KAM Outlineレビュー|レトロとモダンが融合したシックなキーキャップセット

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昔のキーボードを思い浮かべてください。

大きくて厚くてそしてクリーム色の本体で…どこか懐かしい感じがします。

もっと前の起源でいうとタイプライターの古めかしい感じに立ち返ることもできるでしょう。

Keyreativeがリリースしている「KAM Outline」は、そんな「古いもの」と「新しいもの」が出会う場所のような不思議な雰囲気を持っているキーキャップセットです。

早速見ていきましょう。

キーキャップに関しては、プロモーション用としてKeyreativeから提供されました。

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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KAM Outlineの概要

KAM OutlineはKeyreativeがストック販売をしているKAMプロファイルのキーキャップセットです。

Beeslyによってデザインされました。

KAM Outlineは伝統的な 1935 年製 No.10 レミントン タイプライターからインスピレーションを得ています。

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画像参照:タイプライターデータベース

まさにこの見た目とおり、アイボリーと黒、アクセントの赤をベースとした、クラシカルな雰囲気が再現されています。

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個人的には、キーキャップデザインを「丸」ではなく、「四角」にしたことで、トラディショナルとモダンを融合できたのではないかと感じています。

KAM Outline Thickened PBT Keycaps 0722

採用しているプロファイルは「KAMプロファイル」で、すべてのキーの高さが均一になっている特徴を持っています。

KATプロファイルについての説明

キートップは中央部に向かって非球面上に窪んでいるスフェリカルデザインとなっており、キーキャップ底面から上面までの高さが約9.00mmとやや高いのが特徴です。

各行の移動の際にフラットに近い形で指をスライドさせることができるため、撫でるようにタイピングする方にも向いています。

KAM Outlineのキット内容と価格

KAM Outlineは、カラーテーマの異なる2つのベースキットと1つのブランクキットで構成されています。

KAM Outline Thickened PBT Keycaps Modern Base
モダンキット。モディファイヤキーが黒くなっており、スペースバーはアイボリー。
KAM Outline Thickened PBT Keycaps Traditional Base
トラディショナルキット。モディファイヤキーはアイボリーでスペースバーは黒。
KAM Outline Thickened PBT Keycaps Blank

価格

  • Modern Base|$95.00
  • Traditional Base|$95.00
  • Blank|$20.00

素材はPBT含有率100%で作成されており、印字タイプは昇華印刷です。

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KAM Outlineを写真でみる

それでは実際の写真を見ていきましょう。

こんな感じのシンプルな紙パッケージに入っています。

DSC 0982

今回のキットはモダンキットです。

スペースバーとモディファイヤキーが黒になっているのが特徴です。

DSC 0983

複数サイズのコンベックスキーが入っているため、40sキーボードでも利用できるかもしれません。

DSC 0985

昇華印刷ですが、印字ににじみなどは見られません。

DSC 0984

赤の発色が非常に良いですね。

黒は「真っ黒」というわけではなく、チャコールといった印象です。

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アルファキーについては、白ではなく、アイボリーに近い柔らかなクリームカラーとなっています。

DSC 0987

ホーミングキーは、突起タイプと中央部のくぼみが深くなっているタイプの2パターンが選択できます。

DSC 0986

キーキャップ素材は100%PBTです。

DSC 0991

昇華印刷ですが、印字ににじみなどはありません。

DSC 0990

KAMプロファイルのため中央部に向かって窪んでいます。

縦方向よりも横方向のほうがRがついている印象を持ちました。

それでは、キーボードに装着しましょう。

今回使ったキーボードは、Corne v4 Cherry にKinoyaが開発中のウォールナットケースをインストールしたものを使いました。

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まずは右手から見ていきましょう。

アルファキー部分をアイボリー、MODキー部分とエンターキーをチャコールにしました。

DSC 1068

白と黒のコントラストが美しく、ウッドケースにも大変よくマッチします。

やはり、こうしたクラシカルな印象をもたせるケースとマッチしますね。

DSC 1070

左手側は、アクセントとして赤い封蝋(シーリングスタンプ)をイメージしたキーキャップをチョイスしました。

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先程の右手側はクラシカルな感じでしたが赤が入ると途端にモダンに見えるのが不思議ですね。

DSC 1073

ほかの写真はギャラリーを御覧ください。

まとめ

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以上、KAM Outlineについてレビューしてきました。

クラシカルなルックス故にマッチするキーボードが少ないかもしれませんが、レトロモダンを目指したデスクセットを構築する良きパートナーになってくれるキーキャップセットと言えるでしょう。

個人的には、下記のようなキーボードにマッチすると感じました。

Q60 Max

Keychron Q60 Max QMK VIA Custom Mechanical Keyboard 1
https://www.keychron.com/products/keychron-q60-max-qmk-via-wireless-custom-mechanical-keyboard?ref=greenkeys

Model M SSK

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https://vortexgear.store/en-jp/products/model-m-ssk-wktkl?variant=43753175351459

M0110

M0110Scene07 5730dd9d 19ea 4d34 afc6 4a8ee00a86a5
https://vortexgear.store/en-jp/products/m0110-qmk-via-vial-version?variant=43156271857827

あなたもぜひ、KAM Outlineを使ってみてください!

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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