2026年9月8日、Logitechは開発者向けのプログラマブルキーパッド「MX Keypad」を発表しました。

カスタマイズ可能なLCDキーを搭載し、GitHub CopilotやClaude Code、OpenAI CodexといったAIツールの操作、プロンプトマクロの実行、アプリの起動などを物理キーへ割り当てられる製品です。
米国ではすでに販売を開始しており、価格は99.99ドル。
記事執筆時点では、日本法人のロジクールから国内発売についての案内は確認できません。
Recommend
MX Keypadの販売情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Logitech MX Keypad |
| 発表日 | 2026年9月8日 |
| 海外発売日 | 2026年9月8日 |
| 海外価格 | 99.99ドル |
| カラー | Graphite/Pale Grey |
| 販売地域 | 一部市場 |
| 日本発売 | 未発表 |
| 設定ソフト | Logi Options+ |
公式プレスリリースでは、2026年9月8日から一部市場で販売すると案内されています。
米国向けの商品ページではGraphiteモデルが99.99ドルで販売されています。
ただし、販売地域ごとの詳しい展開や、日本での発売日、国内価格については明らかになっていません。
AIツールやIDEを物理キーから操作

MX Keypadは、カスタマイズ可能なLCDキーからAIエージェントや開発ツールを操作できるキーパッドです。
公式情報では、次のようなツールへの対応が案内されています。
- GitHub Copilot
- Claude Code
- OpenAI Codex
- Visual Studio Code
- IntelliJ IDEA
プロンプトマクロの実行やコードのリファクタリング、コマンドの起動、デバッガーの管理、ターミナルの切り替えなどを物理キーへ割り当てられます。
アクティブなアプリに応じてキー表示が切り替わる
やはり一番のメリットはこの部分でしょう。
MX Keypadは、使用中のアプリケーションを検出し、キーの表示や割り当てを自動的に切り替える「App-aware context switching」に対応します。
たとえば、Visual Studio CodeからSlackやFigmaへ移動すると、そのアプリに合わせた操作へ切り替わる仕組みです。
開発用途以外では、次のようなアプリケーションにも対応すると案内されています。
- Figma
- Zoom
- Slack
- Spotify
- Adobe Creative Cloud
単純なショートカットの登録だけでなく、アプリを横断して操作内容を切り替えられる点が特徴です。
Logi Options+からカスタマイズ可能
キーの割り当てやプラグインの設定には、Logi Options+を使用します。
対応するプラグインには、すぐに利用できるプロファイルが用意されており、購入直後から基本的な操作を始められるとしています。
そのうえで、ユーザーの作業内容に合わせて各キーをカスタマイズできます。
Logitechは、独自の連携機能を開発できる「Logi Actions SDK」も提供しています。
公式プレスリリースによると、Logi Marketplaceではコミュニティによって開発されたClaude CodeおよびOpenAI Codex向けプラグインも公開されています。
これらのプラグインでは、AIエージェントの状態確認やCLIの操作を物理キーから行えるとしています。
GitHubと共同開発

MX Keypadは、GitHubとの協力によって開発されました。
発売時点でGitHub、Visual Studio Code、GitHub Copilotとのネイティブ連携に対応し、今後も対応ツールを拡大する予定です。
また、MX KeypadにはGitHub Copilot Pro+を3カ月間利用できる特典が付属します。
特典はLogi Options+から引き換える形式で、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーも対象と案内されています。
ただし、現時点で日本でこれが適用されるかどうかについては明らかにされていません。
開発者向けに絞り込んだプログラマブルデバイス
LCDキーを搭載したプログラマブルデバイス自体は珍しいものではなく、先行商品としてはElgatoの「Stream Deck」が挙げられます。
さらに、Logitech自身も2024年に「MX Creative Console」を発売しています。
| 製品 | 主な位置付け | 特徴 |
|---|---|---|
| MX Keypad | 開発者・AIコーディング向け | GitHub Copilot、Claude Code、OpenAI Codex、IDEとの連携 |
| MX Creative Console | クリエイター向け | LCDキーパッドとダイヤルパッドの2台構成 |
| Stream Deck | 汎用ショートカットコントローラー | 配信、制作、開発、業務効率化など幅広い用途 |
今回のMX Keypadは、用途を開発環境やAIコーディングへ明確に絞り込んでいる点で既存商品とは異なります。
特に興味深いのは、ひとつのアプリだけを操作する専用デバイスではなく、複数のIDE、AIエージェント、コミュニケーションツールを横断して扱える点です。
生成AIを利用した開発では、IDE、ターミナル、ブラウザ、チャットツールなどを頻繁に行き来します。
MX Keypadは、こうした操作を物理キーへ集約するためのコントロールセンターという位置付けになっています。
一方で、実際の使い勝手はLogi Options+やプラグインの対応状況に左右されます。
日本語環境で利用する場合は、各プラグインの提供状況やサービス側の利用条件も確認したほうがよいでしょう。
日本での発売は未発表
記事執筆時点では、ロジクール日本法人からMX Keypadの発売は発表されていません。
日本向けの製品ページも確認できず、国内発売日、販売価格、取り扱い店舗などは明らかになっていない状況です。
公式プレスリリースでも販売地域は「一部市場」とされており、日本が対象に含まれるかどうかは記載されていません。
海外で発表された製品であるため、日本国内での販売についてはロジクールからの正式発表を待つ必要があります。
まとめ
以上、開発者向けプログラマブルキーパッド「MX Keypad」のリリースについてお知らせしてきました。
Codex Microやこういったデバイスなど、生成AIを物理ボタンで操作するデバイスが増えてくる中で、キーボードを含む「物理入力デバイスの役割」が変わってきている印象を持っています。
入力する役割から指示を出す役割へ。
AIを使った開発環境が一般化するなかで、キーボードショートカットとは異なる物理的な操作方法を提案する製品といえそうです。
現時点では、日本での発売や販売価格は発表されていません。国内展開については、ロジクールからの続報を待ちましょう。
- 初回公開日:
- 最終更新日:
- 取材方法:メーカー公式リリース
- 参照・引用元:
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし
Google検索の「優先ソース」にGreenkeysを追加します
Add Greenkeys as a Preferred Source on Google
