NuPhy公式からField75HEとField75の違いについて解説される

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2024年5月30日、NuPhyは公式ブログに新たな記事を投稿しました。

https://twitter.com/nuphystudio/status/1796149812468855250?t=TDn4NH48TheorNbgiJkNYw&s=09
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コンテンツでは、先日ティザー画像として登場した磁気式キースイッチを採用したField75HEと通常版のField75との違いにフォーカスして解説されています。

NuPhy Field75HEを見る▷▷

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

情報参照元|https://nuphy.com/blogs/journal/i-know-about-field75-but-what-is-field75-he

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【結論】Field75HEとField75はどっちがおすすめ?

Field75をおすすめする人

  • カラーリングを楽しみたい
  • そこまでゲームにこだわりがない
  • 比較的打鍵感が良いものが好き
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Field75HEをおすすめする人

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  • キーボードの応答性、精度、耐久性、カスタマイズ性に厳しい要求があるプロのゲーマー
  • ゲームにこだわり抜きたい人

Field75HEとField75の違い

下記が公式で公開された差分表です。

特徴Field75 HEField75
スイッチタイプ磁気スイッチメカニカルスイッチ
接続モード有線のみトライモード
最大ポーリングレート8000Hz1000Hz
RGB方向南向き北向き
ソフトウェアNuPhyダッシュボードフィールドコンソール
アップグレードされたトップマウント×

Field75HEとField75の違いは下記の4つです。

Field75HEとField75の違い
  • キースイッチの仕組みが磁気式
  • ポーリングレートが8倍
  • 専用ソフトウェアで制御
  • アップグレードされたトップマウント

キースイッチの仕組みが磁気式

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やはり、一番の違いはキースイッチが磁気式ということでしょう。

下記に公開された差分表を引用します。

磁気スイッチメカニカルスイッチ
動作原理アナログ信号デジタル信号
ラピッドトリガーサポートサポートされていません
調整可能な作動サポートサポートされていません
作動範囲0.1〜4.0mm1.2〜1.6mm
最小トリガーストローク0.1mm1.2mm

このように、磁気スイッチは、「押してから反応するまでの幅=作動範囲」を非常に細かく設定できるという特徴があります。

よって、少しキースイッチに触れただけでも信号として出力されるような設定にもできるため、より早く自身の思いをパソコン上に反映することが可能です。

また、キーを押した瞬間に入力されて、キーが戻り始めた瞬間に入力を解除する「ラピッドトリガー」にも対応しています。

Kawamura top RKawamura

あまりにも入力までの感度が良すぎると、通常のタイピングではミスタッチが多くなるなど支障を来たすでしょう。
このシステム自体はあくまでも「ゲーム」を前提として作られているようです。

ポーリングレートが8倍

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Screenshot

入力してから動作するまでの遅延を表す単位が「ポーリングレート」です。

Field75HEは有線接続のみとなりますが、通常版のField75のポーリングレートが1000Hzだったのに対して、HEはなんと8000Hzとなりました。

レイテンシーはわずか0.5msです。

これにより、より早い応答を得ることができるようになります。

専用ソフトウェアで制御

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磁気スイッチは、メカニカルキースイッチとはことなり、より詳細なセッティングが求められます。

そこで開発しているのが、Field75 HE 専用の NuPhy Dashboard です。

機能

  • ラピッド トリガー
  • ダブルクリック
  • シングル プレス アクチュエーション
  • 個々のキーの機能の設定や調整
  • キーマップ変更
  • キーボードの照明効果のカスタマイズ

現時点では、従来通りパソコンに制御ソフトをインストールする形ですが、2024年後半にはウェブベースのドライバーもリリース予定とのこと。

アップグレードされたトップマウント

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トップマウント方式となっており、トッププレートに対してシリコンプラグを介してPCBを接続することに加えて複数の吸音材を搭載することで、打鍵感を向上させているようです。

具体的には、下記のように表現されています。

内部構造とケース間の共振を大幅に低減し、より心地よいタイピング音と比較的柔らかいキーボードの感触を提供します。

significantly reducing resonance between the internal structure and the casing, thereby providing a more pleasing typing sound and a relatively softer feel to the keyboard.

https://nuphy.com/blogs/journal/i-know-about-field75-but-what-is-field75-he

やはり、より速い反応を求められる磁気式キーボードに関しては、ガスケットマウントのような「柔らかい打鍵感」では、遅延が生じる可能性があるため、より硬質なトップマウント、アルミニウムプレートが選択されるケースが多いように思います。

ただ、そうすることで「硬い板」を叩いているような打鍵感となりやすく、反応性と打鍵感はトレードオフのような関係となっているのが現状だと評価しています。

今回の「チャレンジ」は、どういったものになるか非常に楽しみですね。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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