NocFree Lite V2はトラックボール内蔵へ|3モード接続にも対応、2026年12月以降に発送予定

  • URLをコピーしました!
ニュース
この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

NocFreeは2026年10月10日、開発中の左右分割キーボード「NocFree Lite V2」に搭載する新機能を公開しました。

最大の変更点は、右手側のスペースバー付近にトラックボールを内蔵することです。

このほか、Bluetoothを加えた3モード接続、キーレイアウトの見直し、キックスタンドの強化、独自ソフトウェア「NocFree Link」への対応も予定されています。

発送開始時期は2026年12月から2027年1月を見込んでいますが、現在も開発とテストを進めている段階であり、スケジュールは変更される可能性があります。

NocFree Lite V2で予定されている5つの変更

公式発表で明らかになった主な変更点は次のとおりです。

項目NocFree Lite V2の変更内容
接続方式USB有線/2.4GHz/Bluetooth
キーレイアウト「?」キー、左Shift、最下段などの位置を調整
キックスタンド構造を再設計し、耐久性を強化
キーマップ変更独自ソフトウェア「NocFree Link」に対応
ポインティングデバイス右手側にトラックボールを内蔵
発送開始予定2026年12月~2027年1月
販売価格未発表

初代NocFree LiteはUSB有線接続と2.4GHz接続に対応していましたが、Lite V2ではBluetoothが加わります。

無線通信と制御に関するハードウェアも更新し、接続の安定性や信頼性を向上させる計画です。ただし、発売に向けて追加のハードウェアテストとファームウェア開発が必要とされています。

右手側にトラックボールを内蔵

Lite V2で最も注目したい変更が、右手側のスペースバー付近に配置されるトラックボールです。

NocFreeは、キーボードから手を大きく動かさずにカーソルを操作し、タイピングとポインター操作の行き来を滑らかにすることを目的としていると説明しています。

これは単なる付属アクセサリーや将来的な対応予定ではなく、公式記事では「Built-In Trackball」と表現されています。

つまり、実装を前提として設計を進めていると読み取れますね。

現時点で公開されているコンセプト画像を見る限り、トラックボールは右側ユニットの親指付近に配置される設計です。

Lite V2
トラックボールの操作感としてはOrca echoに近いか。

トラックボールを組み込んだ自作キーボードはすでに存在しますが、完成品として購入できるロウスタッガード型の左右分割キーボードに搭載される例は多くありません。

その意味でも、Lite V2の製品としての位置づけを大きく変える追加機能といえるでしょう。

ボールサイズに関しては、画像を見る限り1uサイズとなっていることから、14mmサイズの可能性があります。

一方で、掲載されている画像もコンセプト段階のもので、製品版では形状や配置が変更される可能性があります。

ユーザーアンケートを反映してキー配置を変更

NocFreeは2026年8月末、Lite V2の最終レイアウトを検討するため、ANSI、ISO、JIS、KRの各配列を対象としたユーザーアンケートを実施しました。

過去記事:NocFree Lite V2のレイアウトアンケートが開始される

今回の発表では、Lite V1ユーザーから寄せられた意見をもとに、次のキー位置を変更するとしています。

  • 「?」キー
  • 左Shiftキー
  • 最下段のキー

頻繁に使用するキーへ届きやすくし、誤入力を減らすことが目的です。

Greenkeysでアンケート実施時に確認したレイアウト案には、日本語配列も含まれていました。

ただし、今回の公式発表では製品版の対応配列が明記されていません。

JIS配列モデルが正式に販売されるかどうかは、今後の案内を待つ必要があります。

Kawamura top RKawamura

日本語配列版で注目したいのは、やはりZ行のずれや右アローキーと右シフトの位置関係でしょう。

キックスタンドを強化、本体も薄く軽い外観へ

NocFreeによると、初代Liteでは長期間の使用後にキックスタンドの問題を報告したユーザーがいたとのこと。

Lite V2ではこの構造を再設計し、耐久性の向上を目指します。

あわせて、本体全体についても、より薄く軽く見える形状へ調整を進めています。

独自ソフトウェア「NocFree Link」に対応

image 25
NocFree &のキーマップ設定画面

Lite V2は、NocFreeの独自ソフトウェア「NocFree Link」に対応します。

NocFree Linkでは、キーの再配置やショートカットのカスタマイズが可能です。

Lite V2の発売後もファームウェアアップデートを提供し、不具合への対応や機能改善を継続するとしています。

初代LiteはVialによるキーマップ変更に対応していましたが、Lite V2ではNocFree Linkが案内されています。

Vialとの併用可否や、トラックボールに関する設定項目がNocFree Linkへ追加されるかどうかは、今回の発表では明らかになっていません。

発送開始は2026年12月から2027年1月を予定

NocFree Lite V2の発送開始時期は、2026年12月から2027年1月の予定です。

当初の計画よりも遅れており、開発を進める過程で設計変更の範囲が拡大したことから、追加のハードウェアテストとファームウェア開発が必要になったと説明されています。

現時点では、次の販売情報も未発表です。

  • 予約受付開始日
  • 販売価格
  • カラーラインナップ
  • 対応配列
  • キースイッチ
  • バッテリー容量
  • 技適の取得状況
  • 日本向けの販売予定

発送時期についても確定日ではなく、開発状況に応じて変更される可能性があります。

一方で、製造のことを考えると現時点から最短で2ヶ月後に「発送」するスケジュール感に関しては、間に合うかどうか不安な側面もあります。

まとめ

以上、NocFreeの新作「NocFree Lite v2」についての情報をお伝えしてきました。

まさかトラックボールを搭載するとは…やはり日本で注目されている「カーソル操作を含めた新しいタイピング体験」が世界でも注目されているのかもしれません。

また、通常の「横ずれレイアウト」を採用してかつ、トラックボールを親指操作位置に搭載した完成品キーボードは多くありません。

まさにこの仕様は「市場が求めていたもの」の可能性が高いと見ています。

Greenkeysでは、引き続きNocFree Lite v2の情報を追っていきます。

Greenkeysの記事をGoogleで見つけやすく Find Greenkeys More Easily on Google

Google検索の「優先ソース」にGreenkeysを追加します

Add Greenkeys as a Preferred Source on Google

ブランド/企業のご担当者様へ:
製品設計やリリース前のフィードバックに関するご相談は
こちらからお進みいただけます。

For Brands and Manufacturers:
For product design consultation and pre-release feedback,
please contact GreenEchoes Studio.

Share me!
  • URLをコピーしました!

河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

Greenkeysでは編集の独立性と透明性を重視し、提供品・広告・アフィリエイトの有無を記事内で明示しています。取材・執筆・製品監修・日本市場向けの情報設計に関するご相談も受け付けています。

→ 著者プロフィールはこちら
→ 編集方針は こちら をご覧ください。
→ 取材・執筆・製品監修などのお問い合わせは こちら からお願いします。

Greenkeysは、アフィリエイトリンク、有償の記事制作、広告企画などにより運営しています。製品提供、報酬、広告、収益化など記事に関係する利害関係は、各記事内で明示します。記事の閲覧を妨げるGoogle AdSenseなどの第三者配信型ディスプレイ広告は使用していません。

Greenkeysの活動を支援していただける場合は下記コンテンツをご覧ください。

Greenkeysの活動を支援する▷▷

Table of Contents