NuPhy Halo75v2レビュー|旧バージョンのv1との違いは?

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

2024年4月2日、NuPhyは大人気シリーズ「Halo」の改良バージョンとして、75%レイアウトの「Halo75v2」の発売を発表しました。

v1では、新しく「Gateron Baby Kangaroo」キースイッチが採用され、そのコトコトとした独特の打鍵感に酔いしれた方も多いのではないでしょうか。

本記事では、大人気だったv1と、今回新しくリリースされたv2の違いを実機写真を交えて解説していきます。

NuPhy Halo75v2
DSC 1290
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 心地よい打鍵感が魅力的
  • 進化したキーキャップの機能性が素晴らしい
  • 無線接続に対応しゲーミング用途でも使用可能
  • LEDライティングが美しい
デメリット
  • 値段がやや高価
  • 日本国内で無線接続を利用する場合は国内版の購入を推奨
  • オフィスで利用する場合は静音スイッチ推奨
この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

タップできる目次

クーポンコード一覧はこちら▷▷

好きなキーボードレイアウトを探す

当サイトは成果型報酬広告で運営されており、当サイト経由の商品購入で弊社が収益を得る場合がございます。また、当サイトで掲載しているキーボードに関しては、広告(PR)として紹介している部分もございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。

NuPhy Halo75v2概要

カラーリング

  • オブシディアンブラック
  • イオニックホワイト
  • モヒート
  • ブルーラグーン
  • サクラフィズ
  • 販売価格|33,000円(税込)(送料無料)

→当サイトのクーポンコード利用で10%オフ(国内販売最安値)で購入可能です。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

実際の写真からNuPhy Halo75v2 をレビュー

DSC 1294

それでは早速、実際の写真で見ていきましょう。

DSC 1285

最近のNuPhyの箱は非常に手がかかっており、立体的なキーボードのプリントが施されています。

DSC 1290

今回は定番カラーのアイコニックホワイトをチョイス。

白とグレーをベースに、アクセントカラーの緑黄色赤が非常に写真映えしますね。

DSC 1295
DSC 1296

キースイッチについても、同色で統一されているため、こうしてならべておくだけでもおしゃれです。

DSC 1293

アイコニックホワイトは、白いデスクとの相性抜群ですね。

DSC 1314
DSC 1310

v2ではライティングが大きく強化されており、ボトムケースがアクリル製となっているため、バックライト全体を透過するようになっています。

DSC 1313

デスクに漏れ出る光が非常におしゃれですね。

サイドライトもいい感じに光ってくれます。

DSC 1292
DSC 1311

Gem80から採用されたmSAキーキャップは、PBT素材にも関わらずホーミングキー部分がLEDを透過します。

DSC 1312

Gem80から採用されたバッジ部分もしっかり光っていますね。

DSC 1291

こんな隙間が光のですから驚きです。

DSC 1307

スペースバーは、標準となったシリコン付きの「Ghostbar」が採用されており、スペースバーなのにほとんど空洞音がしません。

こうした細かい気遣いは、さすがNuPhyというところですね。

キーキャップは、印字が消えないダブルショット製となっており、PBT素材を採用していることから、コトコトとした打鍵感が期待できます。

タイピングアングルは3段階調整となっています。

DSC 1300
DSC 1298

ティルティングレッグを使用しない時は、緑色のゴム足が滑り止めの役割を果たしてくれます。

DSC 1302

本体右背面にはUSBレシーバーを入れる窪みがあります。

有線/2.4GHz帯域を用いた無線接続時のポーリングレートが1000Hzとなっているため、ゲーミングシーンでもストレスなく利用することができるでしょう。

DSC 1301

本体右端にはOS切り替えスイッチ、電源/接続切り替えスイッチ、USB Type-C接続端子があります。

Halo75v2 の打鍵感について

私が撮影したものがこちら。

従来からマウント方法が変更となり、打鍵感や打鍵音の変化を懸念してしましたが、全くの杞憂でした。

Haloシリーズの一番の特徴である「コトコト」とした心地よい打鍵音はそのままにアップグレードされています。

その極上のASMRに酔いしれてください!

