2026年7月7日、Cerakeyは、新作キーボード「Maris60 HE」を発表しました。
Maris60 HEは、磁気式スイッチを採用するキーボード。
Kickstarterで近日ローンチ予定となっています。
前作のPeak60とかなり似ている構成となっていることを踏まえると、Maris60はPeak60の後継機種という位置付けなのかもしれません。
Cerakey公式Xでは、セラミックまたはアルミニウムのモデルが用意されること、安定性を高めるためにV4ステムへアップグレードされることも説明されています。
公式プレランチページでは、$2のVIP Reservationも開始されています。
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現時点で確認できる情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Cerakey Maris60 HE |
| 販売形式 | Kickstarterで近日ローンチ予定 |
| 予約施策 | $2 VIP Reservation |
| エディション | Maris 60 Metal Edition Maris 60 Pro Ceramic Edition |
| 筐体 | セラミックまたはアルミニウムと案内 |
| キーキャップ | Ice Crystal / Crackle / Matte glazeのセラミックキーキャップ (V4バージョン) |
| RT | 0.01mm |
| ポーリングレート | 8000Hz |
| キースキャン | 最大64KHz |
| 低遅延 | 0.125ms |
| Webドライバー | Ceraky Lab |
| ソフトウェア機能 | SOCD / RS / DKS / custom profiles |
$2のVIP Reservationを実施中
現在、先行公開として、「$2VIP Reservation」が実施されています。
VIP Reservationの条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 予約金 | $2 |
| 終了時期 | ローンチ前日まで |
| 特典 | KickstarterでVIP割引をロック、VIP限定ラッキードロー参加資格 |
| 制限 | 1ユーザー1回まで |
| 購入上限 | VIP価格で最大5台まで |
VIP価格と、デポジットなしの購読者向け48時間限定Early Bird価格は以下の通りです。
| エディション | VIP価格 | 48時間限定Early Bird価格 |
|---|---|---|
| Maris 60 Metal Edition | $89 | $99 |
| Maris 60 Pro Ceramic Edition | $199 | $209 |
$2のVIP Reservationは、Kickstarter本番でのVIP価格を確保するための施策です。
予約金を支払うことで、「割引価格で購入できるURLが取得できる」という認識でよいでしょう。
デポジットを支払ったとしても、購入義務は発生しません。
Maris60 HEとは

Maris60 HEは、Cerakeyの新作の磁気式キーボードです。
「dual-layer hollow ceramic magnetic keyboard」と表現されており、Cerakeyらしいセラミック素材の見せ方に加えて、ケース側にも大きな開口部を持つ特徴的なデザインが採用されています。

デザインとしては「Cerakey x Ellipsis セラミックリストレスト」に近いものがありますね。

セラミック版とアルミ版を用意
Maris60 HEに大きく2種類のエディションが用意されています。
| エディション | 公式ページ上の表記 |
|---|---|
| Full Ceramic Edition | Two Exclusive Colors |
| Die-Cast Aluminum Edition | Three Classic Colors |


Cerakey公式Xでも、Maris60 HEはceramicまたはaluminumで利用可能と案内されています。
価格に関しては、セラミックエディションの方が約100ドルほど高額となっています。
| 版 | VIP価格ユーザー1人につき最大5つ | 48時間限定購読者限定 |
|---|---|---|
| マリス60メタルエディション | 89米ドル | 99米ドル |
| マリス60プロセラミックエディション | 199米ドル | 209米ドル |
セラミックキーキャップを得意としてきたCerakeyらしく、今回はキーキャップだけでなく、キーボード本体の素材表現にも踏み込んだモデルと見てよさそうです。
セラミックキーキャップは3種類
Maris60 HEには、Cerakeyの最新セラミックキーキャップが付属することが案内されています。
キーキャップの仕上げは、以下の3種類です。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| Ice Crystal | 氷晶系のセラミック仕上げ |
| Crackle | 伝統的な陶熹を焼き上げたようなクラック系仕上げ |
| Matte | マット系のセラミック仕上げ |



Cerakeyは、これまでもセラミックキーキャップを中心に展開してきたブランドです。
Maris60 HEでは、そのセラミックキーキャップをキーボード本体と組み合わせ、ケースカラーとあわせて「魅せる」構成になっています。
また、キーキャップは「v4」へ進化しているようです。

画像を見る限り、ステムカラーが透明になっているようにも見えます。
これはおそらく、競合であるTacTypeを意識している可能性も考えられますね。
キースイッチもオリジナル商品を採用

スイッチは、Cerakeyのオリジナルキースイッチが採用されるようです。
リニアタイプ、3.3mmストロークのショートトラベルスイッチで、高速タイピング寄りの構成となっています。
マウント方法については未確認だがトレーマウントか?

