2023年6月21日、Twitter上で飛び込んできたのは「Keychron Q9 Plus」の文字。
このリークは真実でした。
2023年6月24日、Keychronは公式ツイッターにて、Keychron Q9 Plusのリリースを発表し、6月27日に発売が開始されました。
価格は、当初予想していたよりも高く、ベアボーンモデルが$159.00、フルアッセンブリーモデルが$179.00となりました。
通常のQ9と比較すると、それぞれ $10の値上げとなっています。
また、商品ページについても、別ページではなく、既存のQ9の並びに表示されるようになっていたのは意外でした。
Keychron Q9 Plusの情報がリーク
Web界隈では、未発表情報を準備段階でサイト上にアップしておきたい場合、「noindex」を設定してかつ、どのページからも当該ページへリンクしないというのが定石ですが…毎回それをしないのがKeychronの良いところです。
Keychron Q9 Plusについて、気になって検索したところ、公式サイトのユーザーマニュアル一覧にしっかりとその文字が刻まれていました。
さらに検索すると、すでにその内容まで公開されていたのです。
発売開始後は、Keychron Q9の商品ページ内に「Plus」が追加される形となりました。
Keychron Q9とQ9 Plusを比較
この二つの違いは、最下段のキースイッチの数です。
通常のQ9と比較すると、Q9 Plusのキー数が多いことがわかります。
最も特徴的なのが、スペースバーが分割されていることでしょう。
これによって、スペースバーの左側のキースイッチが一つ増えて4つになっています。
40%キーボードについては、60%キーボードの最上段を省略しているような配列となっており、使用頻度の高い最上段の入力を補うために、レイヤーを移動して入力するのが通例です。
また、40%キーボード愛好者は、スペースバーの隣を「Enter」もしくは「BS」に割り当てる場合が多く、通常のQ9ではスペースバーが一つしかないため、正直「使いにくい」印象を持った方も多かったのではないでしょうか。
個人的には①スプリットスペースバーではない②最下段のキー数が多すぎる③アローキーが分離していない という3点から購入を見送っていたQ9ですが、①が解決すれば非常に使い勝手が改善するかもしれません。
余談ですが、これを解決したのが「Yamada53AN」です。
まとめ|Keychron Q9 Plus は40%キーボード入門に最適
以上、Keychron Q9 plusについてお伝えしてきました。
40%キーボードの世界は非常に奥が深く、最上段のキーの数によっても省略されるキースイッチが異なるため、さまざまなバリエーションが存在しています。
その中でも、最上段が14キーあるモデルに関しては、省略されるキースイッチが少なくて済むため、60%からの移行がもっとも簡単です。
Q9 Plusの価格が、$159.00からとやや高額となっているため、価格に躊躇した方は「Yamada53AN」からはじめてみるのも一つの手でしょう。
気になるタグをタップ
Basekeys Cannonkeys Cerakey Chosfox Drop Epomaker FKcaps Greenkeys Keyboard Project Grovemade HHKB HHKB Studio Keycaps Hippokeys Kailh KBDfans Keyboardio Keychron KeyTok Logicool Mojo68 MONSGEEK NEWS NiZ norbauer Novelkeys NuPhy OMNITYPE ONEPLUS REALFORCE Sonnet STOCK TEX WOBKEY work louder YMDK ZENAIM ふもっふのおみせ エレコム キーケット キースイッチ トラックボールマウス 分割キーボード 天キー 自作キーボード 自在スタイル 記事一覧
感想やご意見などあればどうぞ