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

Halo75v2のメリット

Halo75v2のメリット
  • 心地よい打鍵感が魅力的
  • 進化したキーキャップの機能性が素晴らしい
  • 無線接続に対応しゲーミング用途でも使用可能
  • LEDライティングが美しい

心地よい打鍵感が魅力的

Halo75v2のおすすめポイントとしてまず特筆すべきが、打鍵感の良さです。

前作からマウント方法は変更されましたが、あのパーカッシブな打鍵音は健在で、「コトコト」と気持ちよい音を奏でてくれます。

まるで打楽器を演奏しているような感覚で、心地よい聴覚フィードバックのもとでタイピング体験ができるでしょう。

進化したキーキャップの機能性が素晴らしい

DSC 1304

今回からキーキャッププロファイルが変更となり、Gem80採用された「mSA」プロファイルへと変更されました。

SAプロファイルのようなスフェリカルデザイン(キートップ中央が窪んでいる形状)となっており、指先へ吸い付くような打鍵感を得ることができます。

また、SAプロファイルと比較すると高さが抑えられていることでタイピング時のブレも少なく、Cherryプロファイルのように、行ごとに異なる傾斜がついているステップスカルプチャーを採用しているため、Cherry同様に違和感なくタイピングができることでしょう。

無線接続に対応しゲーミング用途でも使用可能

DSC 1302

Halo75v2は、もちろん無線接続に対応しています。

とりわけ、USBドングルを使った2.4GHz帯域を用いた無線接続では、ポーリングレートが有線接続と同じ1000Hzとなっているため、レイテンシーにシビアなゲーミングシーンでも十分利用することが可能です。

LEDライティングが美しい

DSC 1314

Haloとは、光の帯の事を指します。

1作目と比較すると、v2ではボトムケース全体にLEDがいきわたるようになり、さらにライティングの美しさが増しました。

Halo75v2は、あなたのお気に入りのデスクをさらに魅力的にしてくれるでしょう。

Halo75v2のデメリット

Halo75v2のデメリット
  • 値段がやや高価
  • 日本国内で無線接続を利用する場合は国内版の購入を推奨
  • オフィスで利用する場合は静音スイッチ推奨

値段がやや高価

Halo75v2は、やや高額です。

税込価格で33,000円と、キーボードにしては高価な部類に入ります。

ただし、価格以上に価値のあるものだと自信を持っておすすめできるので、買って後悔することは少ないでしょう。

また、グリーンキーズ限定のクーポンコード「ryo10」を使用することで、10%オフで購入できます。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

日本国内で無線接続を利用する場合は国内版の購入を推奨

Halo75v2は、日本で利用できるように技適認証を取得していますが、当サイトは安心して利用できる国内版を推奨しています。

購入の際は、NuPhy Japanから購入したほうが安心でしょう。

オフィスで利用する場合は静音スイッチ推奨

Halo75v2は、2つのリニアスイッチ、1つのタクタイルスイッチ、1つのサイレントリニアスイッチからキースイッチを選択できます。

サイレントリニアスイッチ以外は、打鍵音が大きいため、オフィスでの利用には適しません。

周囲に人がいるような環境で利用する予定の方は、サイレントリニアスイッチを選びましょう。

NuPhy Halo75v2とv1の違い

f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2

Halo75v2は、初代から大きくアップデートされました。

新旧の違いを比較していきましょう。

Halo75v2とv1 の違い
  • キーマップの変更が可能に|QMK/VIAに対応
  • 無線接続時のポーリングレートが1000Hzに改善
  • キーキャップのプロファイルがmSAへ変更
  • トップマウントからガスケットマウントへ変更
  • RGBライトの向きが南向きへ変更されるなどライティングが強化
  • ホーミングキーが一部LED透過仕様へ変更
  • macOSX用のキーが新設
  • 新作キースイッチの採用
  • そのほか

キーマップの変更が可能に|QMK/VIAに対応

f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2 scaled

ついにHaloシリーズもQMK/VIAに対応し、キーマップの変更が自由に行えるようになりました!

