PMO Aurora80 JISレビュー|日本語配列で登場した重厚アルミメカニカルキーボード

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PR商品レビュー
この記事の位置づけ
本記事は、実機使用または継続検証に基づくレビューです。使用感や評価には筆者の主観を含みますが、編集方針に基づき、提供・広告・収益化の有無を明示したうえで執筆しています。製品提供・広告出稿・アフィリエイトリンクの有無は、本記事内に明記します。

アルミニウム筐体を採用した日本語配列キーボードの入門用におすすめできるかもしれません。

PMO Aurora80は、TKLレイアウトを採用したメカニカルキーボードです。

2026年7月30日10時からMakuakeにてクラウドファンディングを開始しました。

終了は9月12日となっており、お届け予定は2026年9月末を予定しています。

レイアウトは英語配列(ANSI)と日本語配列(JIS)から選択可能で、早割価格が2万円ちょっとと、比較的買いやすい価格帯という部分でも魅力的です。

PMO Aurora80の価格

  • 英語配列|22,270円(税込)〜
  • 日本語配列|22,520円(税込)〜

※それぞれ早割価格(通常販売価格から15%オフ)となっています。

PMO=PMOKEYはWOBKEY系のブランドとして展開されているラインです。

日本国内では、同系統のImpact80が「Smackape Impact80」として販売されており、本機はその上位モデル的な立ち位置に見える製品です。

今回リリースされた「PMO Aurora80 JIS」は、Smackape Impact80 JISをそのまま「上位モデル化」したようなモデルとなっています。

日本語配列メカニカルキーボードジャンルにおいて、アルミニウム筐体を採用したモデルはかなり希少です。

日本市場での「キーボード」ジャンルの商品としてはやや高額に見えますが、アルミニウム筐体に加えてこれらのスペックでこの価格というのは、十分納得できる内容となっていると評価できます。

本記事では、PMO Aurora80 JISについてレビューしていきます。

PMO Aurora80 JISはプロモーション目的でKIBUより提供されました。

PMO Aurora 80 JIS
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 51
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • TKL×アルミニウム筐体×日本語配列という希少性
  • 秀逸なルックスに魅了される
  • デュアル構造で好みに応じた打鍵感を選べる
  • 細やかな調整で没入感が持てるRGBライティング
  • Thockyを体現したような打鍵感
デメリット
  • カスタマイズ時はネジを外す必要あり(ボールキャッチ式ではない)
  • キーキャップのカスタマイズ性が現状では低い
  • 無線接続スイッチはキーキャップを外さないと操作できない
  • 持ち運びは困難だと考えた方がよい
Table of Contents

価格・販売形態・入手性

  • 入手性:★★☆☆☆(クラウドファンディング期間であれば比較的入手しやすい)
  • 価格(早割価格で15%オフで購入可能)
    • 英語配列|22,270円(税込)〜
    • 日本語配列|22,520円(税込)〜
  • 販売形態:クラウドファンディング
  • 再販予定:未定
  • 入手先:Makuakeクラウドファンディングプラットフォーム

販売期間:2026年7月30日10時から9月12日まで
お届け予定:2026年9月末まで

クラウドファンディングでの価格一覧

配列・プラン支援価格お得額
US・早割15%OFF22,270円3,930円
JIS・早割15%OFF22,520円3,980円
US・Makuake割10%OFF23,580円2,620円
JIS・Makuake割10%OFF23,850円2,650円

