ロジクールからPOP KEYSの4色目の新色「グレージュ」がリリースされる

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ロジクールは公式サイトを更新し、既存モデルである「POP KEYS」に新色が登場することが判明しました。

発売日は2023年1月26日、新たなカラーは「グレージュ」となります。

それまでPOP KEYSは「ポップさ」を最大の商品コンセプトとしてきたと考えられ、円形のキートップと奇抜なカラーリングが非常に「ポップさ」を演出していました。

しかし、裏を返せば「ビジネスユースでは利用できない」ことを露呈しているのと同義です。

日本国内においては特にその傾向が強く、今回の新色投入は、後発のMX MECHANICAL MINIなどの売れ筋路線も視野に入れたものと考えられます。

その他、同日に薄型静音仕様で多彩なOSに対応したK580も合わせてリリース予定です。

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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ロジクールPOP KEYSに新色「グレージュ」|かなりシャープな印象

POPKEYS 2

POP KEYSはこれまで、かなり奇抜なカラーリングでの展開を行ってきました。

こうして並べてみると、いかにポップさを追求したカラーリングだったかが伺えます。

今回りリースされた「グレージュ」は、ポップさよりもビジネスユースを想定したカラーリングと言えるでしょう。

隠れた名器、POPKEYSがキーボード市場で市民権を獲得できる試金石となることを期待

ここからは完全に個人の予想ですが、POPKEYSは、MX MECHANICAL MiniMX Keys Miniと比較すると人気がないのかもしれません。

特に日本国内においては、このキーボードをビジネスユースで利用している方はまずいないでしょう。

それほどまでに「デスクでの主張が強く溶け込みにくいカラーリング」なのです。

今回リリースしたグレージュカラーは、いかにもレトロなニュアンスを纏っており、HHKBライクと言われてもおかしくない「流行りにのった」色ではないでしょうか。

HHKB Shro 3
HHKB

レトロなカラーリングでこの見た目のポップさのギャップは、流行ると思います。

Kawamura top RKawamura

実はPOP KEYSって、結構ハイスペックなのです。

POP KEYSの特徴

  • 電池駆動式で36ヶ月間の超ロングライフ
  • LogiBolt採用で堅牢性の高い無線接続が可能
  • 最大3台までデバイスの切り替えが可能
  • 右側一列のキーはマクロスイッチとしてもカスタマイズ可能
  • 実はTTC製のタクタイルキースイッチを採用

特にメカニカルキースイッチとしては至極優秀で、K855でも採用している世界的にも有名なキースイッチメーカーであるTTC社製のものを使っています。

キースイッチのタイプは明記されていませんが、打った感じはまんまタクタイル。

押し込む時に若干の抵抗感があって、「押したよ」感がよく感じられるキースイッチです。

巷でイメージされるゲーミングキーボードのような「カチカチ」した音ではなく、小気味良い「コトコト」したサウンドですので、オフィスで使ってもそれほど気にはならないでしょう。

Kawamura top RKawamura

ただし、通常のメンブレン式やパンタグラフ式のキーボードと比較すると音が大きいのは注釈しておきます。

ただし、キーキャップが平面なことで、隣のキースイッチとの「キートップ換算」での余白が狭いため、普段からノーマルプロファイルメカニカルキーボードを利用している方は少々ミスタイプが増える可能性があります。

普段使っているキーボードが、キートップが平面となっているものを利用している場合はほとんど気にしなくても良いでしょう。

何はともあれ、気軽にメカニカルキーボードが利用できるようになってきている世の中ですので、 POPKEYSを足がかりに、メカニカルキーボード人口が増えることを切に祈っています!

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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