Keychronの国内正規販売代理店であるコペックジャパンは2022年12月16日にツイッターを更新し、Keychron K7日本語配列モデル(JIS)の取り扱いを開始したことを発表しました。
Keychron K7 ワイヤレス・メカニカルキーボードのJISモデルが入荷致しました!RGBライト搭載モデルはKeychronオプティカルスイッチとなり、バナナやミント、オレンジといった軸も選択が可能で、よりお好みの打感を選択いただけます。コンパクトなモデルで持ち運びも可能です!https://t.co/drndeoDXCG pic.twitter.com/YcBdzBuAnu
— KOPEK JAPAN (@KOPEK_JP) December 16, 2022
Keychron K7は、2022年11月2日にUS配列モデルを発売しています。

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ファン待望のKeychron K7日本語配列が国内販売開始!注目ポイントは?

Keychron K7 JIS は、日本国内において「流行る」と考えています。
その理由は3つ。
- 尊師スタイルでもキーボードブリッジが不要
- 日本語配列を採用
- 持ち運びに便利な65%配列を採用
- ロープロファイルオプティカルキースイッチで静音で且つ快適にタイピングができる
尊師スタイルでもキーボードブリッジが不要

画像はMacbook Air M2にKeychron K7を載せた写真です。
ご覧のように、ティルトレグッグを出した状態でラップトップパソコンの上に載せると、既存キーボードと干渉しないため、キーボードブリッジなしで利用することができます。
外出先では可能な限り荷物を少なくしたいため、キーボードブリッジが不要な点は非常に評価点が高いです。
日本語配列を採用でWindowsでもMacでも使える
Keychronがロジクールやエレコムなどと違って日本国内でそれほど有名となっていないのは、知名度以前に「基本的には英語配列モデル」となっているためでしょう。
正規販売代理店であるコペックジャパンが日本語配列を発売しない限り、基本的には日本語配列はありません。
また、上記2つの有名メーカーと比較すると若干高額ということもあり、なかなか手が出しにくいというのも事実です。
やはりKeychron K7も17,000円程度と、キーボードとしては高額な部類に入りますが、日本語配列を採用し、WindowsでもMacでも利用できるため、受け入れに抵抗を感じる方は少ないでしょう。

方向キーの位置が最下段に配列されていること以外はそれほどイレギュラーなキー配置ではありません。
持ち運びに便利な65%配列を採用

個人的には、ノートパソコンのパンタグラフキーボードよりも、しっかりとした打鍵感のあるキーボードの方がはるかにタイピング速度も上がりますし、正確に打つことができるため、仕事の効率が上がると考えています。
こうした考えのもと、外つけキーボードを持ち歩いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方の悩みは、キーボードのサイズと重さでしょう。
その点、Keychron K7 JISであれば、わずか400g程度と軽量、且つ65%レイアウトを採用しているため非常にコンパクトです。

持ち運びにはぴったりの機種と言えるでしょう。

65%レイアウトでは、最上段のファンクションキーが省略されています。
65%レイアウトキーボードを利用する際の注意点についてはこちらの記事もご覧ください。

ロープロファイルオプティカルキースイッチで静音で且つ快適にタイピングができる

ロープロファイルメカニカルキースイッチでメジャーとなっているのは、従来式の「メカニカル方式」です。
GateronやKailhなどのメーカーのものが採用されることが多くなっていますが、Keychron K7 JISで採用されているのはKeychron Opticalキースイッチとなっています。

このように、通常のスイッチ式でなく、導電体の代わりに光に変換された信号を読み取ることでONを判断するため、通常よりも速い反応が特徴となっています。
また、一般的なキースイッチよりも薄型となっていることもあり、省スペースとなるのも魅力の一つでしょう。
Keychron Lowprofile Optical Swithces
赤軸 | 青軸 | 茶軸 | 白軸 | 黄軸(バナナ) | 緑軸(ミント) | |
キー荷重 | 40±10gf | 48±10gf | 57±10gf | 30±10gf | 57±10gf | 67±10gf |
動作までの動き | 1.1±0.3mm | 1.1±0.3mm | 1.1±0.3mm | 1.1±0.3mm | 1.1±0.3mm | 1.1±0.3mm |
全体の動き | 2.5±0.3mm | 2.5±0.3mm | 2.5±0.3mm | 2.5±0.3mm | 2.5±0.3mm | 2.5±0.3mm |
反応 | リニア | クリッキー | タクタイル | リニア | 早めバンプ タクタイル | 早めバンプ タクタイル |
サウンド | 静か | クリッキー | 穏やか | 静か | 穏やか | 穏やか |
サウンドサンプル
Keychron K7 JISはぜひ試してほしい一台
以上、 Keychron K7 JIS配列モデルについて紹介してきました。
前述の3つの要素が組み合わさることで、「外出先で最も使える入力デバイス」として活躍することでしょう。
打鍵音についても非常に静かで、オフィスで利用しても全く気にならないレベルです。
おすすめはミント軸かバナナ軸となっています。
ちょっと重めの打鍵感が好きな方はミント軸、少し軽めの打鍵感がよければバナナ軸が良いでしょう。
両方とも「打った」ということがわかる引っ掛かり感が触覚フィードバックとして返ってくるため、打ち間違いが少なくなるかのせいがあります。
ぜひ一度、試してみてくださいね!