※すべて税込価格。早割は各150台限定です。
※お届け予定:2026年9月末まで

通常販売予定価格

配列通常価格
US配列26,200円
JIS配列26,500円

カラー展開

配列選べるカラー
US配列Purple/Blue
JIS配列White/Black

PMO Aurora80 JISをおすすめできる人

PMO Aurora80 JISは、以下のような人におすすめです。

PMO Aurora80 JISをおすすめしたい人

  • 日本語配列×アルミニウム筐体×TKLを探している人
  • 打鍵感の良いキーボードを探している人
  • 価格に見合った価値を見出せる人

まず、Aurora 80 JISは「日本語配列×アルミニウム筐体×TKL」という非常に珍しい仕様のキーボードです。

これが約25,000円程度で購入できるというのは、知っている人からみたらかなり割安感があるということがわかるでしょう。

「希少な仕様のものが価格以上の価値を感じられる価格で買える」という価値を理解できる方におすすめできるキーボードといえます。

PMO Aurora80JISをおすすめしにくい人

一方で、PMO Aurora80 JISはすべての人に向いているキーボードではありません。

PMO Aurora80 JISをおすすめしにくい人

  • キーボードに日本での一般的な価値観をあてはめやすい人
  • 持ち運びを検討している人

日本でキーボードを購入するとなると、一般的な予算感はおそらくは1万円5千円程度が上限ではないでしょうか。

そう言った「一般的な」キーボードに対する金銭感覚を持っている方にとって、Aurora 80 JISは大変高価なキーボードだといえます。

このキーボードは、「価値を理解できてこそ安い」と思って購入できる商品です。

レビュー環境

レビュー環境は下記の通りです。

  • 接続環境:macOS
  • 使用スイッチ:Kailh Luna Switch
  • 主な用途:コンテンツ執筆(日本語のタイピング)
キースイッチスペックはこちら▷▷
項目内容
スイッチ名Kailh Luna Switch
タイプリニア
ステム素材POK
トップハウジング素材POM
ボトムハウジング素材POM
押下圧45±10gf
作動点1.8±0.4mm
総ストローク3.5±0.3mm

すべてのキースイッチスペック

detail 52882 1785215250
項目Arctic(HMX)Prism(Kailh)Luna(Kailh)
タイプタクタイルリニアリニア
ステム素材未公表未公表POK
トップハウジング素材未公表未公表POM
ボトムハウジング素材未公表未公表POM
押下圧65±10gf42±10gf45±10gf
作動点1.7±0.3mm2.0±0.6mm1.8±0.4mm
総ストローク3.6±0.3mm3.5±0.3mm3.5±0.3mm

Aurora 80には3種類のキースイッチが用意されていますが、配列・カラーによって搭載スイッチが異なります。

今回レビューするJIS配列モデルには、カラーを問わずLuna Switchが搭載されています。

打鍵感・打鍵音の評価

動画は現在準備中です。

  • 打鍵音の大きさ:★★★☆☆(そこまで大きくはないが周囲は気になるレベル)
  • 音の高さ:やや低い(一般的なキースイッチ同等)
  • キーの重さ:通常(45gfは平均的なリニアスイッチの重さ)
  • 底打ち感:ミュート感あり
  • キーのぐらつき:ふつう

PMO Aurora80 JISのメリット

PMO Aurora80 JISのメリットは下記の5点です。

PMO Aurora80 JISのメリット

  • TKL×アルミニウム筐体×日本語配列という希少性
  • 秀逸なルックスに魅了される
  • 好みに応じて選べる打鍵感(デュアル構造)
  • 細やかな調整で没入感が持てるRGBライティング
  • Thockyを体現したような打鍵感

TKL×アルミニウム筐体×日本語配列という希少性

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 51

Aurora 80 JISの最大のメリットは、非常に稀有なポジションの商品ということです。

80%テンキーレスレイアウト、日本語配列に加えて、アルミニウムボディのキーボードというポジションを持った商品は現在の日本のキーボードマーケットでは、Crush80 JISやKeychron Q3 Ultra 8k JISなどの限られたモデルしかありません。

それらの2つの競合機種と比較しても非常に安価に購入できるという点も優れた利点だと言えます。

さらに、競合より価格が安価だと言って内容については一切の妥協が見られていない点も注目すべきでしょう。

確かに8kポーリングレートこそ搭載していませんが、ゲーミングユースを想定しないのであれば大きな問題にはなり得ません。

Aurora 80 JISは、日本語入力を高品質に楽しみたいTKLファン待望の一台となるでしょう。

また、この手の商品では珍しく、日本語配列でありながらもカラーリングの選択肢が用意されている点も嬉しいポイントですね。

detail 52882 17834990999872
カラーリングはWhiteとBlackから選択可能

秀逸なルックスに魅了される

Aurora 80 JISは、バックプレートまで含めて非常に完成度が高いキーボードです。

背面のプレートは、ブラッシュドステンレススチールプレートに刻印が刻まれています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 32

