Mode Designs「Prologue」予約販売開始|新開発Crown Mount採用の98%キーボード、349ドルから

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この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

ついに登場です。

2026年9月17日、Mode Designsは98%レイアウトのカスタムキーボード「Prologue」の予約販売を開始しました。

販売価格はベースキットが349ドルから。テンキーやファンクションキーを残しながら、一般的なフルサイズキーボードよりも横幅を抑えたレイアウトを採用しています。

新開発の「Crown Mounting System」、CNCアルミニウムケース、ステンレススチール製ウェイトなどを採用し、Mode Designsがこれまで中心としてきたコンパクトキーボードとは異なる、仕事や制作活動を意識した製品です。

Mode Prologue販売ページ

Table of Contents

Mode Prologueの販売情報

項目内容
製品名Mode Prologue
レイアウト98%
販売形態予約販売
価格349ドルから
製品形態組み立て式キット
PCBホットスワップ
接続USB Type-C有線接続
対応OSmacOS/Windows/Linux
ファームウェアQMK/VIA対応
カラー構成6種類
発送予定注文時に表示される予定を要確認

販売ページでは、ケースのエディション、プレート、キースイッチ、スタビライザー、キーキャップを選択して注文できます。

無線対応基板の用意はないようです。

ベースキットは349ドルから

Prologueの最低価格は349ドルです。

標準構成では、Black Sesameエディション、ホットスワップPCB、Linen Micartaプレートを選択できます。

prologue black sesame obsc front

追加料金が設定されている主なオプションは次のとおりです。

オプション追加価格
Golden Beigeエディション10ドル
アルミニウムプレート5ドル
カーボンファイバープレート10ドル
Obscura Linearスイッチ74ドル
Mode Stabilizers15ドル
Mode製キーキャップ各59.99ドル

記事執筆時点では、スイッチの「Tomorrow Tactile」と「Anthracite Silent Tactile」は売り切れ表示となっています。

スイッチ、キーキャップ、スタビライザーをすべてMode製品でそろえる場合、選択内容に応じて合計価格はベースキットよりも高くなります。

スイッチとキーキャップは付属しない組み立てキット

Prologueは完成品ではなく、購入者が組み立てるキーボードキットです。

ベースキットには、次のパーツが含まれます。

  • キーボードシャーシ
  • PCBおよびドーターボード
  • 組み立て工具
  • マイクロスエード製バッグ
  • Crown Mounting System
  • フィート
  • ネジ類

一方、次のパーツはベースキットに含まれません。

  • キースイッチ
  • キーキャップ
  • スタビライザー

PCBはMXスタイルのキースイッチに対応するホットスワップ仕様です。

はんだ付けは不要ですが、完成させるには上記3種類のパーツを追加する必要があります。

注文時にMode製品を追加することも、手持ちのパーツを使用することもできます。

6種類のエディションを用意

Prologueには、素材や配色の異なる6種類のエディションが用意されています。

エディション主な構成
Black Sesameチャコール/ブラックのアルミケース、ブラックのアルミアクセント
Classic Oakシルバーのアルミケース、ホワイトオーク製アクセント
Golden Beigeベージュ系アルミケースを基調とした構成
Dark Mushroomマッシュルーム/チャコールのアルミケース、ウォールナット製アクセント
Blue Mochaオリオンブルー/モカのアルミケース、ウォールナット製アクセント
Mushroom Forestフォレスト/マッシュルームのアルミケース、モカカラーのアルミアクセント

Classic Oak、Dark Mushroom、Blue Mochaでは、アルミニウムケースに天然木のアクセントを組み合わせています。

背面アクセントは取り外し可能。

Mode Designsは、今後季節に合わせたアクセントパーツを追加すると説明しています。

新開発のCrown Mounting Systemを採用

Prologueの大きな特徴が、新たに開発された「Crown Mounting System」です。

prologue detail crown mounting

プレートとPCBを組み合わせた内部アセンブリーを、8カ所の支持点でケースへ固定します。

各支持点は、次の部品で構成されています。

部品役割
Crown Fastenerトップケースへ固定し、圧縮状態を安定させる
Wave Spring少ない高さで反発力を生み出す
Silicone Spoolスプリングを保持し、ケースへ伝わる振動を抑える
Bushing動きを一定方向へ導き、引っ掛かりや異音を抑える

