。
ぜひご覧ください。
- 初版執筆日:2026年5月26日
- 最終更新日:2026年5月26日
- 取材方法:メーカー公式リリース
- 参照・引用元:https://www.elecom.co.jp/news/new/20260526-03/
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