キーボードには実用性が求められるのが常ですが、ハイエンドカスタムキーボードというジャンルでは「審美性」や「所有感」が求められます。

Aurora 80 JISはそう言ったハイエンドカスタムキーボードの要素も踏まえた「玄人にも刺さる」一品と言えそうです。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 35

デュアル構造で好みに応じた打鍵感を選べる

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 31

Aurora 80 JISの特徴として、打鍵感の気持ち良さが挙げられます。

「デュアル構造」を採用していることで、ガスケットマウントとトップマウントの2つの打鍵感を、好みに合わせて組み替えることができます。(デフォルトではガスケットマウント、付属のネジを使用して組み替えることでトップマウントへ変更可能です。)

いずれのマウントでも複数層の吸音材を搭載していることから、低音寄りにチューニングされたキースイッチが非常に気持ちよい打鍵感を作り出してくれています。

ガスケットを選択するとやや柔らかな打鍵感となり、トップマウントでは明確な底打ち感覚で明瞭な打鍵感を味わうことができます。

日本語配列版はLunaスイッチしか選択できません。

細やかな調整で没入感が持てるRGBライティング

Aurora 80 JISは、RGBライティングを搭載しています。

通常、このコントロールは1つの操作ですべての箇所を集中管理する形のキーボードが多いのですが、Aurora 80 JISはなんと3つの箇所のLEDライティングパターンが独立して管理・調整することが可能です。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 5
各キー下のRGBライティング
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 7
側面および背面のRGBライティング
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 8
特殊キー下のライティング

これは、ライティングファンにとってはかなり刺さる仕様と言えるでしょう。

また、英語配列版では「フロスト加工済みのクリアキーキャップ」を採用しているため、270°RGBライトバーと合わせて、さらに魅力的なライティングを楽しむことができるでしょう。

detail 52882 17834988561439

Thockyを体現したような打鍵感

Aurora 80 JISは、非常に打鍵音に優れています。

Wobkeyといえば、Rainy75での「雨音のような打鍵音」で一躍有名になったブランドです。

Aurora 80 JISもその系統を色濃く継いでおり、ミュートされたような詰まった打鍵音は癖になります。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 4

フォームの内容については、ボトムケース側からPETボトムシート、Poronケースフォーム、PETフィルム、IXPEスイッチパッド、Poronサンドイッチフォーム、Force Breakフォームと、なんと6層も搭載。

加えて、FR4プレートのしっかりした打鍵感により、全体的なサウンドメイクのクオリティが引き上げられている印象です。

PMO Aurora80 JISの購入前に注意したいポイント

PMO Aurora80 JISの購入前に注意したいポイントとは下記の4点です。

PMO Aurora80 JISのデメリット

  • カスタマイズ時はネジを外す必要あり(ボールキャッチ式ではない)
  • キーキャップのカスタマイズ性が現状では低い
  • 無線接続スイッチはキーキャップを外さないと操作できない
  • 持ち運びは困難だと考えた方がよい
  • JIS版はキースイッチの選択ができない

カスタマイズ時はネジを外す必要あり(ボールキャッチ式ではない)

Aurora 80 JISをカスタマイズする際は、ネジを8箇所外す必要があります。

これは、Rainy75 と同じ方式です。

WOBKEYといえば、ZEN65やCrush80に代表されるようなボールキャッチ式のカスタマイズ機構を搭載するイメージとなっていますが、本機にその機構は付属していません。

分解カスタマイズには通常のカスタムキーボードと同様にある程度の時間を要する点は注意しましょう。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 18

キーキャップのカスタマイズ性が現状では低い

日本語配列キーボードに関しては、まだまだ交換用キーキャップの選択肢が少ない状況です。

日本語配列特有のキー印字はまだしも、スペースバーの互換性が保たれていない状況を背景に、交換用キーキャップの流通が非常に乏しい状況となっています。

Aurora 80 JISのスペースバーサイズは3.75uとなっており、このサイズのスペースバーをみつけることは難しいでしょう。

よって、キーキャップカスタマイズは一部のキーにとどまってしまう点は注意が必要です。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 24

無線接続スイッチはキーキャップを外さないと操作できない

これはWOBKEY系統のキーボードでは定番となっていますが、無線接続の際のオンオフスイッチは、CapsLockキーを外した場所にあります。

よって、無線接続のオンオフ切り替えはキーキャップを外す必要があります。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 22