競合他社がどんどんキーマップ変更に対応していく中で遅れをとっていた部分ではあったので、ここが改善されたことを喜ばしく思うファンの方もきっと多いのではないでしょうか。

NuPhy Halo75v2のキーマップ変更がVIAでできない場合

2024年5月21日時点では、VIAにjsonファイルがマージされていないため、手動で読み込む必要があります。ただし、現時点で一般公開されておらず、公式にメールで問い合わせることで対応してくれているようです。

Kawamura top RKawamura

NuPhyは、どうしてもQMK/VIAに対応したキーボードをリリースする際は、発売日よりも遅れてjsonファイルをリリースすることがほとんどです。

追記:NuPhyに問いあせたところ、下記URLにダウンロードリンクを掲載するとのことです。

https://nuphy.com/pages/json-files-for-nuphy-keyboards?_pos=1&_sid=10ab97e5c&_ss=r

無線接続時のポーリングレートが1000Hzに改善

52d0d4ec86bc525b0515e8c353a21f52

これも最近の流行りに対応してきた印象です。

こういったメカニカルキーボードの利用用途として増えてきているのが、オンラインゲームです。

オンラインゲームでは、入力から反映までのタイムラグが勝敗を分けることもあり、「押してからすぐに反応する」ことが望ましいとされています。

この遅延は「Hz」という単位で表され、この値が大きいほど遅延が少ないとされます。

当然、有線接続が最も「速い」のですが、今回は競合他社が対応してきたのと同じく、無線接続時のポーリングレートを有線接続時と同じ1000Hz対応としてきました。

よって、USBドングル経由の無線接続であれば、有線と変わらない超低遅延でタイピングができるでしょう。

キーキャップのプロファイルがmSAへ変更

d7ed32836598e280c289a4357c84210c

v2からは、キーキャップのプロファイルが変更となりました。

採用されたのは、Gem80から採用されたNuPhyオリジナルプロファイルである「mSA」です。

通常のCherryプロファイルなどと比較すると、中央部が窪んでいるのが大きな特徴で、タイピングの際により指がフィットするように設計されています。

DSC 9447
DSC 9456

一般的に、このように中央部が窪んでいるプロファイルとなると「ハイプロ(背が高い)」となりがちですが、全高を抑えてよりタイピングしやすい高さに調整する工夫が非常に印象的です。

もちろん、静音製が非常に高いGhostbarもmSA仕様に生まれ変わっています。

d1369b25f833373a258986672bad8734
DSC 9461
Kawamura top RKawamura

わたしもmSAプロファイルキーキャップを買いましたが、指に吸い付くような感覚がありました。

20240401 062921 scaled
DSC 9464
Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

トップマウントからガスケットマウントへ変更

0705fbac16ed43d3fe02b6c09290908d
4db53423b4ed27b5e2aade3b4f7a2a83

打鍵感についても大きな改善が見られそうです。

v1では「トップマウント」といって、プレートが直接ボディに固定されている形でしたが、今回のv2からは、世界的に流行している「ガスケットマウント方式」へと切り替わりました。

Gem80がマウント方式を選択できたのに対して、Halo75v2ではガスケットマウント方式しか対応していません。

あえて選択肢を廃したということはそれだけ「自信を持っている」可能性があります。

Kawamura top RKawamura

実機を触るまで「あのコトコト感」が失われていなか非常に不安でしたが、かなり硬めのガスケットに調整されていたため、あのサウンド感は全く失われていませんでした。

RGBライトの向きが南向きへ変更するなどライティングが強化

7602e6a024192f1939fdb590e6abb3e7

それまでは北向きLEDでしたが、南向きに変わったことで、よりユーザーがライティングを感じやすくなりました。

オプションで購入できるカノープスキーキャップはより多くの光を透過するため、キラキラデスクを作りたい方にはぴったりの仕様と言えるでしょう。

合わせて、トランスペアレントキーキャップと合わせて使えば、さらにLEDが強調されそうです。

3a96fd65292a74be9f0fe459b547e7fe

また、Haloシリーズの所以である周囲のライティングについても強化されており、ボトムケースの形状や材質が見直されたためか、うまく底面へ向けて光が拡散するようになったように見えます。