マウント方法については明記されていませんが、構造図を見る限りではトレーマウントとなっているように見えます。
ただし、底面に近い層にシリコンダンパーが仕込まれているのを見ると、クッション製としては高い可能性もあります。
また、スイッチプレートに「チタニウム」という文字もあることから、ハイファイサウンド寄りのチューニングとなっているような印象です。
磁気式キーボードとしてのスペック
Maris60 HEは、磁気式スイッチを採用するキーボードです。
磁気式キーボードとしてのスペックは下記の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| RT | 0.01mm |
| ポーリングレート | 8000Hz |
| キースキャン | 最大64KHz |
| 低遅延 | 0.125ms |
| アルゴリズム | zero dead zone / no disconnectionをサポートと説明 |
RT 0.01mm、8000Hzポーリング、最大64KHzキースキャン、0.125ms低遅延といった表記を見る限り、Maris60 HEはゲーミング用途も強く意識した磁気式キーボードとして設計されている様子。
Ceraky LabでSOCD / RS / DKSに対応
Maris60向けのWebベースドライバーとして「Ceraky Lab」が紹介されています。

Ceraky Labでは、キーマップ変更に加えて、下記の磁気式スイッチ機能が設定できるようでね。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| SOCD | 同時押し処理系の機能 |
| RS | Rapid系の入力機能と考えられるが、詳細は公式説明待ち |
| DKS | Dynamic Keystroke系の機能 |
| custom profiles | カスタムプロファイル |
SOCD、DKSなどは、近年の磁気式キーボードではゲーミング用途で重視されやすい機能です。
ただし、各機能の詳細な挙動や対応範囲については、今回のPrelaunchページだけでは十分に確認できません。正式なKickstarterページやソフトウェア公開後の情報を待ちたいところです。
前作Peak60 HEとの違い
Cerakeyには、すでに「Peak60 HE」というフルセラミック筐体の磁気式キーボードが存在します。
そのため、今回のMaris60 HEは「Peak60 HEの後継モデルなのか」「どこが変わったのか」が気になるところです。
現時点で公式ページから確認できる範囲では、Maris60 HEはPeak60 HEから入力性能を大幅に引き上げたモデルというよりも、素材展開、価格帯、ステム、デザイン、キーキャップ仕上げを再構成した新モデルと見るのが自然です。
| 項目 | Peak60 HE | Maris60 HE |
|---|---|---|
| 価格 | セール価格$239 (通常価格$299) | VIP価格: Metal Edition $89 Pro Ceramic Edition $199 |
| ケース素材 | セラミックケース | Full Ceramic Edition Die-Cast Aluminum Edition |
| キーキャップ | Ice Crystal Glaze Ceramic | Ice Crystal / Crackle / Matte glaze |
| ステム | V2 ABS Plastic | V4 stemsへアップグレードと案内 |
| レイアウト | ANSI 60% | ANSI 60% |
| マウント方式 | Tray mount | 未確認 |
| サイズ・重量 | 309.6×118.1×22mm / 1290g | 未確認 |
| ポーリングレート | 8000Hz | 8000Hz |
| PCBスキャン | 64KHz | 最大64KHz |
| 低遅延 | 0.125ms | 0.125ms |
| RT | 0.01mm | 0.01mm |
| Webドライバー | Ceraky Lab | Ceraky Lab |
Peak60 HEは、フルセラミックケース、Ice Crystal Glaze Ceramicキーキャップ、V2 ABS Plasticステムを採用した60%磁気式キーボードでした。
一方で、Maris60 HEでは、フルセラミック版に加えてダイキャストアルミ版が用意されます。
さらに、セラミックキーキャップの仕上げもIce Crystalだけでなく、Crackle、Matte glazeまで広がっています。
加えて、Cerakey公式Xでは、Maris60 HEについてV4ステムへアップグレードされたことも案内されていることも踏まえると、Maris60 HEは、Peak60 HEの後継とも見えますね。
まとめ|Cerakeの「セラミック素材×磁気式」への参入が本格化
以上、Maris60 HEの販売開始についてお伝えしてきました。
Cerakeyといえば、やはりセラミックキーキャップのブランドという印象が強いですが、近年ではNADA65、ZEN75やPeak60 HEなどハード面についての進出が目立ってきています。
やはり、セラミックキーキャップは独自の個性を持っている分、既存のキーボードと合わせると打鍵感も含めたトータルでの調整が必要です。
それらのチューニングが済んだ状態で使える「販売元が製造するトータルコーディネートキーボード」という部分では、非常に価値のある製品であると評価します。
Cerakeyのセラミックキーキャップ単体価格を考えると、Pro Ceramic Editionの価格設定はかなりお得感が強い印象です。
まずは商品ページを確認してみてはいかがでしょうか。
- 初版執筆日:2026年7月8日
- 最終更新日:2026年7月8日
- 取材方法:メーカー公式ページ・公式SNS投稿参照
- 参照・引用元:
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

