これは面白いアプローチ。
2026年7月19日、Keychronは公式Xにて、磁気式スイッチを採用した独立型テンキー「Keychron Q0 HE」を紹介しました。
一般的な数字入力用テンキーとは異なり、磁気式スイッチを採用しているテンキーです。
磁気式の特徴であるRapid Triggerやアクチュエーションポイント調整、アナログ入力などの磁気式機能に対応。
キーを自分好みの設定に変更したり、マクロ設定も利用できるため、仕事用のテンキーだけでなく、ゲーム用の左手デバイスとしても使える製品です。
価格は139.99ドル。
記事作成時点ではバックオーダーとなっており、具体的な入荷時期は明らかになっていません。
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磁気式スイッチを搭載した独立型テンキー

Keychron Q0 HEは、Gateron Double-Rail Magnetic Nebula Switchを搭載したカスタムテンキーです。

各キーにはTMRセンサーが配置されており、0.1mm単位の感度でキーの移動量を検出。
アクチュエーションポイントは0.2~3.8mmの範囲で調整できます。
磁気式キーボードでおなじみのDynamic Rapid Triggerにも対応しており、あらかじめ設定された固定位置ではなく、キーを押し込んだ量と戻した量に応じて入力のオンオフを切り替えられます。
Q0 HEは、 Gateron Double-Rail Magnetic Switch専用となっており、Gateron Magnetic JadeやGateron KS-20 Magnetic Switchなど、他の磁気スイッチには対応していない、と明記されている点は注意が必要でしょう。
キースイッチのカスタマイズは難しいようですね。
数字入力だけではない多彩な機能
Keychronは公式Xで、Q0 HEについて「数字を入力するだけではなく、仕事やゲームに合わせて設定できる」と紹介しています。
主な磁気式機能は次のとおりです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| Dynamic Rapid Trigger | キーの移動量に応じて入力とリセットを切り替え |
| アクチュエーションポイント調整 | 0.2~3.8mmの範囲で設定 |
| Dynamic Keystroke | 押し込み量と戻し位置に応じて、1キーに最大4つの操作を設定 |
| Analog Mode | キーの押し込み量を連続的な入力として利用 |
| LKP | 最後に押したキーを優先 |
| Snap Click | 同時入力時に、より深く押されたキーを優先 |
| キーマップ設定・マクロ設定 | Keychron Launcherから設定可能 |
左端には5つのマクロキーが配置され、上部にはロータリーノブも搭載されています。

テンキーとして数字を入力するだけでなく、ショートカットやマクロをまとめた作業用デバイスとしても利用できそうです。
有線・2.4GHz・Bluetooth接続に対応
接続方式は、USB Type-Cによる有線接続、2.4GHzワイヤレス、Bluetooth 5.1の3種類。
有線接続と2.4GHz接続時のポーリングレートは1,000Hz。
Bluetoothでは最大3台のデバイスを切り替えて使用できます。
バッテリー容量は1,800mAhで、バックライトを消灯した状態では最大56時間の連続使用が可能となっています。
ゲーミング用途としては8kポーリングレートが主流となっているため、その点については注意が必要です。
フルアルミニウム筐体とダブルガスケット構造を採用

筐体にはCNC加工された6063アルミニウムを採用。
重量はなんと約628gもあり、独立型テンキーとしてはかなりどっしりしています。
やはりアルミは所有欲を満たしますね。
内部にはダブルガスケット構造や吸音フォーム、ラテックス製ボトムパッドを採用。
キーキャップはOSAプロファイルのダブルショットPBT製です。
単なる追加テンキーではなく、Keychron Qシリーズらしいカスタムキーボード寄りの構造に仕上げられています。
ここまでしっかりしたテンキー、なかなか珍しい印象です。
まとめ|テンキーよりも左手デバイスに近い
以上、Keychronがリリースしている磁気式テンキーの紹介でした。
これはおそらく、テンキーというよりも「磁気式左手デバイス」として捉えたほうが良いアイテムかもしれません。
一般的な表計算や数字入力だけを考えると、磁気式特有のRapid Triggerなどの必要性は高くありません。
一方で、テンキーをキーボードの左側へ置き、ゲームやクリエイティブ作業で使用する左手デバイスとして考えると、Q0 HEの特徴が生きるように思います。
この商品は、「テンキーの形をした磁気式マクロパッド」と捉えると、この製品の立ち位置が分かりやすいでしょう。
そうなってくると、やはり欲しくなるのが「専用キーキャップ」ですね。
Greenkeysのおすすめは、KeyreativeのKAM Playgroundの2つのセットです。



好みのショートカットキーと連動したテンキーが作成できるかもしれません。
カスタムキーボードの楽しみは、こう言った工夫ができる点ですね。
- 初版執筆日:2026年7月24日
- 最終更新日:2026年7月24日
- 取材方法:メーカー公式サイト・公式SNS投稿参照
- 参照・引用元:
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:あり

