Keychron K3 HE & K3 Ultra、Makuakeで日本先行販売開始。薄型×天然木デザインの75%キーボード

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この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

2026年6月10日、Keychron.jpは公式Xにて、最新薄型キーボード「Keychron K3 HE & K3 Ultra」のMakuakeプロジェクトが開始されたことをアナウンスしました。

今回のクラウドファンディングの実行主体は、Keychron.jpとして実施している様子。

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Keychron K3 HE/Ultraは、日本語配列および英語配列を選択できる75%キーボード。

天然木サイドパネルとアルミフレームを組み合わせた、近年のKeychronらしいクールな薄型キーボードです。

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外観は同様となりますが、ラインナップは中身の違いでHEモデルとUltraモデルの2種があります。

K3 HEは、磁気センサースイッチによる高精度な入力制御やラピッドトリガーに対応するモデル。

K3 Ultraは、8000Hzポーリングレートと最大約550時間のロングバッテリーを特徴とするモデルです。

ロープロ、日本語配列、アルミ×ウッドの異素材感、磁気式など、最近のトレンドが凝縮されているよううな本機。

やはり注目度は非常に高く、クラウドファンディング実施初日で300人近い支援を集める人気プロダクトとなっています。

特に注目したいのが、これまでのKeychronの日本語配列モデルにはなかった独自レイアウト。

本記事ではこの点についても注目していきます。

タップできる目次

価格はK3 Ultraが15,400円、K3 HEが16,800円から

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Makuakeでは、本体単体に加えて、コイルケーブルセット、トラベルポーチを含むフルセットなどのリターンが用意されています。

主なリターンは以下の通りです。

リターン価格(税込)割引率内容
Keychronコイルケーブル(8KHz対応)2,400円20%OFFコイルケーブル単体
Keychronトラベルポーチ3,000円20%OFFトラベルポーチ単体
Keychron K3 Ultra ×1台15,400円7%OFFK3 Ultra本体
Keychron K3 HE ×1台16,800円7%OFFK3 HE本体
【早割】K3 Ultra+コイルケーブルセット17,000円13%OFFK3 Ultra本体+コイルケーブル
K3 Ultra+コイルケーブルセット17,400円11%OFFK3 Ultra本体+コイルケーブル
【早割】K3 HE+コイルケーブルセット18,300円13%OFFK3 HE本体+コイルケーブル
K3 HE+コイルケーブルセット18,700円11%OFFK3 HE本体+コイルケーブル
【早割】K3 Ultra フルセット19,300円17%OFFK3 Ultra本体+コイルケーブル+トラベルポーチ
K3 Ultra フルセット20,500円12%OFFK3 Ultra本体+コイルケーブル+トラベルポーチ
【早割】K3 HE フルセット20,600円17%OFFK3 HE本体+コイルケーブル+トラベルポーチ
K3 HE フルセット21,800円12%OFFK3 HE本体+コイルケーブル+トラベルポーチ

本体単体で見ると、K3 Ultraは15,400円、K3 HEは16,800円から支援可能です。

K3 Ultraは、赤軸、茶軸、バナナ軸からスイッチを選択できます。K3 HEは磁気センサースイッチを採用するため、メカニカルスイッチを選ぶK3 Ultraとは性格が異なります。

カラーはブラック / ホワイトの2色、配列は日本語配列 / 英語配列を選択できます。

今回のクラウドファンディングでは、8K対応のコイルケーブルやトラベルポーチも選択可能です。

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価格はすべて(税込)です。

K3 HEとK3 Ultra、用途で選ぶ2モデル

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今回のMakuakeプロジェクトでは、K3 HEとK3 Ultraの2モデルが用意されています。

K3 HEは、磁気センサースイッチを採用したモデル。

アクチュエーションポイントの調整、ラピッドトリガー、アナログ入力などに対応し、ゲームでの精密な操作や、自分好みの入力感を追求したいユーザーに向いたモデルとなっているのが特徴と言えるでしょう

