Keychron K2 Proが登場!キーマップの変更に対応した静音性の高い75%レイアウトキーボード

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2022年12月6日日本時間午後10時、Keychronは公式ツイッターを更新し、Keychron K2 Proの一般販売の開始を告知しました。

価格は最も安価なベアボーンモデルが$89、最も高価なRGBバックライト/アルミニムフレームモデルが$119となっています。

日本円換算(ドル円レート135円)だと約12,000円から16,000円程度で購入可能となっており、同社がリリースするQシリーズよりも安価なのが特徴です。

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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Keychron K2 Proの特徴

Keychron K2 Proは、日本国内でもMacユーザーを中心に人気の高い「Keychron K2」をベースとしたメカニカルキーボードです。

ファンクションキーを備えた75%レイアウトとなっており、省スペースかつ省略しているキーがほとんどなく、一般的なノートパソコンのキーボードレイアウトとほぼ同様となっており、移行がスムーズとなっているのも人気の理由の一つでしょう。

今回リリースされたK2 Proの特徴は大きく2つあります。

QMK/VIAに対応。キーマップの変更が可能に

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一番の特徴は、QMK /VIAに対応し、キーマップのカスタマイズができるようになったことでしょう。

一般的に人気となっている「CapsLock」の位置を「Control」へ入れ替えるのをはじめ、コピー&ペーストなどの同時押しによる作業をショートカットキーとして登録できるなど、非常に便利な使い方も可能です。

特に、Windowsでは、ソフトウェア側でのキーマップのリマッピングが標準機能では難しいという事情もあるため、ハードウェア側で変更できる点は非常に重宝するでしょう。(macOSであればキーボード設定の修飾キーからある程度は変更可能)

吸音材の搭載により打鍵感や打鍵音が改善

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もう一つの特徴としては、通常盤のK2に加えて吸音材を搭載していることで、打鍵感や打鍵音が改善している点が挙げられます。

PCB(キーボード基盤)をサウンドアブソーミングフォーム(吸音材)とシリコンボトムパッドで挟み込むような構造となっているため、メカニカルキーボード特有の「打ち込んだ時の衝撃音」が緩和されているのです。

これにより、余分なノイズを省いた心地よい打鍵感を演出してくれることでしょう。

また、キーキャップの素材も「ダブルショットPBT」へ変更されているため、より締まった「コトコト音」が期待できます。

通常盤Keychron K2とKeychron K2 Proの違い

やはりきになるのが、通常盤のKeychron K2とKeychron K2 Proの違いではないでしょうか。

簡単にまとめてみました。

K2 ProK2
ホットスワップ対応非対応
(対応モデルも存在)
QMK/VIA対応非対応
タイピングアングル5° / 9.2° / 12°5° / 9°
キースイッチKeychron K ProGateron G Pro 2.0
フレームアルミニウムフレーム(約5mm)
※搭載モデルのみ
アルミニウムベゼル(約1mm)
※搭載モデルのみ
キーキャップ素材Doubleshot PBTSingleshot ABS
キープロファイルOSA記載なし
キーレイアウトANSI(US配列のみ)ANSI /JIS
無線接続稼働時間
(バックライトオフ)
300時間240時間
大きさ316.6 x 126.91 mm317 x 129mm
重さ1070g794g

細かな点ですが、かなりの部分で違いがあります。

個人的に注目しているのは、フレームの太さです。

Keychron K6 Proの時もそうでしたが、やはりProシリーズのアルミニウム「フレーム」はかなりの太さがあり、タイトな打鍵音に貢献しているような印象です。

Keychron K6 Proでは、フレーム幅は約5mmとなっているのに対して、通常盤のK6のベゼル幅は約1mm。

その差はなんと5倍。

その分、やはりそれなりの重量となってしまうのに関してはデメリットと言えるでしょう。

さすがに1000gを超えてくると持ち運ぶのは現実的ではないのかもしれません。

キーキャップもシングルショットABSからダブルショットPBTへ変更となっている点や吸音材が追加されているいることで、かなりタイトな打鍵音となることも期待できるでしょう。

参考までに、Keychron K6 Pro /K6 の打鍵音比較動画から、Keychron K2 Proの打鍵音を想像していただければ幸いです。

(動画のキースイッチはBBKを採用)

まとめ|期待されるのは日本語配列(JISモデル)の登場か

以上、Keychron K2 Proが発売されたことについての報告でした。

現時点では、Keychron.comからのみの発売となっており、Keychron.jpや、日本国内正規販売代理店であるコペックジャパンからの発売はありません。

ただし、日本国内ではK2が非常に人気となっていることを考慮すると、恐らくは2023年初旬には、コペックジャパンから発売されることでしょう。

Keychron K8 Proシリーズでは、2022年9月12日に技適対応のUS配列モデル、11月30日に日本語配列モデルが発売となっていることを考えると、K2 Proに関しても日本語配列モデルが販売される可能性は高いのではないでしょうか。

すぐに欲しい方はKeychron.comから個人輸入するのが良いでしょう。

ただし、国外モデルとなっており、技適未取得となっているため、総務省へ届出を行った実験目的以外の国内での無線接続は電波法違反となります。

無線接続で利用したい方は国内販売を待ちましょう。

Keychron K2 Proの購入:Keychron.com

画像出典並びに情報参照元:Keychron.com

Keychron K2 Proのスペック詳細

Number of Keys: 84 (75%)
Switches (Not including Barebone Version): Keychron K Pro Mechanical
Switch Face: South-facing
Stabilizers: PCB-mounted screw-in stabilizers
Number of Multimedia Keys: 12
Frame Material: ABS/ABS+Aluminum frame
Plate Material: Steel
Keycap Material (Not including Barebone Version): Double-shot PBT
Keycap Profile: OSA (OEM profile with spherical-angle)
Layout: ANSI
Polling Rate (Wired Mode): 1000Hz
Polling Rate (Wireless Mode): 90Hz
N-Key Rollover (NKRO): Yes for both wireless and wired modes
Backlit: 22 types of RGB backlight options plus endless possibilities
Battery: 4000 mAh rechargeable li-polymer battery
BT Working Time (Backlit off): Up to 300 hours (Lab test result may vary by actual use)
BT Working Time (RGB): Up to 100 hours (Lowest brightness)
Connection: Bluetooth and Type-C cable
Bluetooth version:5.1
Bluetooth Device Name: Keychron K2 Pro
Compatible System: macOS/Windows/Linux
Dimension (Plastic frame version): 311.6 x 121.6 mm (12.27 x 4.79″)
Weight: About 940 g / 2.07 lbs
Dimension (Aluminum frame version): 316.6 x 126.91 mm (12.46 x 4.99″)
Weight: 1070 g / 2.36 lbs
Height without keycap (front): 24.85 mm (0.98″)
Height without keycap (rear): 33.2 mm (1.31″)
Height incl. keycap (front): 32 mm (1.26″)
Height incl. keycap (rear): 42.07 mm (1.66″)
Typing Angle: 5º, 9.2º and 12º
MCU: Ultra-low-power ARM Cortex-M4 32-bit STM32L432 (128KB Flash)
Operating Environment: -10 to 50℃
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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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