一般的なトップマウントの構造にスプリングとダンパーを組み合わせ、内部の振動をケースから分離する仕組みです。

Mode Designsは、適度な反発感と制御された打鍵感、クリアな打鍵音を目指したと説明しています。

Crown Mounting Systemの開発には約12カ月を要し、数十回の試作を行ったとのことです。

なお、より硬く伝統的な打鍵感を好む場合は、別売りのトップマウント用ボルトを使った固定にも対応します。

3種類のプレートから選択可能

プレートは、打鍵感と打鍵音の異なる3種類から選択できます。

prologue plate linen micarta
prologue plate aluminum
prologue plate carbon fiber
プレートMode Designsによる位置付け
Linen Micarta最も柔らかく、落ち着いた打鍵音
アルミニウム打鍵感と打鍵音のバランスが中立的
カーボンファイバーやや硬く、明るい打鍵音

標準構成はLinen Micartaです。

Linen Micartaは、リネン生地へ樹脂を含浸させて積層した素材です。

Prologueでは、柔らかめの打鍵感と控えめな打鍵音を作る選択肢として採用されています。

フルサイズの機能を小さな筐体に集約

prologue hero shadow

Prologueは、テンキー、ファンクションキー、矢印キー、ナビゲーションキーを備えた98%レイアウトです。

Mode Designsは動画内で、「一般的なキーの98%を、フルサイズ比85%の設置面積に収めた」と説明しています。

同社はこれまで65%や75%などのコンパクトキーボードを中心に展開してきましたが、Prologueでは、テンキーやファンクションキーを日常的に使うプロフェッショナルやクリエイターを主な対象としています。

表計算、数値入力、コーディング、映像編集、タイムライン操作など、キー数を減らしにくい作業でも使いやすい構成です。

Prologueの主な仕様

項目仕様
レイアウト98%
ケース素材CNC加工アルミニウム
アクセント素材アルミニウム/ホワイトオーク/ウォールナット
ウェイトステンレススチール
マウント方式Crown Mounting System
PCBMXスタイル・ホットスワップ
接続USB Type-C有線
内部コネクターマグネット式ポゴピン
ファームウェアQMK/VIA
対応OSmacOS/Windows/Linux
タイピング角度6.5度
外観上の角度7度
前面高さ18.8mm
横幅398mm
奥行き143mm
組み立て後重量約2.40~2.54kg
プレートLinen Micarta/アルミニウム/カーボンファイバー

内部のドーターボードとの接続には、マグネット式ポゴピンを採用しています。

また、オーディオ機器から着想を得たスパイク状のフィートを備え、デスクへ伝わる振動や音を抑える設計です。

「仕事道具」と「空間に置くオブジェクト」を両立

prologue layout numpad 1

Mode Designsは公式動画で、デジタル機器が常に注意を要求する存在になっている一方、日常的に使うキーボードは、空間に自然になじむ「よく作られた道具」であるべきだと説明しています。

Prologueでは、角張ったシルエットをベースにしながら、角を丸め、強い面取り、曲面、溝、継ぎ目を組み合わせました。

アルミニウム、天然木、ステンレススチールという異なる素材を使い、大型キーボードでありながら、デスク上で落ち着いて見える外観を目指しています。

単にテンキーを追加したMode製品ではなく、仕事で必要なキーを残しながら、キーボードを長く使う道具として再構成した製品といえそうです。

Mode Prologue公式紹介動画

まとめ

以上、Mode Designs Prologueの予約販売が開始されたニュースについてお伝えしてきました。

販売価格は349ドルからとキーボードとしては高額な部類です。

編集部としては、これはキーボードの新たな価値の一つだと感じています。

これまでコンパクトレイアウトを中心としてきたMode Designsが、仕事用途を意識した多キー配列をどのように仕上げたのか。

Prologueは、「キーボードを入力するだけの機器ではなく生活の一部、空間の一部としてどう定義しているか」を感じる非常に良い機会になりそうです。

大型レイアウトのカスタムキーボードを探している人にとって、注目度の高い製品となりそうです。

Mode Prologueを確認する

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