一方のK3 Ultraは、メカニカルスイッチを採用したモデル。

2.4GHzワイヤレス接続および有線接続で8000Hzポーリングレートに対応し、最大約550時間のワイヤレス駆動をうたっています。

仕事や普段使いを中心に、薄型で持ち運びやすいキーボードを求めるユーザーに向いたモデルと言えそうです。

どちらもBluetooth、2.4GHzワイヤレス、有線接続に対応し、Mac / Windowsの切り替えにも対応します。

薄型キーボードとしての使いやすさを保ちながら、用途に応じてHEモデルとUltraモデルを選べる構成です。

違いを比較しましょう。

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K3 HEK3 Ultra
スイッチKeychron Ultra-Fast Lime
磁気式スイッチ(ロープロ)
Keychron Milk POM
メカニカルスイッチ(ロープロ)
駆動時間(バックライトオフ)最大55時間最大550時間
ファームウェアベースQMKZMK
ポーリングレート1000Hz8000Hz

このように、磁気式のHEは、磁気スイッチを採用していることに加えてQMKベースでの駆動のため、最大無線駆動時間は55時間とやや短く、ポーリングレート上限も1000Hzとやや控え目です。

キースイッチはKeychronのロープロファイル磁気スイッチを採用し、アクチュエーションポイント調整、ラピッドトリガーなどと言った磁気スイッチ特有のゲーミングカスタムを楽しむことができます。

一方で、最大ポーリングレートが1000Hzとなっていることを考えると、eスポーツ用途というよりも、タイピングとゲーミングを一つのキーボードで完結したいというライトなユーザーニーズを満たすものと見ています。

一方、K3 Ultraに関しては、自己潤滑製に優れたPOMスイッチを採用、ZMKファームウェアの省電力製により最大550時間の無線接続駆動を実現している点が特徴です。

また、メカニカルキースイッチながらも8000Hzの超低遅延にも対応しています。

こちらは、メカニカルキースイッチの打鍵感を味わいながら、自分の思考を即座に反映させたいタイピスト向きの製品となっているように見えます。

Greenkeysが注目したいのは日本語配列のZ行とアローキー配置

今回、Greenkeysとして特に注目したいのは、日本語配列モデルの右下レイアウトです。

まずはこちらをご覧ください。

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右下の「↑」矢印キーの位置が若干右にずれているのがわかると思います。

これは、キーボードの外径が「英語配列」となっているモデルを日本語配列に変換する際に起こる「ずれ」に対するKeychronとしての最新の回答というふうにみることができます。

日本語配列のZ行は、英語配列のキーと比較すると一つキーが多いのです。

つまり、「?/」キーの隣に「_\」キー、通称「KC_RO」が存在します。

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KC_ROというのは、かな入力時にこのキーに「ろ」が割り当てられていることに起因すると見られます。

英語配列ベースの65%・75%コンパクトキーボードを日本語配列化する場合、外形寸法を維持したままこの「_\」キーを追加する必要があります。

その結果、右Shiftとアローキー周辺の配置にしわ寄せが出やすくなるのです。

通常、英語配列ベースの65%や75%キーボードを日本語配列化する場合、Z行のずれをそのままにすると、右下のアローキーをきれいな逆T字にしにくくなります。

一方で、Z行全体を左へずらすと、右下に自然な逆T字アローキーを確保しやすくなります。

ただし、その場合は、英語配列や従来の日本語配列に慣れたユーザーのマッスルメモリーに影響が出やすくなります。

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つまり、Z行が0.25u分左へずれてしまうため、敏感な人は微妙な違和感のために打ちにくいと感じるケースもあるでしょう。

Keychronの日本語配列モデルでは、これまでこのマッスルメモリーへの影響を考慮し、Z行を大きく左へずらさない方向を取ってきた経緯があると編集部では捉えています。

