2024年9月3日、東プレ株式会社は、同社が提供しているキーボードブランド「REALFORCE(リアルフォース)」の公式Xにて、新たに3モデル6機種の発売を発表しました。
参考:東プレ、REALFORCE R3 キーボードに「セパレートスペースキー」モデルなど3 モデル 6 機種ラインアップを追加(プレスリリース)
今回新たに追加されたのは、「REALFORCE R3」シリーズの3モデル6機種となっています。
今回発売されたモデルはすべて「日本語配列」です。
今回発売されたモデル
型番 | 商品特徴 | サイズ | カラー | 販売価格 |
---|---|---|---|---|
R3HI17 | セパレトスペースキー | フルサイズ | ブラック | 38,280円 |
R3HA61 | かなレス | ブラック | 37,180円 | |
R3HA71 | かなレス | スーパーホワイト | 37,180円 | |
R3HC52 | リミテッドエディションアイボリーTKL | テンキーレス | アイボリー | 38,720円 |
R3HA61 | かなレス | ブラック | 36,520円 | |
R3HC71 | かなレス | スーパーホワイト | 36,520円 |
いったい何が新しいのか?
REALFORCE R3シリーズは、非常に種類が多いため、何がどう新しいのか分かりにくいという方も多いでしょう。
詳細な違いについては、下記で解説しています。
今回の6モデルは、「すべて日本語配列モデル」なので、エンターキーがニョロっとした、きっと日本では一番多くみられる配列のアレです。
続いて、「テンキーがあるもの」と「テンキーがないもの」の2つに大別出来ます。
日本語「かな」表記がないJISレイアウトモデル
通常の日本語配列だと「かな」表記がありますが、今回の新作は「かな」表記なしになりました。
この「かなの有無」は、画像を比べた方がわかりやすいでしょう。
このように、「かな」レジェンドがないことで、英語配列のようにすっきりして見えます。
ただし、英語配列は「センターレジェンド」なのに対して、日本語配列の「かななし」モデルは「左上レジェンド」です。
押下圧はすべて45gfなので、あとは、「色」と「テンキーの有無」で選ぶことができます。
テンキーレスモデル
フルサイズモデル
分割スペースバーと限定モデル
残りの2つは、分割スペースバーを備えたフルサイズの日本語配列モデル(かな表記あり)と、限定色のテンキーレス日本語配列モデルです。
こんな感じにスペースバーが分割されて2つに分かれているのが特徴です。
両方スペースバーとして機能するほか、キーマップ変更機能を使って、左側は「スペースバー」、右側は「バックスペース」など、好みの設定に変更することができます。
タッチタイピングをしている方であれば、恐らくは左親指でスペースバーを叩くことが多いでしょう。
そのため、右のスペースバーには好きなキーを振り分けることができます。
レイヤーキーやシフトキー、エンターキーを振り分けて、右手の親指で押すことで、より効率のよいタイピング体験ができるはずです。
また、根強いファンが多い REALFORCE のアイボリーカラーのテンキーレスモデルが限定300台での販売です。
実は、2023年の9月にもアイボリーカラーのフルサイズモデルが販売されていました。
今回はそのテンキーレスモデルということで、待っていた方も多そうです。
まとめ
今回の拡充で、モデルがさらに増えて、こんな感じになっています。
- フルサイズモデル|27種類
- テンキーレスモデル|28種類
全機種に共通している項目が下記の3つです。
- 静電容量無接点方式
- APC
- フルNキー
これらを踏まえて、「デザイン」「カラー」「配列」「押下圧(荷重)」「打鍵音」「接続方式」で異なっています。
項目 | 内容 |
---|---|
デザイン | R3スタイル R2スタイル |
カラー | ブラック スーパーホワイト ブラック+ダークシルバー スーパーホワイト+ライトシルバー |
配列 | JIS(日本語配列)=ISO US(英語配列)=ANSI JIS-セパレートスペースバー |
レジェンド | 日本語配列かなあり 日本語配列かななし(左上レジェンド) 英語配列(センターレジェンド) |
荷重(押下圧) | 30g 45g 変荷重(アルファベットキーのみ45g /他30g) |
カスタマイズ | 表面のパネル変更可否 |
打鍵音 | 静音 通常 |
接続方式 | 有線のみ ハイブリッド(有線or無線) |
うーん、選べない笑
選択肢が多いのはいいのですが、この違いを見極めて自分にぴったりのものを選ぶのはちょっと難しいかもしれません。
日本語配列のみに絞るのであれば、フルサイズなら分割スペースバーモデルの一択、テンキーレスならレジェンドなしの白、もしくは黒であれば間違いないでしょう。
それ以外のモデルの選び方については、下記記事も併せてご覧ください!
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