Corne Keyboard v4.1がリリースされる

2024年7月21日

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2024年5月7日、Corne製作者であるfoostan氏は公式Xを更新し、Corne Keyboard v4.1のリリースを発表しました。

Corne Keyboard v4.1リリースしました。https://t.co/iivrTfQ7Jb
販売も次からv4.1になります。
現在準備中なので在庫復活までしばらくお待ちください。
— fstn:4.1.0 (@foostan) May 7, 2024

Corne Keyboard v4.1修正点

mini化すると使用できなくなる問題を修正
- v4.0.0では、基板の端を折るとGNDが浮いてしまい利用できなくなる不具合がありましたが、v4.1.0からは修正されました。
TRRSコネクタのパーツ変更
- v4.0.0: で採用していた左右間を接続するためのTRRSコネクター（ ST-0277D00-052-142 ）が生産終了となった関係で、PJ-399B-6Aへパーツが変更されました。これによりv4.1.0からはTRS (3 poles) での左右間通信となります。※v4.0.0ではTRS (3 poles) 非対応です。

corne v4のTRRSコネクタの在庫が切れるかつ復活見込みが立たない状態になりましたが代替パーツを探して試作する段階まで来ました。安定供給が見込まれるパーツいくつか検討した結果TRSでHalf duplex通信になりますが何となりそうです。ついでにUSB_VBUS_PIN対応しました。 pic.twitter.com/OqCmSjz4jF
— fstn:4.1.0 (@foostan) May 1, 2024

※基板発注時にデフォルトで選択されているV4.1.1の左右通信間パーツを用いて基板製造を行った場合、V4.0.0基板をもとに作成されたケースとの互換性がありません。遊舎工房で販売される製品については、互換性のあるパーツに変更された上で販売されるとのことです。また、ケースの設計をされている場合、TRSジャックの位置がシビアとなる可能性があるため、ある程度のマージンをもたせたほうが良いかもしれません。

やはり、最も大きな修正点はmini化できるようになった点でしょう。

以前は基板の端を折ると動作しなくなる不具合がありましたが、これが修正されたことで、念願のmini化が叶う方も多いはず。

Corne v4のmini化不具合の修正をみてた。https://t.co/gZC8RySNyi

カットする部分のVCCを裏側に回して、表のベタGNDで中2段にGNDを回したのね(1枚目)

旧基板の白い範囲のGNDがmini化で浮いてたわけだ(2枚目)

旧基板もオレンジで示したところをバイパスすればminiで動きそうね(3枚目) pic.twitter.com/hxxy0cZwfO
— MURAOKA Taro (@kaoriya) April 20, 2024

加えて、これまで採用していた左右間を接続するTRRSジャックが生産終了となった関係で、類似パーツへ変更となりました。

コネクタ変更によるケースや基板の変更はありませんが、ファームウェアのみ修正されています。

これによって、ファームウェアも修正されています。