Lelelab Y2K 76 キーボードレビュー!メカ感がたまらない無骨なキーボード

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「基板が隙間から見える‥!」

男の子のロマンを知り尽くしたキーボードの登場です。

DIYキーボードキット「Lelelab Y2K 76 」は、自身で組み立てるキーボードです。

必要なのはドライバー類のみで、ハンダつけ作業は不要となっており、はじめての方でも簡単に組立てることができるでしょう。

その魅力はなんといっても「無骨なメカ感」です。

本記事では、Lelelab Y2K 76 の魅力を紹介していきます。

Lelelab Y2K 76 はプロモーション用としてzFrontierを介してLeleLabから提供されました。

Lelelab Y2K 76
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 圧倒的なメカ感のある唯一無二のルックスがたまらない
  • LEDのライティングが綺麗
  • 独立したマクロキーが便利
  • キーボード設定ソフトが日本語に対応している
  • 価格が安い
デメリット
  • 日本語配列の用意はない
  • 執筆時点では技適未取得
  • 通常のキーボードと比べると全高が高くパームレストは必須
  • 打鍵感の癖がちょっと強い
この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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Lelelab Y2K 76 キーボードキットの概要

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Lelelab Y2K 76 は、自身で組み立てる「DIYキーボードキット」です。

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完成済みのフルキットの販売もあります。
ベアボーンキットでは、キースイッチ、キーキャップは別売り、フルキットはキーキャップとキースイッチがセットになっています。

キーボードキットの特徴

  • 65%+マクロキーレイアウトで73キー搭載
  • 価格:$109.99〜
  • モデル:ベアボーンキット/フルキット/フルキット(完成済)
  • ホットスワップ対応
  • ロータリーエンコーダーノブ搭載
  • LEDスクリーン搭載
  • WPMカウンター、ポモドーロタイマー、アニメーションを表示可能
  • 気温計・湿度計を装備
  • USBハブ機能(Type-A × 2/Type-C × 1)
  • サスペンションマウント
  • キーマップの変更可能(専用ソフトウェア:LeleConsole)
  • バックライトLED /アンダーグロウLED /サイドバーLED搭載

キット内容

  • PCB(すべてのコンポーネントははんだ付け済み、ホットスワップ可能)x 1
  • FR4プレート×1枚
  • 3mm透明アクリルトッププレート×1
  • 5mmフロストアクリルベース×1
  • 5mmフロストアクリルスタンドピース×1
  • LEDスクリーン×1
  • EC11エンコーダー×1
  • スプリングポスト(120g)×16
  • ゴールドアルミノブキャップ×1
  • シリコン足×4
  • M2*4ネジ×32
  • M2×6ネジ×7
  • M2*9+3 ローレットナットスタンド x 7
  • 専用接続ケーブル
  • プレートスタビライザーセット

フルキットのみ下記が付属します。

  • スイッチ x 73 (現在: Gateron pro linear)
  • Lelelab SuperX UVプリントセット x 1(ランダムカラー)

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【レビュー】写真でみるLelelab Y2K 76

それでは早速、実際のLelelab Y2K 76の写真を見ていきましょう。

包装は非常にシンプルとなっており、専用ダンボールにスリープがかけらています。

マニュアルはオンランを参照としているところなど、デザインと工夫が感じられますね。

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今回は、フルアッセンブリーキット(完成済)を提供していただきました。

65%レイアウトキーボードに加えて、左一列にロータリーエンコーダーとマクロキーが5つ、さらにキーボード上部にはアクリルプレートカバーが付いた基板部分が剥き出しのデザインとなっているのが目を惹きます

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基板のパターンをデザインとして活用していたり、あえてSMD(表面実装タイプ部品)を使わずにTHD(スルーホール部品)を使うなど、「電子パーツらしいデザイン」を全面に押し出しています。

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この液晶、なんと、温度と湿度も表示しています。

ぶたさんのアイコンもキュートですね。

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このキーボードのどこかにセンサーが仕込まれているだと‥!!

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ゴールドカラーのロータリーエンコーダーノブのいい感じです。

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キーボード中央部上面には、リセットボタン・ブートボタンやMCUが積んである様子が確認できます。

斜めに並んでいる白い四角はすべてLEDで、打鍵する場所に応じて対応した箇所のLEDが光る仕様です。

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本体右上面には、有線接続用のType-C端子に加えて、USB Type-Aが2口、Type-Cが一口あり、USBハブとしても機能します。

(おそらく、キーボードの有線接続時のみ機能します。本体とPCを接続したUSBケーブルを介してハブが機能します。)

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また、一般的にはなじみがない名称ではありますが、MCU(ATMEGA32A)が確認できますね。

底面はハーフクリアでマット調のアクリル板で覆われ降り、キーボードにタイピングアングルを付けるための追加パーツが設置されています。

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タイピングアングルは約4度とややなだらかとなっており、全高は通常のキーボードよりもやや高めです。

