Air96の発売を発表後、新たに新色のアクリル製パームレストや静音性の高いスペースバーである「Ghostbar」を発売するなど、積極的に新製品をリリースするNuPhy。
ここでは、2023年にリリースが予想される新しいラインナップについて考えていきましょう。

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2023年に新登場するNuPhyのラインナップについて予想
グリーンキーズが予想するラインナップは下記の通りです。
- Air75 Ver.2|確率★★★
- Air60 Ver.2|確率★★★
- Halo60|確率★☆☆
- Halo Split 65|確率★☆☆
Air75 Ver.2|確率★★★

Air75v2は間違いなくリリースされるでしょう。
Airシリーズについては、Air96の登場によって大幅にアップグレードされました。
トータルトラベルが大きく、ノーマルスイッチに迫る打鍵感を再現した「Gateron Low-Profile 2.0」スイッチの採用に加えて、ダブルショットの新しいキーキャップ採用、2種類の吸音材を採用したことによる打鍵感の向上など、多くの点で進歩が見られているのです。

現時点のAir75に関しては、これら全てを反映しておらず、旧仕様のままとなっています。
この点については、Air96と同じく、2023年中にアップデートされるでしょう。
2023年8月23日追記
予想通りリリースされました。

Air60 Ver.2|確率★★★

ファンクションキーがない「Air60」に関しても、Air96で採用された新技術や新しいキースイッチ、キーキャップは採用していません。
こちらについても2023年中に新機構を採用した「Air60v2」が発表されることでしょう。
Halo60|確率★☆☆

雑なコラージュ画像ですが作成してみました。
個人的に待っているのは、HHKB配列を採用した「Halo60」です。
方向キーはFnキーと同時押しによる排他的利用ですが、このキー数の少なさや、バックスペースがEnterキーの直上に来ているレイアウトは私の理想となっています。
この配列をリリースしているブランドで在庫販売を行なっているのはKeychron Q60やBakeneko60くらいとなっており、世界的に需要がある配列にも関わらず「いつでも買える状態にない」こともあることから、リリースすれば瞬く間に人気になるでしょう。
Halo Split 75|確率★☆☆

画像はKeychron Q11のものです。
Keychronの分割キーボードリリースは、衝撃を持って世界中に知れ渡りました。
もちろん、日本国内でも非常に話題となっています。
分割キーボードの利点としては、分割して利用できること以上に、「くっつけても使える」ことではないでしょうか。
慣れるまでは通常のキーボードとして、慣れてきたら徐々に話して行って肩の負担の軽減をはかる、という利用方法も可能です。
ニッチな商品となるため、リリースとなる可能性は低いと思いますが、「くっつけても使える」という部分をセールスポイントにすれば、売れるような気がしています。


まとめ|2023年もNuPhyから目が離せない
以上、NuPhyの新製品リリースについて予想してきました。
Airシリーズ以外は何の根拠もありませんが、お楽しみいただけたでしょうか。
自作キーボード界隈からスタートした「メカニカルキーボードムーブメント」は、NuPhyやKeychronの登場によって、それまでの「自分で作るニッチな層」から、「手軽に購入したいライトな層」にまで広がってきている印象を受けています。
世界的なリモートワークの影響もあり、よりハードの部分でのタイムパフォーマンス重視の傾向は強まっていくことが考えられるため、メカニカルキーボードに関しては、もっと一般的になっていくでしょう。
NuPhyをはじめ、この業界から眼が離せませんね。