今回のK3 HE & K3 Ultraでは、公開画像を見る限り、上アローキーの位置にずれを許容するようなレイアウトに見えます。

つまり、Z行のタイピング感を大きく変えず、日本語配列として必要なキーを収めるために、アローキー側で調整しているように見えます。

これは一見すると細かな違いですが、日本語配列キーボードではかなり重要なポイントと言えるでしょう。

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これは、同日に販売を開始したJ9にも同様の仕様が見られます。
アローキーの横にキーを置かないのは、ミスタッチ防止の観点でも非常に有効ですね。

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画像参照:SUPER KOPEK

日本語配列では「どこにしわ寄せを出すか」が難しい

日本語配列キーボードの設計では、スペースバー周辺だけでなく、右下のアローキー周辺も難所です。

日本語配列では、英語配列にはないキーが増えるため、同じ筐体幅の中で自然なキー配置を実現するには、どこかに調整が必要になります。

代表的には、以下のような設計判断があります。

設計方針メリットデメリット
Z行を左にずらす逆T字アローキーを作りやすい既存配列との感覚差が出やすい
Z行を従来に近く保つタイピング時の違和感が少ないアローキー配置にしわ寄せが出やすい
右Shiftを短くするキー数を収めやすい右Shiftを使うユーザーには影響が大きい
上アローキーをずらすZ行の感覚を維持しやすいアローキー操作に慣れが必要な場合がある

どの方法が絶対に正しいというものではありません。

日本語配列として必要なキーを収めながら、タイピング時の違和感を減らし、さらにアローキーの使いやすさも確保する。

これは、コンパクトキーボードの日本語配列化では常に難しいテーマです。

その意味で、K3 HE & K3 Ultraの日本語配列モデルは、ロープロファイル磁気式キーボードとしてだけでなく、Keychronが日本語配列をどのように設計しているかを見るうえでも興味深い製品です。

主な仕様・特徴

項目K3 HEK3 Ultra
製品カテゴリロープロファイル磁気式キーボードロープロファイルメカニカルキーボード
レイアウト75%75%
配列日本語配列 / 英語配列日本語配列 / 英語配列
カラーブラック / ホワイトブラック / ホワイト
スイッチLime Magnetic SwitchKeychron Milk POMスイッチ
入力機能アクチュエーション調整、Rapid Trigger、Analog Modeなど8000Hzポーリングレート
接続Bluetooth / 2.4GHz / 有線Bluetooth / 2.4GHz / 有線
カスタマイズKeychron LauncherKeychron Launcher
特徴磁気センサーによる高精度入力最大約550時間のロングバッテリー
デザイン天然木サイドパネル、アルミフレーム天然木サイドパネル、アルミフレーム

K3 HE & K3 Ultraは、Keychron Launcherに対応しています。

Keychron Launcherは、ブラウザ上で動作するWebベースの設定ツールです。専用ソフトウェアをインストールせずに、キー設定やマクロ、RGBライティングなどを調整できます。

K3 HEでは、アクチュエーションポイント調整やHE関連機能の設定もKeychron Launcher上で行えるとされています。

職場PCなど、専用アプリを入れにくい環境でも設定しやすい点は、Keychronらしい実用性と言えそうです。

まとめ

以上、Keychron K3 HE & K3 Ultraのクラウドファンディング開始についてお伝えしてきました。

薄型ロープロファイル設計に、天然木サイドパネル、アルミフレーム、高性能入力機能を組み合わせた新作キーボードでかつ日本語配列という、まさに最近のトレンドをすべて盛り込んだような内容となっています。

このスペックで、K3 Ultraが15,400円、K3 HEが16,800円から購入できるとなれば、かなりお得感が強いキーボードと言えるでしょう。

Keychronの中で「Kシリーズ」はいわゆるエントリーモデルに当たりますが、カスタマイズできるキーボードの入門用としては十分と言えそうです。

キーボード沼への入門用としては最適な選択肢の一つかもしれません。

興味のある方は、クラウドファンディングページも合わせてご覧ください。

  • 初版執筆日:2026年6月11日
  • 最終更新日:2026年6月11日
  • 取材方法:クラウドファンディングサイト・公式SNS投稿参照
  • 参照・引用元https://www.makuake.com/project/keychronk3-he-ultra
  • 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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