おそらくは、この仕様を採用しているが故に、この価格を実現できている印象です。

Kawamura top RKawamura

側面にスイッチを作ると、その分筐体の切削加工にコストがかかります。
コスト面のみを考えると、この位置が理想的なのかもしれません。

持ち運びは困難だと考えた方がよい

Aurora 80 JISの重量は約2.3kgです。

とても持ち運べる重さではありません。

購入するのであれば、自宅据え置きと割り切ったほうが良さそうです。

JIS版はキースイッチの選択ができない

Aurora 80には3種類のキースイッチが用意されていますが、配列・カラーによって搭載スイッチが異なります。

JIS配列モデルには、カラーを問わずLuna Switchが搭載されており、他のキースイッチは選択できません。

キースイッチの選択肢が用意されているのはUS版だけです。

似たコンセプトのキーボードとの比較

似たコンセプトのキーボードと比較しましょう。

PMO Aurora 80 JISは、日本語配列・TKLレイアウト・アルミニウム筐体という条件を満たす、国内ではまだ希少なプレミアムメカニカルキーボードです。

比較対象としては、同じWOBKEY系のCrush 80 JIS、Keychron Q3 Max JIS、Keychron Q3 Ultra 8K JISなどが挙げられます。

製品名価格配列筐体接続方式ポーリングレート重量特徴
PMO Aurora 80 JIS22,520円〜JIS / TKLCNCアルミニウムUSB-C / Bluetooth / 2.4GHz未公表約2,280g270°ライトバー、8000mAhバッテリー、QMK/VIA+PMO HUB対応
WOBKEY Crush 80 JIS41,000円JIS / TKL6063アルミ合金 / CNCUSB-C / Bluetooth / 2.4GHz未確認約2.4kgRainy75系の打鍵感を受け継ぐWOBKEY製TKL、VIA対応
Keychron Q3 Max JIS43,890円JIS / TKLCNC機械加工アルミニウムUSB-C / Bluetooth / 2.4GHz1000Hz約2,045gQMK/VIA対応、定番のアルミTKL、作業用途とゲーム用途のバランス型
Keychron Q3 Ultra 8K JIS39,930円JIS / TKL6063アルミニウムCNCUSB-C / Bluetooth / 2.4GHz8000Hz未確認8Kポーリングレート対応、ZMK採用、ゲーミング寄りの上位モデル
価格は税込

その中でAurora 80 JISは、8Kポーリングレートのようなゲーミング性能を前面に出すモデルというよりも、CNCアルミ筐体、約2.3kgの重量、270°ライトバー、8000mAhバッテリー、QMK/VIA+PMO HUB対応によって、デスク上での存在感と完成品としての満足度を重視したモデルといえます。

競合と比較すると価格帯が一つ下がっているというのも重要なポイントでしょう。

競合のアルミニウム筐体を採用したモデルが軒並み4万円クラスとなっているのに対して、Aurora 80 JISの価格は25,000円程度と、かなり競争力がある価格帯です。

スペックやネームバリューでは、Keychron Q3 Ultra 8K JISが優位な点は多くありますが、ゲーミング用途を想定しない、純粋なタイピング要素であれば、Aurora 80 JISは十分選ぶ価値があるキーボードと言えます。

また、バックプレートの質感や造形などについては、Aurora 80 JISが比較機種の中では頭ひとつ抜け出ている印象です。

【写真で見る】PMO Aurora80 JISレビュー

それでは早速、Aurora 80 JISの実際の写真を見ていきましょう。

このようなかなりしっかりしたパッケージに入っています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 66

今回提供してもらったのはAurora 80 JISのBlackです。

外箱にも技適マークの印字が確認できます。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 65
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 64

内容物は、Aurora 80 JIS本体、簡易説明書、取り扱い説明書、アクセサリー類です。

アクセサリー類は横長の箱に入っています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 63
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 62
スタートアップメモの代わりになる用紙。ライティングや接続方法などが一目でわかる。
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 61
アクセサリーケースの中身はトップマウント用パーツ、キーキャップ/キースイッチプラー
Type A to Cケーブル、2.4GHz接続用ドングル、予備スイッチ3個、Mac用キーキャップ
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 60
独自無線規格ドングルにも印字があるなど細やかな配慮が光る