1d53a0e61909a013df99952e480232ca

ライティングエフェクトのバリエーションが多いのも健在ですね。

ea997798ddf1b7d522cff66ddc3cc658

実際のライティングはこのような感じになっています。

DSC 9468

まさにHalo(光の帯)という感じで非常に美しいです。

v1は「一本の糸」のような感じでしたが、v2では「太い帯」のような強い存在感に進化しました。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

ホーミングキーが一部LED透過仕様へ変更

c5328b9d73640a1f83e16732548ec236

これは他社にはない仕様です。

特に、デフォルトのキーキャップは、光を透過しない仕様となっているため、ホーミングキーの出っ張り部分が光るというのは、あなたが考えている以上に良いアクセントになるでしょう。

かなりいい感じに光ります。

macOSX用のキーが新設

やはりNuPhyはmacに優しい。

背面のスイッチを切り替えるだけで、macのファンクションキーが機能するようになります。

これ、普段Magickeyboard使い慣れている方にとっては地味に嬉しいポイントですよね。  

新作キースイッチの採用

c66c66bc380c4f722f8756cd895c62fc
3f85056ba501fa8a2f2b049d14990b4e

すでにGem80から採用されていますが、デフォルトで選択できるキースイッチが変更となりました。

NuPhy×Gateron /NuPhy×Cherry Switches

SwitchMintRaspberryLemonCherry Silent Red Clear-Top
Picture0d5b2d1efffcc0a95620342a6e144b8ecaa7193fb45d14690c1bb3d19738032612c97907536f959bc1a765667686f9de7d5d44749afc6b25099100b5b48e03a9
ColaboGateronGateronGateronCherry
FeelLinearLinearTactileSilent Linear
ColorMintRedYellowRed/Transparent
LubedPre-LubedPre-LubedPre-LubedPre-Lubed
Operating force37±15gf46±15gf55±10gf46±15gf
Pre-Travel2.0±0.5mm1.2±0.3mm2.0±0.5mm1.9±0.5mm
Total Travel3.6±0.2mm3.4mmMax3.6±0.2mm3.7±0.2mm
価格はサイレントリニアが$19.8、それ以外は $12.6とお求めやすい。

リニア2種、タクタイル1種、サイレントリニア1種類です。

信号機のようなカラフルなキースイッチは、静音性という面ではそれほど高くなく、どちらかというと打鍵音を楽しむ方向けのキースイッチです。

DSC 9465 1

Gateron BBKやBBRのようなサウンドが好きな方にはピッタリでしょう。

一方、オフィスワークで使いたい方は、間違いなくサイレントスイッチをおすすめします。

Kawamura top RKawamura

私もサイレントキースイッチを買いましたが、サイレント特有の「打鍵時のシリコンのぐにゃり感」がほとんどありません。癖のないシンプルなスイッチという印象を受けました。

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

そのほか

Gem80でお目見えしていたためそこまで目新しさはありませんが、デスクマットに新しいバリエーションが追加されています。

20240520 230317
20240520 230255

また、アクリル製の2トーンパームレストにも、ボディからと同色のものが追加されました。

また、従来の吸音材は、プレートシリコンとボトムシリコンだけでしたが、今回はプレートフォーム、スイッチパッド、サウンドダンパー、PCBフォーム、ボトムシリコンと、大盛り構成となっているため、よりThockyな打鍵音が聞かれることでしょう。

まとめ|75%ファンはマストバイ

以上、Halo75v2の進化点についてまとめてきました。

進化のスピードが目まぐるしいカスタムキーボード界隈ですが、今回のHalo75v2はしっかりとトレンドを押さえてきたモデルであるといえます。

ガスケットマウントや吸音材などに関しては他社との差異はそれほど感じられないかもしれませが、やはりさすがNuPhyといったところで、デザイン面に関しては群を抜いているのがよくわかりました。

とくにライティングエフェクトは素晴らしいですね。

75%ファンは買っておいて損はないでしょう。

Kawamura top RKawamura

技適対応品はNuPhy Japanで購入可能です!

 

Coupon NuPhy 400

Discount Code:ryo10

to save 10% off your purchase.

\ 日本の方はこちら(技適対応) /

公式でしか買えない商品はNuPhy Officialからどうぞ
(クーポンコード対応)

気に入ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

感想やご意見などあればどうぞ

コメントする

タップできる目次