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全高が高くなっているのは、底面のアクリル板と基板の間に「スプリング」が仕込まれているためです。

このように、強く押し込むと5mm程度の沈みこみがあります。

もちろん、キースイッチはホットスワップに対応しています。

スイッチプレートはFR4製となっていました。

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今回セットされたキーキャップはLeleLabオリジナルのApple Smokeです。

初期のアップルで採用されていた傾斜体のゴシックフォントが採用されています。

完全なスケルトンというよりは、ハーフスケルトンとなっている点が上品で良いですね。

キーキャップがスケルトンとなっているため、南向きのLEDが非常にきれいに映ります。

キースイッチをLEDディフーザー付きのものに変えると、もっとメリハリの効いた光方になるでしょう。

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底面には大型LEDが仕込まれているため、しっかりと底面のアクリル板を照らしてくれることで、キーボード全体が光るように工夫がされています。

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キーマップの変更やマクロキーの設定に関しては、専用ソフトウェア「Lele Console」を用いて行います。

日本語に翻訳されているのはポイントが高いですね。

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Lele Console▷▷

キーのテスト時のサウンドがファミコンを連想されるような8bitサウンドとなっている点は非常に好感が持てます。

Lelelab Y2K 76のメリット

Lelelab Y2K 76のメリット
  • 圧倒的なメカ感のある唯一無二のルックスがたまらない
  • LEDのライティングが綺麗
  • 独立したマクロキーが便利
  • キーボード設定ソフトが日本語に対応している
  • 価格が安い

圧倒的なメカ感のある唯一無二のルックスがたまらない

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やはり、このキーボードの一番の魅力はこの「メカ感」でしょう。

クリアアクリルをベースにして、基板もあえて「スルーホール部品」を多く使うことで、無骨なメカルックスを演出しています。

また、キーキャップも「透ける」材質の者を選択しているため、透け感とメカ感が合わさった唯一無二のかっこよさを感じることができるでしょう。

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LEDのライティングが綺麗

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前述したように、キーボード全体がクリアアクリルでできているため、ライティングが非常に美しいです。

特に緑色のLEDカラーを設定すると、マトリックスのようなサイバー感をより強く感じることができます。

独立したマクロキーが便利

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Lelelab Y2K 76は、65%レイアウトキーボードとしては珍しく、左側一列にマクロキーを5つ備えています。

専用の編集ソフトを使うことで、ショートカットキーとしても登録可能ですし、一連の動作を自動で遂行する「マクロキー」としても設定することが可能です。

キーボード設定ソフトが日本語に対応している

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こうした海外製品は英語にしか対応していないケースがほとんどですが、LeleConsoleは日本語に対応しています。

非常にわかりやすいUIとなっているため、直感的に操作することが可能です。

価格が安い

Lelelab Y2K 76の価格は約110ドルです。

1ドル150円換算で約16,500円となっており、安価な部類と言えるでしょう。

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Lelelab Y2K 76のデメリット

Lelelab Y2K 76のデメリット
  • 日本語配列の用意はない
  • 執筆時点では技適未取得
  • 通常のキーボードと比べると全高が高くパームレストは必須
  • 打鍵感の癖がちょっと強い

日本語配列の用意はない

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Lelelab Y2K 76は、英語配列のみで日本語配列の用意はありません。

キーレイアウトに関してのバリエーションもなく、写真のレイアウトのみ利用可能です。

この辺りはよく話題に上がるデメリットではありますが、慣れが必要なのは「英数ー日本語」切り替えくらいですし、キーマップ変更でどうにでもカスタマイズできるため、そこまで大きなハードルにはならないでしょう。

執筆時点では技適未取得

Lelelab Y2K 76は技適を取得していないため、執筆時点では日本国内での無線機能を利用することができません。

有線接続であれば問題なく利用可能ですが、組み立てる際に「バッテリーを外す」ことが必要となるため、注意しましょう。

通常のキーボードと比べると全高が高くパームレストは必須

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Lelelab Y2K 76は、スプリングを用いたクッション機構を採用しているため、通常のキーボードと比較すると若干全高が高いです。

そのため、パームレストを使用しないと手首が痛くなる可能性があります。

打鍵感の癖がちょっと強い

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前述したようにLelelab Y2K 76は「スプリング機構」を採用しています。

これは、打鍵時の衝撃をスプリングで吸収する目的で採用されたものと思われますが、スプリングでの沈み込み幅が深めです。

場合によっては「ふにゃふにゃして安定しない」と受け取る方もいそうですので、購入前にはよく確認しましょう。

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おそらく、クッションのないスペーサーを別途購入すればこの問題は解決すると思います。

まとめ

以上、Lelelab Y2K 76についてレビューしてきました。

この唯一無二のルックスは、あなたのデスクにとって非常によいアクセントとなることでしょう。

LeleLabでは他にもキーボードを取り扱っているので、ぜひ一度オンラインショップを覗いてみてくださいね。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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