まずはキーキャップから見ていきましょう。

キーキャップの素材はダブルショットPBTとなっており、かな印字部分も同色で揃えられています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 28

おそらくはサブレジェンド部分までダブルショットとなっているような印象です。

Kawamura top RKawamura

これは非常にコストをかけてしっかり作っているキーキャップという印象です。

ホーミングキーは、バータイプです。

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キーキャップのクオリティは非常に高い
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 55
バリなども見られない
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 57
かなりパリッとした印字
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 56
軸部分の成型精度も高い

続いてキースイッチです。

キースイッチはKailh Lunaスイッチを採用していました。

リニアタイプ、押下圧は45gfと一般的な軽さであり、LEDティフューザーの拡散レンズが装着されています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 58
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 31

トータルトラベルは3.5mmと通常のキーストロークよりはやや短く設定されています。

トップとボトムハウジングに自己潤滑性の高いPOM素材を用いつつ事前潤滑も施されているため、かなりスムーズな打鍵感を味わうことができました。

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スイッチプレートはFR4素材となっており、スリット入りを採用しています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 24

このようにスリットが入っているため、通常のFR4プレートを採用したキーボードと比較しても柔らかい打鍵感ですね。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 27
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 26

マウント方法についても見ていきます。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 18

このように、スイッチプレート端にシリコンソックスを履かせて上下ケースで挟み込む「シリコンソックスガスケット構造」を採用しています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 12

また、トップケースとスイッチプレートを直接ネジ止めする「トップマウント」にも対応しています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 10

硬めの打鍵感が良い方は、自分で組み換えてみるのも面白いでしょう。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 20

なお、Wobkey Crush 80やZEN65とは異なり、ボールキャッチマウント構造ではないため、トップケースを外して内部構造にアクセスするためにはネジを8本外す必要があるため注意が必要です。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 19

吸音材および内部構造についても見ていきます。

このように、スイッチプレートとPCBの間には吸音フォームがサンドイッチされています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 12

PCB裏面。

スイッチのホットスワップソケットはKailh製ではなく、派生品のように見受けられます。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 16

PCBの下にも吸音フォームが設置されています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 13

さらに、ボトムケース直上にもフォームが設置されており、合計3枚もの吸音フォームが備えられていました。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 11

細かい部分ですが、基板部分と接続端子部分はフラットケーブルで接続されています。

ドーターボード構成となっている点も、ガスケットマウントによる打鍵ムラを防ぐ上で有効な点と言えそうです。

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20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 15

さらに細かな点ですが、独立したRGBコントロールができる特殊キー下部分はかなり密度高くLEDが埋め込まれているのが印象的です。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 17
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 21

CapsLock下には無線接続のオンオフスイッチが搭載されています。

これに関しては賛否が分かれる部分ではあります。

WOBKEY系のキーボードの多くはこの設計になっている点は注意が必要かもしれません。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 22

全体的な外観を確認していきます。

オーソドックスな日本語配列となっており、Z行のずれに関してもANSIレイアウトに準じた形になっている点はポイントが高いですね。

Mac用の交換用キーキャップが付いている点もユーザーへの配慮がなされています。

スペースバーは3.75uサイズとなっており、交換用キーキャップの流通は少ない印象。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 54

手前側の高さは約2cmと、メカニカルキーボードとしては一般的な高さです。

ケース全体は黒に見えますが、ラメっぽい塗装がされています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 1
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 52

パームレスト利用を前提とした方が使い心地が良いでしょう。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 23
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 25

やはり、TKLレイアウトは、エンターキーの下に十分なサイズで右シフトキーがあるのがいいですね。

操作性が良さそうです。

また、ワンポイントアクセントとして、特殊キーの下に丸いLEDライティングがあります。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 48

この部分のみ、独立したライティングコントロールができるのも見逃せません。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 8

採用しているキーキャップのプロファイルはCherryプロファイルとされています。

使い慣れたプロファイルとなっており、タイピングで違和感を感じることは少なそうです。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 38

ティルトレッグなし、タイピングアングルは約7度で固定となっています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 39

