日本時間の2023年5月26日午前2時、カナダを拠点とするキーボードブランド「Work Louder」は、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて、同社初となるロウスタッガード配列のキーボード「Nomad [E]」を発表しました。
支援金額はそれぞれ下記のようになっています。
- 超早割:$279(限定100台)
- 早割:$299(限定200台)
- オンタイムバード:$349(限定5000台)
- 3台セット割引:$897(限定500台)
通常販売価格:$379
発送時期はそれぞれ、2024年1月を予定しており、クラウドファンディング締切は、現地時間の2023年6月25日 (日曜)までです。
All or Nothing方式のクラウドファンディングですが、執筆時点ではすでに成約しており、その人気の高さが伺えます。
画像および情報参照元:Kicksterter
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Nomad [E] の早割がいずれも瞬間的になくなる
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私もうっかりしていました。
たぶん、現地は「サマータイム」だったようで、リリース通知が午前2時に来ていたという…
リリースは東部標準時の2023年5月25日13時からですので、日本時間に換算すると5月26日午前3時に開始というのはわかっていたのです。
早起きしてクラウドファンディングサイトを見ると…早割が全滅していました。
この時で午前3時10分頃だったと思います。
なんと、わずか1時間余りで超早割・早割の合計300台が成約してしまったのです。
人気が出るとは思っていましたが、ここまでとは…!
Nomad [E] の概要と機能
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Nomad [E] の概要と機能はこんな感じです。
Nomad Eの仕様
- 薄型メカニカルキーボード
- 寸法: 340 x 114 x 16mm
- レイアウト: ANSI または ISOのロウスタッガード
- スイッチ: Gateron™ ロープロファイル (カスタム Atomic カラー / 37g / リニア)
- キャップ:ABS / リバースダイサブプリント
- 3x ロータリーエンコーダー
- 4x 追加のカスタマイズ可能なボタン
- バックライト: ホワイト (調整可能)
- ディスプレイ: 1.9 インチ IPS TFT バックライト付き (170 x 320 ピクセル)
- 多音ブザー
- 定規機能付きの磁気取り外し可能なインクライナー (インチ + cm)
- 接続: USB Type-C / Bluetooth Low Energy (最大 3 台のデバイス)
- 販売予定価格:$379(約53,000円)
キーボード左側のディスプレーでポモドーロタイマーなどの拡張機能が利用可能
最初からキーボードの話ではありません。
Nomad Eは、キーボードの左側に1.9インチのIPSディスプレーをそなえており、その表示画面で「ポモドーロタイマー」が利用できます。
Journal of Applied Biobehavioral Researchに掲載された2018年の研究では、ポモドーロテクニックとして知られる仕事と休憩の方法論が、先延ばしを減らし、時間管理スキルを大幅に向上させるのに効果的であることがわかりました。
中略
コンセプトはシンプルです。25分作業、5分休憩、これを繰り返します。ゾーンに入ったら、特定のフロー状態に合わせて作業/休憩の間隔を調整します。
ディスプレーはさまざまな拡張機能が利用可能となる予定で、現時点では時計、ポモドーロタイマー、たまごっち(!?)の予定となっています。
キーボードはすべてリマッピング可能
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Nomad E は、Inputと呼ばれるソフトウェアを用いて、キーのマッピングを簡単に変更することができます。
コーディングの知識不要で直感的に操作できるのは魅力ですね。
また、16MBのオンボードメモリを搭載しており、キーマップは本体側に保存されるため、パソコンが変わってもキーボードの操作は変わりません。
スフェリカルデザインのキーキャップを新設計|キースイッチはGateron Low-Profile 2.0を採用
Nomad Eでは、キーキャップが新設計されました。
それまでは、choc v1規格のキースイッチを採用していましたが、今回からCherry MX規格のGateron Low-Profile 2.0のキースイッチを採用し、キーキャップも合わせて新設計したようです。
キースイッチは新開発の「Atomic(押下圧37g /リニア軸)」を採用しており、ホットスワップ対応となっていることで、NuPhyのWisteria/Daisy/AloeやGateronオリジナルのものに簡単に交換することが可能となっています。
キーキャップはアルファキーが中央部が窪んだスフェリカルデザイン、Modキーがフラットな形状となっており、視覚的な認識だけでなく触覚的にもキーを判別できるような工夫がされているのです。
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ANSIだけでなくISOもサポート
Nomad E は、世界的に普及しているANSI(US配列)だけでなく、ISO配列も用意されています。
リリース時点では、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語をサポートしており、日本語についても今後利用可能なモデルが登場するとのこと。
マルチOSに対応
キーの印字はすべてMac表記になっていますが、もちろんWindows/iOS/Linuxにも対応しており、それに応じた交換用のキーキャップも付属しています。
これは嬉しい!
最大3台までの無線接続に対応
Nomad Eは、最大3台までのデバイスと Bluetoothを用いて接続可能です。
デスクの外観を損ねるため、有線接続を嫌うユーザーにとっては朗報でしょう。
カラーは3色→4色展開へアップグレード
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カラーは、黒を基調とした「グラファイト」、シルバーボディの「チョーク」、スケルトンボディの「アトミック(ブラックスケルトン/パープルスケルトン)」の4色から選択可能です。
いかにもWork louderらしいのはアトミックですので、こちらが人気となりそうですね。
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加えて、支援金額が目標額へ達したため、アトミックのパープルカラーも選択可能となりました。
限定色については、資金提供後に選択可能となります。
まとめ
以上、Nomad Eのクラウドファンディング状況についてお伝えしました。
世界的にみても非常にデザイン性が高く、Macユーザーが持ち替えやすいロープロファイルメカニカルキーボードというだけあって、超人気ですね!
Worl louderに関しては、これまでに格子状配列のキーボードをリリースしていますが、やはり「慣れ」が必要という観点では、ロウスタッガードレイアウトには遠く及びません。
今回のリリースで、Work louderの名前はもっと有名になることでしょう。
情報参照元:Kickstarter