キーケット2027が出展者募集を開始|二次電池が必須となるデバイスは展示・販売禁止に

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ニュース
この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

2026年9月11日、キーボードマーケット運営事務局は「キーケット2027」の公式サイトを公開し、サークル出展者の募集を開始しました。

キーケット2027は、2027年3月27日に東京都立産業貿易センター 浜松町館 4階で開催を予定している自作キーボードを中心とした入力デバイスの展示・即売会です。

今回の募集要項では、電源を必要とするデバイスに関するレギュレーションが変更されています。

なかでも注目したいのが、二次電池の利用が必須となる物品の展示および販売が禁止されたことです。

Table of Contents

キーケット2027の開催概要

項目内容
イベント名キーボードマーケット トーキョー 2027
略称キーケット2027
開催日2027年3月27日(土)
会場東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー
東京都立産業貿易センター 浜松町館 4階 全面
出展募集受付開始済み
イベント形式入力デバイスの展示・即売会

今回公開されたページは、おもにサークル出展を検討している人へ向けた内容です。

出展区分や料金、申し込み条件などの詳細は、キーケット2027の公式サイトで確認できます。

キーケット2027のサークル出展案内

二次電池が必須となるデバイスは展示・販売禁止

キーケット2027では、電源を必要とする出展物について新しい制限が設けられています。

公式案内では、「二次電池の利用が必須となる物品」の展示および販売を禁止するとしています。

ここでいう二次電池とは、充電して繰り返し使用できるリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池などを指します。

近年の自作キーボードでは、無線接続を前提としている関係上、こうした充電池を組み込んだ無線分割キーボードも増えています。

該当する製品を出展予定だったサークルにとっては、展示内容や販売方法の見直しが必要になる可能性があります。

充電式の無線キーボードがすべて対象とは限らない

注意したいのは、公式の表現が「二次電池を搭載できるデバイス」ではなく、「二次電池の利用が必須となる物品」となっている点です。

そのため、USBによる有線給電でも動作するキーボードや、二次電池を取り外した状態で展示できる製品まで一律に禁止されるとは限りません。

一方、内蔵した二次電池がなければ動作しないデバイスや、二次電池を組み込んだ状態での展示・販売を検討している場合は、規定に抵触する可能性があります。

具体的な製品が対象になるか判断できない場合は、出展申込前にキーケット運営事務局へ確認したほうがよいでしょう。

下記に要項の事例を引用します。

展示・販売OKの例

  • 一次電池で動作する設計のキーボードであり二次電池での動作は保証・推奨していないが、購入者が一次電池と同一形状の二次電池を接続することを防ぐことができないもの
  • 一次電池や接続先機器からの給電で動作する設計のキーボードであり、二次電池での動作は保証・推奨していないが、購入者が分解・改造等の行為により二次電池を接続する可能性を完全には排除できないもの

展示・販売NGの例

  • 二次電池を内蔵または同梱する物品
  • 二次電池でのみ動作し、一次電池または接続先機器からの給電での動作を想定しない設計のキーボードであって、二次電池を内蔵または同梱しておらず、購入者が別途二次電池を購入するもの

無線分割キーボードの展示に影響する可能性

キーケットでは、個人設計者が制作した無線分割キーボードや、トラックボールを搭載した入力デバイスも数多く展示されてきました。

こうした製品には、小型のリチウムポリマー電池を内蔵するものもあります。

そのため、今回の変更は一部の自作キーボードサークルにとって少なからず影響がありそうです。

現実的には、おそらくはリチウムポリマー電池から一次電池駆動への設計変更が必要となる自作キーボードが多くあるように感じています。

最近では、自作キーボードの設計でよく見かける「XIAO nRF52840」とパッド位置が同様で乾電池駆動が可能な「XELBO試作品(のぎけす屋)」が開発されるなど、キーケットのレギュレーションに沿った自作キーボードパーツが出てきている点も注目しています。

Kawamura top RKawamura

XIAO nRF52840相当の設置スペースで、乾電池1本による低消費電力駆動を実現しやすくすくなるのは素晴らしいですね。
基板も小さくできそうです。

まとめ

以上、キーケット2027のサークル出展者の募集開始についてお知らせしてきました。

今回の二次電池利用の制限に関しては、2026年6月に開催された「天下一キーボードわいわい会 Vol.11」のエンディングでも触れられており、「サークル出展物の制限について」のページが同日公開となっています。

今回のサークル募集要項の発表により、その条件がより明確になったか形です。

近年は充電式の無線分割キーボードが増えており、キーケットでも注目を集めてきました。

安全管理を目的とした変更とみられる一方、該当するデバイスを扱うサークルは、給電方法や展示形態を見直す必要がありそうです。

本記事では、サークル出展要項から読み取れる範囲のみを記載しています。具体的にどのようなものが許可されておりどのようなものが禁止されるかについては、キーケット運営事務局までお問い合わせください。

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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