この側面から背面部分も独立したライティングコントロールができる点はかなり珍しいですね。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 7

ケース側面の角のR処理も非常に美しいです。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 43
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 42

背面にはUSB Type-C挿入口がひとつのみで、それ以外にスイッチ類はありません。

アルミケースに穴を開けるという工程を避けてコストを削減しつつ、それをライティングという形で昇華したケースデザインは色々な側面から見ても非常に学びが大きいですね。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 41

ケース裏面についても見ていきましょう。

ケース裏面はゴム脚が4箇所、PMO LAB表記のバッジが埋め込まれたシンプルな外観となっています。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 36

注目すべきはこのバックプレートですね。

この価格帯でここまで造形が凝ったものを採用しているキーボードは非常に稀です。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 37

バックウェイトはステンレス製となっており、ヘアラインに加えてロゴの刻印があるなど、シンプルながらも非常にクールなルックスが魅力的。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 35
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 33

キーボードの背面は普段は見ることはありません。

しかし、ハイエンドカスタムキーボードというジャンルでは、こう言った部分にこだわりを見せることで、「審美性」を重要視する文化があります。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 32

こういったハイエンド由来の文脈をこの価格帯のキーボードで味わうことができるのは素晴らしいですね。

所有欲を満たす一台となりそうです。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 34

デスクに置いた雰囲気はこちら。

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 5
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 4
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 3
20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 9

PMO Aurora80 JIS スペック概要

20260606 PMOKEY Aurora80 JIS PRO 6

以下はMakuakeで公開されているJIS配列モデルの仕様と、実機確認に基づく概要です。

項目内容
製品名PMO Aurora 80
ブランドPMO
(WOBKEYサブブランド)
配列80% TKLレイアウト
ケース素材CNCアルミニウム
本体重量約2.3kg
サイズ360mm x140mm x 34mm
マウント構造ガスケットマウント / トップマウント対応
プレート素材FR4
接続方式USB-C有線 / Bluetooth / 2.4GHz無線
バッテリー8000mAh
スイッチホットスワップ対応
JIS版ではLunaスイッチのみ
RGBキーごとのRGBバックライト
側面および背面に配置された「270°ライトバー」
アローキー付近の丸型LED
(いずれも独立したライティングが可能)
ソフトウェアQMK / VIA対応
PMO HUB対応
※VIAの使用にはKIBUが配布するAurora 80専用.jsonファイルが必要
キーキャップダブルショットPBT、Cherryプロファイル
(日本語配列のみ。英語配列はフロストクリアキーキャップ)
対応OSWindows / macOS / iOS / iPadOS / Android / Linux
カラーバリエーションWhite / Black(日本語配列)
Blue / Purple(英語配列)
技適取得済み
製品保証商品発送から180日間

付属品

  • ダストカバー ×1
  • 専用収納ボックス ×1
  • 配列カード ×1
  • キーキャップ・スイッチ兼用プラー ×1
  • USB Type-Cケーブル ×1
  • 日本語・英語取扱説明書 ×1
  • 2.4GHzワイヤレスレシーバー ×1
  • 予備スイッチ ×3
  • ゴムリング ×8
  • TOP構造変更用予備ネジ ×8

まとめ

以上、PMO Aurora 80 JISのレビューをお伝えしてきました。

日本語配列×80%TKL×アルミニウム筐体というかなりレアな仕様のキーボード。

刺さる人にはかなり刺さる仕様になっていると感じました。

ブランドポジションとしてはWOBKEYのサブブランドという位置付けではありますが、決してスペックやルックスに関しては妥協感は感じられず、かなりしっかりとしたキーボードという印象を持っています。

興味を持った方は、クラウドファンディングページも確認してみてください。

  • 初版執筆日:2026年7月30日
  • 最終更新日:2026年7月30日
  • 取材方法:商品提供
  • 参照・画像引用元:Makuake クラウドファンディングページ
  • 利益相反:商品提供:あり 本稿収益化リンク:なし

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

Greenkeysでは編集の独立性と透明性を重視し、提供品・広告・アフィリエイトの有無を記事内で明示しています。取材・執筆・製品監修・日本市場向けの情報設計に関するご相談も受け付けています。

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