2023年1月10日、Keychronは公式ツイッターを更新し、Keychron K4 Proの発売を発表しました。
Keychron K4 Pro is now live starting at $89!
— Keychron (@KeychronMK) January 10, 2023
A QMK/VIA wireless mechanical keyboard with an 1800 compact layout and upgraded typing experience, hot-swappable, and works with Mac, Windows, and Linux!
Grab one now👉https://t.co/3OPkP6R5X9#keychron #keychronk4pro pic.twitter.com/70CGRIIIeY
Keychron K4 Proは96%レイアウトのメカニカルキーボードであり、Windows/Mac/Linuxに対応しています。
価格は、ベアボーンモデルが$89、キースイッチおよびキーキャップが付属したモデルは$109です。
執筆時点では日本国内での正規販売はなく、購入するにはKeychron.comより個人輸入にて購入する必要があります。
フルサイズキーボードとほぼ同じキーレイアウトでこれだけのコンパクトさを実現しているK4 Proは、新たなスタンダードになりそうですね。
Keychronのここ最近の流れとしては、Vシリーズのリリースに加えて、既存モデルをQMK/VIA対応(キーマップの変更が可能)・ショックアブソーバーを備えた「Proモデル」をリリースして、商品ラインナップの拡充を図っています。
これまでに発表されたProシリーズはこちら。
一般的にウケがよいキーボードからPro化を進めているとみられます。
メカニカル方式(Normal Profile)
US
Keychron K4 Pro とK4V2の違い【比較表】
新しく発売されたKeychron K4 Proについて、旧機種であるK4V2との違いをまとめてみました。
K4 Pro | K4V2 | |
---|---|---|
ホットスワップ | 対応 | 非対応 (対応モデルも存在) |
QMK/VIA | 対応 | 非対応 |
タイピングアングル | 3º, 7º ,10º | 9° only |
キースイッチ | Keychron K Pro | Gateron G Pro 2.0 |
フレーム | ABS | アルミニウムベゼル(約1mm) ※搭載モデルのみ |
キーキャップ素材 | Doubleshot PBT | Singleshot ABS |
キープロファイル | OSA | 記載なし |
キーレイアウト | ANSI(US配列のみ) | ANSI /JIS |
無線接続稼働時間 (バックライトオフ) | 300時間 | 240時間 |
大きさ | 390.6 x 139.2 mm | 371 x 124 mm |
重さ | 1280 g | 770g |
やはり、K4 Proへの大きな進化点は、QMK/VIA対応と静音性の向上が挙げられるでしょう。
従来のK4V2と比較すると、PCB(キーボード基盤)を吸音材とシリコンパッドでサンドイッチする構造となっており、大幅な打鍵音の減衰が期待できます。
実際にKeychron K6とK6 Pro /K3とK3 Proで実際に試してみましたが、打鍵音に関しては全く別物といった印象でした。
ただし、今回のK4 Proに関しては、それまでのK6 Pro / K8 Proとは異なり、フレームレスとなっているため、ある程度打鍵感に影響がありそうです。
(K3 Proに関してもフレームレスですが、Lo-profileのため直接的な比較は難しいです。)
追記
初稿では、「アルミニウムフレーム搭載」と記載していましたが、正しくはフレームレスのABSボディでした。
ご指摘いただいた方、ありがとうございました。
無線接続が良いならK4 Proがおすすめ!有線でも良ければV5/Q5も検討
96%レイアウトの競合機種としては、Keychron V5・Keychron Q5が挙げられます。
V5は比較的安価で、打鍵感についてもK4 Proとほとんど大差はないでしょう。
Q5に関しては、フルメタルボディとなっているため、K4 Proよりも重厚な打鍵感を味わうことができます。
ただし、両モデルともに有線接続のみとなっており、無線接続は行えません。
最近では、「Q1 Pro」のリリースも予定されているようですので、2023年中にも「Q5 Pro」が登場するかもしれませんね。
メカニカル方式(Normal Profile)
US
メカニカル方式(Normal Profile)
US
Keychron K4 Proに関するよくある質問
ここでは、読者の方から寄せられた質問などに対してお答えしていきます。
USB端子の位置はどこにありますか?
- Keychron K4 ProのUSB端子の位置はどこにありますか?
-
公式サイトでは、USB端子の位置までは公開されていなかったため、GreenKeysで掲載画像の分析を行いました。
その結果、USB Type-C端子の位置は本体背面の左寄りに位置していることが判明しました。
下記の画像をご覧ください。
このように、掲載画像のコントラストを変更すると、従来のKeychron K4とは異なり、USB端子の位置が本体背面にあることがわかります。
このように、Keychron K4とは端子およびスイッチの位置が異なるため、注意してください。
Keychron選びはグリーンキーズにおまかせ
グリーンキーズでは、キーレイアウト別に、お好みのキーボードを独自データベースから検索できる仕組みを備えています。
トップページから利用できますので、ぜひお試しください!
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感想やご意見などあればどうぞ
コメント一覧 (4件)
Keychron K4 proを購入しました。
フレームはアルミニウムではなくプラスチックでした。
とさかさん
管理人の河村です。
実際に購入されたとのことで羨ましい限りです。
また、フレームの件についてのご指摘、ありがとうございました。
スペック表の確認が不十分だった点について、お詫びいたします。
記事については当該部分の修正を行いました。
引き続き、GreenKeysをお楽しみくださいませ。
購入を検討してますが、USBケーブルの接続端子K4と同じ左横でしょうか?
FORMさん
ご質問いただきありがとうございます。
確かに公式サイトにはUSB端子の位置までは記載されていませんね。
掲載画像を解析したところ、Keychron K4 ProのUSB端子およびスイッチ関係は、本体背面の左寄りに位置している可能性が高いことがわかりました。
下記にコンテンツを追記していますのでご参照ください。
https://green-keys.info/keychron-k4-pro/#usb-port